コリー達に囲まれて
ラフコリー専門のブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々を記録します。

訂正箇所あり

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


25日と26日のブログに少々加筆しておきました。


私を非難して自分達の愛犬家ぶりを披露している人達に、
犬を極度に擬人化したり、情緒に流されたりすることで
逆に、犬を不幸にしてしまうことが多いのだと、悟って
頂きたいと思います。


話題になった崖っぷち犬は、鎖につながれた外飼いで
今までに脱走したことがあるそうです。自由気ままに
育った犬ですから、自由の方が餌よりも幸せなのです。
でも、日本で放し飼いは許されませんから、なんとか
室内飼育や広いスペースでの犬舎飼育に直してやる
べきなのですが、愛護センターによって、譲渡条件が
異なる為、そういうことは条件には無かったのでしょう。


悲しいかな、美味しいフードと朝晩の散歩だけあれば、
犬は幸せだと信じ込んでいる飼主さんは、老齢の方には、
非常に多いのです。崖っぷち犬の飼主さんも御高齢で、
同じようなタイプだと思います。


そういう飼主さんに対しても、ひとたび飼われた犬は
尾を振ります。でも、客観的に見れば、外飼いで朝晩の
散歩時しか接触のない飼い方では、犬は本当に幸せだと
言えないでしょう。
逢瀬の時に犬が全身で喜びを表したとしても、飼う人が
十分なケアをしてやることができない人ならば、犬は
不幸になります。瞬間的な情緒だけで、犬の幸不幸を
判断すべきではないでしょう。


==========================
ジャスミンのヒートが始まりました。リズ胎の子犬たちは
平皿から離乳食を食べれるようになりました。
マイヤの子犬達は、離乳期が近づいている為、哺乳瓶から
飲むのが下手になってきています。この子達は、生まれた
直後より非常に唾液が多くて粘りがあるので、おそらく
特別に消化能力が高く、それゆえ発育が抜群なのだろうと
思います。また、運動能力が高く、目が開く前から達者に
歩いています。


福の子犬たちは、哺乳瓶から飲むのが上手になりました。
動きも大きくなりミルクを催促して泣きます。ゴットン
ゴットンと横に転びながらハイハイしていて、歩く為の
準備段階へと発育しています。目が開く頃には、ちゃんと
歩けるようになっているでしょう。
そろそろ2回目の撮影会をお願いしなければなりません。


【2007/11/26 14:50】 | 飼育

できの良い息子たち

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


昨日のJKC千葉で、レックスとリズの息子のジークが
グループ3席に入り、JKC−CHに王手がかかった。
このぶんだと、同じくCHに大手がかかっている父親の
レックスよりも早くに完成するだろう。

071125JKCChibaJBJ



レックスと福ちゃんの息子のクロム君は、生後9ヶ月に
なったばかりなので、ジークには勝てなかったらしいが
とってもよい感じに育っているので、今後が楽しみだ。


071125JKCChibaJBJ&MW



親父のレックスは、毎日、千と一緒に若い者を引き連れ
どわ〜っと運動場と屋内運動場を駆け抜けている。
体当たりをされると危ないので、ウンチを拾うときには
ぶつかられないように気をつけている。


ほとんど同い年のレックスとブランディは、フェンスを
挟んで牽制しあっている。だから、レックスを出す時は
ブランディを引っ込めているし、ブランディを出す時は
レックスはケージの中である。


去勢しないで成犬まで育ったオス同士が、不妊オペを
しないメスが沢山いる環境下で、仲が悪くなるのは、
当たり前である。飼い方を変えればどうとでもなる。


だから、どこかのブリーダーのように、オス同士が
不仲だからと言って片方を里子に出すのは“已む無き
理由”に当たらない。単なる食い扶持減らしの譲渡で
あることを、はっきり認めるべきだと思う。うちだって
正直、食い扶持減らしをしたいと思うくらい、経済的に
苦しい。だけど、それをしないで頑張っている。
レスキューの呼びかけをするよりも、自分のとこから
レスキューしてもらわないように、犬の飼い方を改める
努力をすべきだろう。


