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白い帆並べ「セイルドリル」 神戸港
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「太平洋の白鳥」と呼ばれる世界最大級の大型練習帆船「日本丸」(2570トン)と、「海の貴婦人」の名で親しまれている「海王丸」(2556トン)が23日、神戸市の神戸港新港第1突堤に入港。白い帆を2隻同時に開く「セイルドリル」を披露した。
2隻同時のセイルドリルは神戸港開港140周年記念事業を華やかに締めくくるためのイベント「KOBE帆船フェスタ2007」の一環で、神戸港での実施は6年半ぶりという。
この日午前、2隻は市消防艇の歓迎放水を受けながら着岸。神戸市の矢田立郎市長から、両船の船長に入港記念品が贈られた。特別寄港した2隻は約1週間、神戸港に停泊。出航時には、実習生がマストに登って帽子を振る儀礼「登檣礼(とうしょうれい)」を披露した後、大海原へと旅立つ。