ニュース:スポーツ RSS feed
トヨタ副社長「謝罪」 F1日本GPトラブル
このニュースのトピックス:モータースポーツ
トヨタのレース関連のファン感謝イベント「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル」が25日、静岡県小山町の富士スピードウェイでファン3万人を集めて開催された。開幕セレモニーであいさつしたトヨタ自動車の岡本一雄副社長は、同じ会場で9月末に行われたF1世界選手権今季第17戦・日本GPで運営の不手際により観客を混乱させたことを陳謝した。
日本GPでの運営の不手際に関し、富士スピードウェイや、親会社であるトヨタ自動車の幹部はこれまで、メディアを通じて謝罪を表明しているが、公の場でファンに直接謝罪したのは初めて。
岡本副社長はあいさつで、「F1を、この富士で開催したときには、いろいろファンの皆様にご迷惑をおかけしたことをおわびします」と陳謝。来年10月に開催される日本GPへ向けて、「万難を排して、すばらしい大会にしたい」とした。
日本GP開催中の9月29日、シャトルバス乗り場につながる場内道路が陥没。サーキットを離れようとした観客約2万人が冷たい雨の中を4時間以上にわたって足止めされた。翌日も周辺で大渋滞が発生し、多くの観客が決勝スタートに間に合わなかった。また一部の仮設スタンドに、コース上の車が見えない構造上の欠陥があった。