レックスの息子達がショーで頑張ってくれているのだが、
ブランディの種オスとしての能力も高く、運動場に立つ
ピリカや福の姿を見ると、確実に父犬から良いところを
引き継いでいるなと思う。首が上がって立ち姿が非常に
良いのである。そして、ブランディの子供である証明の
額のボサボサ毛が出ている。


福と母のターシャは顔も毛色もよく似ているので、暗いと
私でも見間違うことがあるのだが、バリケンから出す時に、
額を見て、ボサボサ毛が出ていれば福だから大丈夫と思い、
ミリオンが出ている運動場へ出す。これがターシャだと
ミリオンと目が合ったとたんに大喧嘩になる。この2頭は
本当に相性が悪い。


今、育てている3胎13頭の子犬のうち、ブランディと
リズの子犬2〜3頭は、ショーリングに立つかもしれない。
うちに残す台牝を含めてであるが。ブランディの子供達と
レックスの子供達と比べ、どう違うか見てみたい。そして、
今後の繁殖のプランを練ってゆきたい。


犬をプロに預けてJKCのショーにエントリーするには、
けっこうな費用がかかってくる。だから、繁殖を頑張って
出陳料を稼ぎ出さねばならない。


純血種を繁殖するには、繁殖犬をショーに出して、犬質の
見極めをする必要がある。農家や酪農家の品評会と同じと
思えばよい。こういった品評会で農林水産大臣賞や内閣
総理大臣賞を取ると、素晴らしい果実や肉牛だと認められ
信用が得られる。犬の場合もそれと同じである。だから、
シリアスブリーダーにはショー出陳は欠かせない。


でも、贅沢な趣味として、いくらでもお金をつぎ込める
ホビーブリーダーではないので、ショーにばかりお金を
かけることは無理だ。飼育の設備を整え、優れた種牡や
台牝たちを揃えるのが先だ。
そして、多くの犬達を養いながら、繁殖引退犬の世話も
しながら、ドッグショーに出陳してゆかねばならない。
犬の繁殖を趣味ではなく、職業としてやってゆくのは
非常に厳しい。


だけど、そういう厳しいのを承知で、職業として選んで
いるからこそ、24時間態勢で臨めるし、多くのコリーの
飼育を経験できる。NETや本の受け売りではない知識で、
中高年のコリーの世話の仕方や最期の近づいた老コリーの
介護の仕方も飼主さんに教えてあげれるのである。


7歳過ぎた犬を手元に置かないようなショーブリーダーも
多いわけだけれども、飼主さんが、本当にブリーダーに
飼育のアドバイスを求めたくなるのは、子犬の飼育時期と
老犬の介護時期である。


人間の場合も同じだけれど、子犬の世話も老犬の世話も
何がきついって、2時間ごとに排泄その他で起こされて
世話する人間の睡眠時間が無くなることだ。疲労は溜まる
一方である。15分ごとに起こされるようになれば、もう
拷問のような感じである。だから、迷子犬アルファ問題で
繰り返し述べたように、1人暮らしの老人に大型の老犬の
世話は難し過ぎるのである。


子犬や子供の場合は、生後何日になれば、授乳の間隔が
長くなる、トイレの間隔が長くなると分かっているし、
世話する人間は、少しずつ楽になってくる。でも老犬や
老人介護の場合は、いつまで苦しい介護が続くか目処が
立たないし、トイレの間隔も給餌の間隔も短くなってきて、
世話が楽になるどころか、日を追うごとにしんどくなって
くるのである。


そして、子犬の場合は、辛い飼育の時期を通り越せば、
明るく楽しい未来が待っているけれども、老犬の場合は、
辛い介護の時期を通り越した先には、更に辛い死別という
奈落の底が待っている。


