YOMIURI ONLINE
現在位置は
です

本文です

「白鳥」と「貴婦人」見参…神戸港で操帆訓練

写真の拡大
帆を広げて並ぶ「海王丸」(左)と「日本丸」(23日、神戸市中央区で、本社ヘリから)=宇那木健一撮影

 開港140年の神戸港に23日、航海訓練所所属の大型練習帆船「日本丸」(2570トン)と「海王丸」(2556トン)が同時入港。2隻で一斉に帆を広げ、<太平洋の白鳥>(日本丸)、<海の貴婦人>(海王丸)と呼ばれる優美な姿を披露した。両船同時の「セイルドリル」(操帆訓練)は、阪神大震災復興記念で入港して以来、6年半ぶり。

 神戸市の消防艇の歓迎放水を受けた両船は、市街地に近い突堤に並んで接岸。乗り組んでいる実習生らが36枚ずつある帆を30分かけて張り終えると、突堤に詰めかけた人たちから感嘆の声が漏れた。

 兵庫県明石市の主婦高山由美子さん(36)は「青空に映える白い帆が壮大で、さわやか。見とれました」と感激していた。24日に海王丸、25日には日本丸の船内が一般公開される。

2007年11月24日  読売新聞)

 関西発  ニュース一覧

現在位置は
です