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ミツバ、インド・中国に相次ぎ新拠点−日系メーカー増産に対応
ミツバは、インド北部と中国・武漢に新工場を設置した。それぞれ、取引先の日系２輪・４輪車メーカーの現地生産に対応し、年末から順次、各種モーターの生産を始める。投資額は合計約１５億円を予定。同社のアジア地域の売上高は０７年度で２８６億円の見込みで、５年前の６倍にのぼりそうな勢い。国内や北米の売上高が伸び悩む中、２拠点の新設で収益上の“アジアシフト”が加速することになる。
インド新工場は北部のハリアナ州グルガオン市に立地。ミツバはすでに南部のチェンナイに工場を持つが、北部に組立工場を擁する日系２輪・４輪車メーカーが増産を進めており、取引先の近い場所に新拠点が必要となった。１２月に２輪車用交流ジェネレーターや、４輪車向けパワーウインドー用モーターの量産を始める。０９年で売上高約１０２億円を目指す。敷地面積は３万６７００平方メートル、建物面積は６２５０平方メートル。
（更新日 2007年11月26日）
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