その奈落の底から引っ張り上げてあげる為のアドバイスや
ペットロスから救われる為の新しい子犬を提供できるのも
ブリーダーである。だけど、ブリーダー自身が、奈落の
底を経験せずにいたのでは、何も語れない。全ての犬の
最期を看取ることは無理でも、何頭かは自分自身の手で
介護して見送った経験が無ければ、いくらドッグショーの
賞暦が素晴らしかったとしても、その犬種の専門家だとは
言えないと思う。
【2007/11/26 02:44】 | 飼育

大騒動の末に

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


コリー飼育者たちの間で大騒動になった迷子のコリー、
アルファ君の元飼主さん出現事件だが、今週末にUP
された愛護団体catnapさんの報告文を読むと、どうやら
太郎という犬とアルファ君とは別の犬である確率が高い。


それに、仮に同一犬であったとしても飼主さんと名乗る
男性の捜索姿勢には疑問があるので、愛護団体としては
引き渡せないのも無理はない。


掲示板ではなく、「保護日記・一つだけの花」において
11月22日、23日、24日として、今までの経緯が
非常に詳細に載っている。この報告文を書くだけでも
恐ろしく時間を要していると思う。担当者は、御自分の
本業もある方だそうだから、御苦労なことだと思う。
しっかりとした保護活動を行うというのは、本当に大変な
ことだ。頭が下がる。

http://ameblo.jp/catnap-memo/


それにしても、これほど数が少ない犬なのに、同時期に
千葉と東京の2箇所のセンターで保護されていたのには
驚いた。放浪癖があると言われることもある犬種だが、
飼主さんが家の周りを高さ150cm以上のフェンスで
しっかり囲い(8面サークル等を利用して囲ったのでは
すぐに壊して逸走する)、扉を二重にして、鍵をかける
ようにしていれば逃げられることはない。


マイクロチップは、捜索のためというよりも本犬確認の
為に、今回のような誰の犬かが問題になった時、自分の
犬だと証明する為に必要なのである。それと、狂犬病予防
ワクチンの際の畜犬登録をしていれば、訴訟になっても
自分の犬だと主張し勝訴できる。


でも、マイクロチップを埋め込んでおくような用意周到で
危機管理能力に優れた飼主さんならば、当然、家の周りは
しっかりとしたフェンスで囲っておくだろうし、留守中に
庭に出しておくこともないだろうから、マイクロチップは
出番が無いのかもしれないが。


今回の迷子の一件で、結局、一番被害を被ったのは私かも
しれない。アルファ君が太郎君と証明できていない状態
なのに、飼主さんに返せ返せと言っただけでは済まず、
「もし本当の飼主であっても大型犬の飼育不適格者だから
飼主だと名乗る人に戻すべきではない」と書いた私への
非難で盛り上がり、私にブリーダーとしての資質を問うと
明言している某ブリーダーサイトの住人達は、この結果を
どう捉えるのだろうか?


私は、60歳を越した状態で大型犬の子犬を飼い始める
べきではないと思っている。訓練士、プロハンドラー、
ブリーダーとして、それなりの施設を持って、数十頭の
飼育経験のある人間は、もう少し上の年齢まで大丈夫だ
けれども、私自身は、60歳を越してから手間の要る
コリーの子犬を飼い始めようとは思わない。自分自身の
手で、何頭も老いたコリーを介護し見送ってきたから、
自分が老いてから、その重労働をこなせるとは思えない。


犬を飼っていると、死にたくなった時に簡単に死ねない。
私は、子供も居ないので、不治の病に侵されたりすれば
絶対に他人を道連れにはしない方法で、自らの命を絶つ
ことも考えに入れている。そういう性質なのである。


自分がどこまで頑張れるかを見る為に、とことん痛みに
耐えて生きるか、周囲に迷惑をかけるからと、自分で
終わりにするかのどちらかだろう。いずれの場合も犬が
居ると、行動に移せない。


