2007年11月25日

ビジョンクエスト 〜青春の賭け〜 (その5)




つづき。



鰐淵サンの知り合いのバイクを直すために、我々一行は現場に向かいました。

その知り合いは亀有駅付近に住んでいるとのことで、我々は旧4号線(旧日光街道)をダラダラを南下し、途中でクロスする環状七号線に入り、そのまま亀有方面に向かいました。

ところが、現場である知り合いのおうちに到着すると、肝心の当人がいませんでした。
どうやら修理をするバイクは本人が軽トラで運んでくる予定だったのですが、その段取りがうまくいかずに遅れている模様。
近くの公衆電話で鰐淵サンがこれでもかと相手に怒号を浴びせ続け、乱暴に受話器を置き、
「あー、悪い。今日は無理だってよ。よって今日は解散。お疲れ」
「おつかれさんでーす!」
「でーす!」
やったー、ウドの大木の知り合いナイス段取りの悪さ!
「だからよ、週明けもっかい頼むわ」
「・・・・・・」
「あのさー、そんな軽トラを用意する段取りがあるなら、そのまま修理屋にぶっこめばいいだろ。なんで赤の他人の俺らにそんなくだらねーことやらせんだよこの野郎」
と、心の中で思いながら、週明けにまたここに集合することになりました。

帰り道、ワタクシと豪くんは、なぜに我々のような赤の他人にそこまでして修理を頼むのか延々と疑問に思いました。
「てか、タイヤ交換もできねー奴らがバイク乗んなっつーの」
「バックレたほうがよくねー?」
とあれこれ意見を出すも、リョーちゃんつながりで我々の面が割れている以上、軽はずみな行動は命取りだと思い、結局、週明けにワタクシと豪くんは再度鰐淵サンの知り合いの家に向かうことにしました。


で、週明け──

当日、現場に向かうと家には鰐淵サンもその知り合いもおらず、代わりにパシリのような中学生のプチヤン吉くんがいて、近くの公園にみんなが集まっているからそこまで来るようにと伝言を。
「みんなが集まっている」というワードに死の香りを感じつつもその公園に向かうと、確かにその“みんな”とやらが4、5人集まっていました。
鰐淵サンが近寄ってきて、
「おー悪いな。で、バイクなんだけど、結局、別の人間に直してもらったから。ちゃんと動くようになったからよ」
「それはよかったですね。では我々はこれで・・・・・・」
「その代わり、別のバイクが何台かイカレポンチだから、それみてくれよ」
「・・・・・・」

言われるがままに、そのイカレポンチのバイクどもを眺めると、ランプ系が全滅のバイク、カウル関係がバキ外れの涼しげな原チャリ、ミラーが両方行方不明等々・・・・・・全部まとめてバイク屋にぶちこめよー!というイカレポンチ具合。
それぞれの症状を鰐淵サンに伝えると、
「だからそれを直してくれっつってんだろ」
「・・・・・・いや、直すのは簡単だけど、部品があればの話で」
「じゃあ、部品を調達してくりゃいいだろ」
「その部品のお金とかは・・・・・・?」
「だからそれも込みで直せつっってんだろうがよ! おめ、さっきからウルセーぞ!」
「ああはいそうですねすいませんね部品は調達してきます直しますはい問題ありませんぜんぜん」

我々に頼んだ理由が解明した瞬間でした。

とりあえず、一度バイクを細かく見ていこうと持参した工具類を広げると、鰐淵サンが、
「そういや、お前らボロ雑巾女がみたいとか言ってたよな。この近くにひとりいるから行ってこいよ」
と、その女を拝見したというひとりのヤン吉を連れてきました。
そのヤン吉の締まりの無い口からは、
「タダでヤれた」「基本は中出し」「別の“異物”も混入させた」「相手はマグロ状態、というより魂が抜けてる生ける屍」「愛称は『ダッチ女』」(ダッチワイフのこと?)「自分の他にも大勢が相手をした」「暴行の跡が惨くてボロボロ末期状態。もう死んでるかもしれない」等々の寒いセリフが飛び出しました。

この場にいるのも危険ですが、そんな場所にいくのはもっと危険だと判断したワタクシと豪くんですが、行くも地獄、留まるも地獄──さればその運命は運で決めるしかないと、二人でジャンケンをしました。
結果、豪くんが勝ち、
「じゃあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どっちでもいいよ」
と力ない返答。
結局、ワタクシがこの場に残り、豪くんとヤン吉3名ほどでボロ雑巾女あらため『ダッチ女』とやらを拝見しに出かけていきました。