コリーは長生きでも15歳くらいだから、自分の親を
見ていて、75歳過ぎだと大型犬の世話は若い犬でも
きついと思うので、コリーの子犬の飼育のリミットは、
75−15=60歳なのである。


私なら、大型の飼育経験も豊富だし、それなりの設備も
あるので、もう少し上の年齢まで大丈夫と思うけれども、
自分の身体が重病でしんどい時には、コリーを愛でる
心の余裕は無いだろうと思う。


私の場合は、多くの愛犬家のように、自分が居ないと、
この子は生きてゆけないのだと言いながらも、実は、
自分の方が、犬に精神的に依存しているのとは違う。
コリーに見守られたいとは思わない。私がコリーたちを
見守ってやる気力が萎えた時は、全てを終わりにする
時なのである。
【2007/11/25 06:47】 | 飼育

子犬は元気です

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


23日のブログのUPが無かったので、妹が父母宅に
「子犬が死んだの?」とTELしてきたらしいのですが、
子犬が死んでUPできないのじゃなくて、育っちゃって
忙しくってパソコンに向かう時間が無かったのです。


リズ胎の6頭は、昨日の夜から離乳食を始めましたが、
気に入ったらしく、ミルクよりも大騒ぎでした。
マイヤ胎の2頭は、リズ胎の2頭よりは大きいのですが、
生後15日ですから、いくら発育が良くても離乳食を
食べさせるわけにはゆきません。


母犬の食事管理の工夫もむなしくアルカリ乳に変わって
人工哺乳に切り替えた福胎の5頭は、カテーテル哺乳を
していますが、昨晩から哺乳瓶で飲む練習をさせた結果、
2〜3頭は、けっこう上手に飲めるようになりました。
でも、新品の乳首では力不足でダメなので、マイヤ胎の
子犬たちがしばらく使った後のを使っています。


考えてみれば、3頭の台メスが同じ時期に生んだことは
何度かありましたが、少なくとも1頭は母犬に抱かせて
おけたのです。今回のように3胎全てが、完全断乳して
いるのは、初めてじゃないかと思います。だから時間が
無いのです。


哺乳の合間に成犬たちの世話をしますし、デスクワークも
ありますし、週に3〜4回は、1時間ですが、学習塾で
子供に勉強を教えています。こちらも期末テストの直前
なので、休ませてもらうわけにはゆきません。


オモチャで遊んでやる間が無い為、小さいダンボール箱を
運動場へ放り込んでおいたら、しばらくしてから大喧嘩の
声がしてきたので、洗い物をしていたゴム手袋姿のままで
運動場へ降りてゆき、2頭を引き離しました。
ピリカとあかりの初めての面子のバトルだったせいで、
引き離すタイミングをミスってしまい、あかりの犬歯が
左手首に当たってしまいました。


ゴム手袋のおかげで出血はしませんでしたが、薄手の
ゴム手袋がV字型にパックリ切れて、手首には青あざが
できていました。
ダンボール大好きのあかりから、傍若無人のピリカが
奪い取ろうとして大喧嘩になったようです。多頭飼育の
場合、いつでもみんな仲良しというわけにはゆきません。
オスメスに関係なく、相性の良い子良くない子がいて、
揉め事になりやすいシチュエーションがあります。
温厚な気質のコリーであっても、互いに気に食わない
相手はできてきます。飼育頭数が5頭を越せば、普通の
一般家庭の飼い方から犬舎としての飼い方に変えないと
縫合が必要な喧嘩による怪我やヒートの見落としによる
できちゃった婚などが起きてきます。
だから、種オス同士は、人が見守る中でないと一緒には
出さないとか、運動させない時は、ケージに入れておく
などの犬舎式の管理術が必要です。


傍から見ると犬舎式管理は可哀想に思えるかもしれない
ですが、実は、犬の安全と繁殖の健全性を維持する為に
必要なことなのです。ケージでおとなしく過ごさせる
時間があるから、運動場に放してやるとダ〜っと全力で
走って筋力作りができ、ストレス発散にもなるのです。