残ったワタクシは、イカレポンチバイクをテキトーにイジりながら部品の調達方法を模索していました。
ところが、その間にポツポツと別のヤン吉集団がバイクや原チャリや徒歩で公園敷地内に入ってきました。
気が付けばすでにまわりには14、5人は集まり、“プチ集会”になっています。

大声でバカ笑い&奇声を発する者、バイクの空ぶかしで工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」や、氷室京介の「たどりついたらいつも雨ふり」を熱演する者、そのうちプロレスごっこを開始する者等々・・・・・・公園内は異様な熱気に包まれてきました。

このままここにいるのは本気で危険だと思いながらも、豪くんを置いてひとりエスケイプするわけにもいかず、かといって部品もない状態でバイクの修理もなにもあったもんじゃない・・・・・・と途方に暮れていると、ヤン吉数名が二人の若い男女カップルを引きずるようにこちらに引っ張ってきました。

どうやら、我々とは何の関係もない通りすがりのカップルのようです。


ヤン吉どもは大声で叫ぶカップルを茂みの方に連れて行き、そのまま殴る蹴るをカマしが入りながら二人の服をはぎ取りました。
男はスッポンポンのまま近くに立ててあったドラム缶の中に無理矢理放り押し込められました。
パンティー一丁のあられもない格好となった女の方はそのまま茂みの奥に連れて行かれてしまいました。

アーメン。。。


男がドラム缶の中に押し込められると同時に、ヤン吉が角材でドラム缶をぶっ叩き始めました。負けじと別のヤン吉も鉄パイプのような長い棒きれでドラム缶をガンガンぶっ叩き出しました。
すると、中の男が叫びながらドラム缶の中をピョコピョコと飛び跳ねるので、それを見た別のヤン吉が、
「あーあれ! 黒ひげ! 黒ひげ危機一髪だよ!」
と嬉しそうにそのヤン吉もドラム缶をガンガンとけっ飛ばし始めました。

中の男が気の毒すぎながらも、その様子がちょっとおかしかったので思わず吹き出してしまいましたが、『明日は我が身』という言葉が脳裏をかすめるとすぐに笑いは止まりました。

そのうち、ドラム缶を叩くのを止めたヤン吉が今度は灯油缶を持ってきて、ドラム缶にドポドポと中の液体を注ぎ始めました。
まわりが奇声を発しはじめ、そして、「ファイヤー!」の言葉と同時に、火を点けたライターをドラム缶の中に放り込みました。

チョーーーーーーーーーーーッツ!!人間スペアリブゥゥッッッツ!!!!!






しかし、火は点らず。

どうやら、中身はただの水か何かのようでした。
ギャハハハハハハハッ!!と叫ぶヤン吉どもがドラム缶を倒し、そのまま転がし始めました。ごろんごろんと転がるドラム缶からスポンと抜け出した男は、全裸のまま光の速さで逃げ出していきました。
もちろん女は置き去りです。

なんという救世主不在の世紀末。。。。


遊び相手がいなくなったヤン吉どもは、今度は集団の中のパシリか雑魚キャラの二人を皆の輪の中に囲い、無理矢理ボクシングを始めさせました。
いわゆる軍鶏です。
二人の動きが鈍いとまわりが角材や棒きれで二人を突きながら「ガードを下げるなジョー!」と威嚇します。

もう完全に言葉を失ったワタクシは、ただただ呆然と試合を見ていると、公園の端っこでその様子を見ている近所の住人の存在に気づきました。
これはマヂイ・・・・・・と思い、ヤン吉どもに近所の住人の存在を知らせると、
「それがどーした?」
で一蹴。
「てか、んなんでビビってんじゃねーよタコ」
「コイツ、気合い入れてやろーぜ」
と、そのまま腕を捕まれ輪の中に放り込まれました。
目の前に鰐淵サンが仁王立ち状態。

死亡フラグ成立の瞬間です。

レフリー役のヤン吉が間に入って何か喋ろうとした瞬間、鰐淵サンがそいつの横をすり抜け、華麗なワンツーでワタクシのボディーと顔面をぶっ叩きました。
思わずうずくまると、マネ子ちゃんにカマしたあの浴びせ蹴りが雨あられのようにワタクシの頭上に降り注ぎました。
頭上でヤン吉の「蹴りダメ!蹴りはナシ!」という言葉が聞こえると蹴りがピタリと止みました。思わず顔を上げると、今度はそのレフリー役のヤン吉が鰐淵サンからボカスカ食らい続けています。
まわりが止めに入ると、「かかってこいや!!!」とさらに暴れ出す鰐淵サン。
まわりもそれに感化されて鰐淵サンを取り囲んで殴る蹴るのオンパレード。
しかし、なぜか皆の顔は至福の笑顔に満たされ、そのうち笑い声さえ聞こえてくる始末。
いわゆる“拳の友情”というやつでしょうか。

皆の輪から外れたワタクシはそのまま芝生にへたりこむと、鼻からドロドロと血が出ていることに気づきました。耳の後ろもバックリと切れて、血が止まりません。
(ちなみにこの時の鼻骨骨折を放置していたせいでワタクシの鼻骨は今も曲がったまま)

もう逃げないと死ぬ・・・・・・と離脱を決意しバイクに向かうと、豪くん一行が帰ってきました。
豪くんはワタクシの瀕死の状態を見てもさほど驚かずに、「ただいま」と一言ぽつりと。
「どうだった?」
「ヤってきた。2回」
「・・・・・・シネヨ」
「それが聞いてくれよ。問題の女はいたんだけどさ、もうオットセイ状態なのよ。アウアウアウ〜って」
「それって、またシンナー中毒?」
「違うよ。両腕両足を肘と膝から切断されて動けないから、オットセイみたいにアウアウ〜って這い蹲りながら・・・・・・」



(絶句と後悔の番外編につづく。。。)






そろそろヤバそうなので何かあった時の避難先はコチラです。



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2007年11月14日

ビジョンクエスト 〜青春の賭け〜 (その4)



つづき。




豪くんと豪くんの知り合い、そしてワタクシと三郷ニート二人組の不浄な一行は、シンナーを嗅ぐと尿や糞をたれるという『シンナー失禁女』を見物しに、その子が生息する松原団地へと向かうことにしました。
当日は、珍來で豪くんと豪くんの知り合いのリョーちゃんと待ち合わせをしました。このリョーちゃんが現地の案内人です。

ちなみにリョーちゃんは、昼間は塗装工、夜は定時制高校に通っているマルチプルな人ですが、塗装工と聞いて会った瞬間に「ああ、やっぱり・・・・・・」という人物でした。
(チャームポイントは、黒々と溶け落ちている前歯です)
皆で味噌ラーメンを食しながら、『シンナー失禁女』の詳細をリョーちゃんに伺うと、
・年齢は16か17歳らしい。
・高校を1年で辞めてその後あれやこれやの生活で、現在は家出少女らしい。
・お住まいは鳩ヶ谷らしい。
・当人は南谷(南越谷駅)のロータリーでナンパされたらしい。
・重度のシンナー中毒らしい。
・皆の呼び名は「マネ子」らしい。(高校で部のマネージャーをやってたからとか)
・ケツが「少林寺」らしい。


と、まさにお約束の下層市民フォーマット。
その時、気になった「ケツが少林寺」に関しては、「みればわかるよ」とリョーちゃん。

食事とダベりが終わって、我ら一行は松原団地までバイクを走らせました。
団地の一番はしっこの棟の2階に向かい、チャイムを鳴らすと乱暴にドアが開き、中からかなり図体のデカイもといガタイのいい男「鰐淵サン」が出てきました。
「(うはー、でた・・・・・・)」とできればここが違う部屋であることを祈るワタクシの念は届かず、リョーちゃんの「きたよー」でここがご当地であることが確定。
「ど〜も〜」
「んちわ〜す」
と我らヘタレ一行は愛想笑いを浮かべながら、ここに来る前に買った缶ビールの詰め合わせを鰐淵サンに渡しました。
無言でそれをひったくると、我らを部屋にあげてくれました。

部屋にあがると中はくそ狭い2間で、そこら中にゴミが散乱していました。さらにシンナーと別の匂いがミックスされて表現しがたい悪臭が部屋中に立ちこめていました。
この時点で早くも帰りたいオーラがビンビンのワタクシと三郷ニート組。
何事もないようにドカドカと部屋の奥に突き進む豪くん&リョーちゃん。

ちなみに、この部屋は鰐淵サンの実家の工場で働く工員を臨時で住まわせるための部屋でしたが、工場がおっ潰れてそのまま放置されていたのを鰐淵サンが摂取して、その後仲間との溜まり場として使っているとのこと。