断乳させた台メス達は、産後の分泌物の量が収まってきた
頃より、屋外で過ごさせる時間を増やすようにしています。
授乳をしていない為、体力の回復は早いのです。リズは
若い犬達の先頭に立って走っています。マイヤは、まだ
分泌物が多いようなので、室内で過ごさせることが多く、
福ちゃんは、やっと子犬達の排泄の際の鳴き声に反応して
吠え続けるのを止めました。


レックスやブランディが嬉しそうにジャスミンの近くへ
行くので、ジャスミンのヒートが近いです。あかりは
ホルモン注射が必要かもしれません。ジュリアは順調に
妊婦生活を送っています。ものすごい食欲です。たぶん
2歳前なので、アルカリ乳にならずに済むだろうと思うの
ですが、チェックは怠れません。


ジュリアの胎は、リズ胎同様、真剣勝負で臨みます。
前回、子犬に直にEM菌をスプレーした直後から様子が
急変し、肺の組織が破壊されて急死したのです。リズの
前胎の場合は、リズの毛にスプレーしていたのを子犬が
舐めた為、子犬たちの消化器官が破壊されたのですが、
今回の子犬たちは、EM菌を完全に除去しているので
今までで最高の育ちぶりで、片手で抱っこするのが大変な
くらいです。


ジュリアの前の胎の2頭は本当に発育が良くて、可愛い
盛りに苦しんで苦しんで死んでしまいましたから、今回
絶対に死なせないようにしなければなりません。


EM菌の残留物が無いように、殺菌は、パルボウィルスや
SARSウィルスにも対応している業務用の二酸化塩素で
念入りに行っています。


消臭効果はEM菌の方が優れているような気もしますが、
もう微生物系のものは怖くて手が出せません。NETで
調べてもEM菌による弊害は、シジミと昆虫とネズミの
飼育で少し見つかるくらいです。マイクロバブルバスに
EM菌をプラスする所があるのだと聞いたので、そういう
所では、虚弱な犬猫は、シャンプーを頼まない方が良いと
思います。得体の知れない酵母群を使わない、普通の泡で
洗ってもらう方が安全でしょう。


子犬や子猫やたぶん人間の新生児の近くでは、EM菌は
使わない方が良いと思います。そして、病中病後の犬や
老犬にも使わない方が安心です。使うと、むごい結果に
なるだろうと思います。経口的に入るのよりも吸引の方が
急激で、あっという間に悪くなります。
EM菌が、介護施設で使われているのが心配です。呼吸器
疾患の老人の場合は、どんどん悪くなってゆくだろうと
思いますが、おそらく世話する人はEM菌との因果関係に
気付かないと思います。恐ろしいことです。


071124Ftai



071124L&Mtai1



071124L&Mtai2

【2007/11/24 16:50】 | 飼育

福胎も人工哺乳

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


昨日までまともだったお乳が今朝のチェックで、かなり
早くに試験紙の色が変わったので、福も断乳させた。
ケージならどれでも開けて出れる子なので、狭いけれど
バリケンへ入れている。


リズやマイヤと同じで、子犬のところへ行かせろと必死に
吠えているが、そのうち諦めるだろう。可哀想なようだが、
アルカリの母乳を飲ませ続け、一週間くらいで子犬たちが
パタパタ死んでゆくよりはマシだ。


子犬の方も母犬を恋しがるわけではない。一般の愛犬家は
そう思いたいだろうが、子犬は美味しいミルクをくれれば
人間でも母犬以外のメス犬でも良いのである。実母以外を
受け付けないようだと、すぐに死んでしまう。生まれた
ばかりの子犬だって生きる為に必死だから、生きるすべを
知っている。