部屋に入ると、奥の居間らしきところに、話題の『シンナー失禁女』ことマネ子ちゃんがいました。
ジャージ姿のマネ子ちゃんは、散らかった部屋に寝そべるようにテレビをみていました。
が、その顔を見た我々はギョっとしました。
顔色は悪く、というか最悪で、パンダのような窪んだ目、頬はこけ・・・・・・と、どうみても幽霊です。
おまけに、首筋に馬にけっ飛ばされたかのような蹄(ヒヅメ)の痕のような大きな青アザ・・・・・・。

さらに帰りたいオーラが大放出のワタクシの横をすり抜け、リョーちゃんがズンズンとマネ子ちゃんに近づき、「フェラ子ー、こんちわー」と頭をポンポンとたたき始めました。
「(フェラ子? マネ子じゃねーの???)」というワタクシのツッコミをよそに、その後に豪くんが続き、マネ子だかフェラ子だかもうどうでもいいその子の身体をまさぐり始めました。

ワタクシも後に続くべきか否かとそのまま立ちつくしていると、鰐淵サンがテーブルの上のビールを飲み始め、ワタクシの横に座ったので、
「あのー、彼女はどこの誰なんですか?」
「あー、ナンコシ(南越谷駅)でナンパしたんだよ。家出したってから最初俺の部屋に住まわせてたんだけど、親がうるせーからここにおいてやってんだ」
と、ビールをグビグビと飲みながら鰐淵サンがたるそーに答えました。
「あのー、彼女、おいくつなんですか?」
「あー、高校1年で中退してスグってから、そのへんの年齢じゃね」
「あのー、彼女はずっとここにお住まいなんでしょうか?」
「あー、1ヶ月はいんじゃね」
「あのー、彼女の当初の触れ込みが『シンナー失禁女』なんですけど、本当にシンナーを吸わせると・・・・・・」
「オメ、なんだよウッセーぞコラなに聞き込みしてんだよコラ!」
「あはいそうですねすいませんもう聞きませんなにも聞きませんええすみません」
とワタクシと鰐淵サンとの不毛な会話が続く間、リョーちゃんはズボンを下ろし、巻き貝のような粗末なチムポをさらけ出し、
「ほらほら〜、おいちいでちゅよー」
赤ちゃん言葉でマネ子ちゃんの顔に粗チンを近づけました。
「やだ! テレビ見えない!」と抵抗するマネ子ちゃんの顔に祖チンをグリグリと押しつけるリョーちゃん。

どうみてもレイプです。

そのうち、自分の祖チンを拒否されぶち切れたリョーちゃんが、「馬鹿にすンじゃねーぞ!!」とマネ子ちゃんの髪の毛を思いっきり引っ張りました。首の骨が外れそうなほどマネ子ちゃんの首がゴキンとひん曲がり、抵抗をやめたマネ子ちゃんがそのままリョーちゃんの祖チンをくわえはじめました。

生まれて初めて生フェラを目撃したワタクシですが、初めての感慨深さもAVのような卑猥さも何もなく、薄汚い悪臭漂う部屋でいきなりこんな修羅場を拝見するハメになるとは・・・・・・と百年の後悔。

唖然と生フェラシーンみていると、豪くんがつつつ・・・とマネ子ちゃんに近づき、腰を下ろすと同時にジャージのズボンを脱がし始めました。
「やだ! テレビみるのー!」となぜかテレビにこだわるマネ子ちゃん。ズボンを下ろすと下はノーパンで白いお尻がプリンと顔出し・・・・・・あ。。。

マネ子ちゃんのおケツの両側に左右縦に黒い点が4つづつ並んでいました。まるで少林寺の修行僧の額にあるあの斑点です。
リョーちゃんの『ケツが少林寺だから』の意味が判明した瞬間です。

「うほー、少林寺じゃん」と斑点をひとつひとつ指でポチポチと押し始める豪くん。
その斑点の正体を見たくて、ワタクシもつつつ・・・と近づくと・・・・・・“根性焼きの跡”と判明し、さらに鬱になりました。

しかもおしりをこちらに向けているので、マネ子ちゃんのワレメとアナルがくっきりとワタクシの瞳に映っていますが、よもやこんなシチュエーションで女性の秘部を拝見することになろうとは・・・・・・と、ふと、部屋のはしで棒立ちの三郷ニート2人組を見ると、何か言い足そうな表情で薄ら笑みを浮かべていました。

豪くんはそのままマネ子ちゃんのワレメに指を入れては、「ここでちゅか? ここでちゅか?」と赤ちゃん言葉で指マンをはじめる始末。
ところが、いきなりマネ子ちゃんがリョーちゃんの粗チンを口からはき出し「いやなの! テレビなの!」と暴れ出し、豪くんに蹴りを入れながら部屋のはしっこに後ずさりしました。そのまま二人を睨みつけるマネ子ちゃんに負けじとガンたれ返すリョーちゃんと豪くん。もう何がなんだか・・・・・・。