福胎のブルーマールの男の子の行き先は決まっているし、
女の子3頭の行き先も決まりそうである。オーナーさん
募集中は、トライの男の子のみである


071122Ftai



福が3日間子犬たちを抱いていてくれたおかげで、少し
多めに睡眠が取れた。もう目覚まし3つくらいでは目が
覚めないほど疲労が溜まっていたので助かった。
今日からは、離乳期が近づいたせいで哺乳瓶から吸うのが
とろくさくなってきたリズ胎はシリンジ哺乳、リズ胎の
倍の速度で吸えるマイヤ胎は、哺乳瓶で哺乳、小さくて
吸うのが下手な福胎は、もう少しカテーテル哺乳を続ける
つもりである。


だから、人工哺乳といっても、発育段階に応じた哺乳の
仕方をしているので、洗い物も増えるわけだから、手間隙
かかるのである。ぼんやり子犬たちを眺めていられれば、
とても和むのだろうけど、忙しくて、撮影会の時以外では
眺めて楽しむ余裕はない。


その代わり、リズの子犬たちは、心地よい温度の室内で、
楽しくじゃれている。パピー用のオモチャが移動している
ということは、咥えて遊んだりもしているのだろう。
目が開いていないうちからリズ胎よりも上手に歩いていた
マイヤ胎の2頭は、昨日、生後12日で目が開いた。
大きさは、リズ胎の2頭よりも大きい。画像では右端の
黒が多い2頭がマイヤの子犬たち、左隅に押しやられてる
小さいのが、うちに残す台メスである。


071122L&Mtai



中央部の発育の良いトライ3頭のうちの1頭は、ショーに
出てゆくであろう子で、後の2頭が、オーナーさん募集中
である。重たいので、片手で抱っこするのが大変である。




【2007/11/22 14:30】 | 飼育

産みました

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


昨日の19日の夜に福が出産したので、片づけをした後、
リズ胎とマイヤ胎の子犬たちを入れているサークルを
広げました。ちょっと変形のL字にして、一部ヒーターを
敷いているので、子犬たちは、好きな温度の所へ自分で
移動します。

赤ちゃん部屋拡張



産後の福ちゃん。

福胎のサークル



ブルーマール♂1、トライ♂1、セーブル♀1、セーブル
マール♀2、一番最後の子は一番大きくきれいだったの
だけど死産でした。
この胎の前胎のクロム君(ブルーマール)はJKCと
JCCの両方のショーに出ています。今回も良い子が
出るのじゃないかと思います。

福&子犬たち



福の胎は母乳&哺乳の両方でやっています。リズ胎と
マイヤ胎は人工哺乳のみですが、リズ胎の離乳期が
近づいています。


これから授乳の合間に仮予約の方々に連絡を入れてゆく
つもりですが、なかなか時間が取れません。
リズ胎のトライの男の子たちと福胎のトライの男の子の
オーナーさん募集中です。
思ったとおり、火曜日放送の有閑倶楽部のトライの
コリーの影響は、さっぱりです。実物は可愛いのだけど
日本人は明るい色の犬が好きですからねぇ。


ジュリアの受胎も確認しました。頭数は、あまり多くは
ないかもしれません。
【2007/11/20 15:31】 | 飼育

福ちゃん、産みます

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


今朝の4時の検温で、37.4度まで下がりましたので、
産室に移しました。今日の午後あたりから産み始めるの
ではないかと思っています。お待たせしている女の子が
たくさん生まれればいいのですが・・・
前回は、たったの1頭だったので、期待し過ぎないよう
お願いします。


明日は、ブルーマールのジュリアの1回目の触診です。


リズの子犬たちは、歩き始めていて、マイヤの子犬達は
リズ胎以上の飲みっぷりです。皆、大きくなったので、
子犬のサークルが狭そうに見えるので、福のお産の後で、
倍に広げます。
【2007/11/19 05:33】 | 飼育
次のページ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

プロフィール

エアウーマン

Author:エアウーマン
数少ないラフ・コリー専門の
ブリーダーとして、繁殖や
ショーや訓練に頑張ってます。

カレンダー(月別)

10 ≪│2007/11│≫ 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

友達申請フォーム

この人と友達になる