そのまま、ゴミ溜めと化した押し入れからタバコとライターを取り出したマネ子ちゃんがタバコをくわえ火をつけ始めました。
それを見たリョーちゃんが、「バカ! ダメだよ・・・・・・」と小声で話しかけながらマネ子ちゃんに近づこうしました。
その瞬間、隣の部屋から鰐淵サンが顔を出し、
「おまえら、少し静かにしろよ。下の階からまた・・・・・・ああああっっ!!」

「ヒーヒーヒーヒー!!!!」

と馬のように叫びながらマネ子ちゃんに蹴りぶちカマし、そのまま上からこれでもかと蹴りの連打を浴びせました。
蹴りというより、マネ子ちゃんの身体の上でコサックダンスを踊っているかのような華麗なステップダンスにも見えました。
「火ぃ使うなっていってんだろこの野郎馬鹿野郎この野郎馬鹿野郎この野郎!!!!!」
と、鬼神のような蹴りの連打。
どうやら辛い物を食べて叫んだのではなく、「火の用心」の意味で叫んだようです。
よく見渡せば、部屋中に空き缶や空き瓶(中身はアレ)、ベランダにはアサヒペイント関係の容器で溢れているので、当然といえば当然の防火措置。

ダンスが終わり、肩で息をしながら鰐淵さんが、
「おめーら、ここで火ぃ使ったらマジでブッコロスぞ」
「はい!」
「使いません!」
「自分らタバコ吸いませんから!」
と聞き分けのいい我々を睨みつける鰐淵サン。また隣の部屋で電話が鳴ると、「ウルセーぞ電話!!」と叫びながら隣の部屋に引っ込みました。

空気がとても重く気まずい沈黙が続き、その間、マネ子ちゃんはピクリとも動かす、さすがにこれはヤバくねーかと思った時、リョーちゃんがつつつ・・・と近づき、マネ子ちゃんの身体を抱き起こしました。
顔をプルプルと震わせたマネ子ちゃんを見てどうやら息はあるようだと安心する我々。ところが、リョーちゃんはまたズボンを下ろし、粗チンをマネ子ちゃんの顔に近づけ、「はいはい、おいちいでちゅよー」と、先ほどの続きを開始。それに続いて豪くんもマネ子ちゃんに近づき、「ここでちゅか? ここでちゅか?」とまたワレメを指でイジり始める始末。

いったい、この二人はどういう思考回路をしているのか・・・・・・と言葉を失いながらも二人を眺めていると、豪くんがこちらに向き、「そういえば、失禁シーン見ないとなー」と近くにあった小瓶を手に取り、鼻に近づけ中身を確認し、それをマネ子ちゃんの顔に近づけました。
するとマネ子ちゃんが思いっきり咳き込んだので、「お、いけるじゃん」とさらに小瓶を顔に近づけると、マネ子ちゃんがまたバタバタと暴れ出しました。
すると、また隣の部屋から鰐淵サンが顔を出し、
「かがせんじゃねー汚れんだろうが掃除したばっかなんだよぉぉ!!!!!!」
と豪くんに豪快な蹴りをぶちカマしました。
そのまま壁にたたきつけられた豪くんが、「ごめんごめんごめんごめんごめん!!」とデカ頭を何度も何度も下げ続けました。

さらに部屋の空気が凍り付きながらも、「おいそこの声と図体のデカいの。この部屋のどこが掃除したばかりなのだコラ?」と心の中で思いながら、しかし、鰐淵サンの「部屋が汚れる」というセリフから、やはりシンナーを吸わせると彼女は尿や便をたれる垂れ流し女であることが間違いないとこの時点で判断がつきました。

ということは、当初の我々の目的は達したので即時撤退の号令を誰か早くーーー! とまわりを見渡すも、皆完全にビビりが入ってしまい、沈黙状態。

この修羅場から逃げ出す方法はもはや皆無・・・・・・と、落胆すると、また隣の部屋から鰐淵サンが顔を出し、
「おい、この中でチャッチャとバイクのタイヤ交換とか修理全般できる奴はいねーか?」
の質問に対して、
「(それは豪くんです)」
「(豪だな)」
「(豪くん)」
「(デカ頭)」
と皆が豪くんを頭で思い浮かべると同時に、
「あー、うちのチームでもっとも優秀なメカニカルドクターは彼です」
とワタクシを指さす豪くん。
ちょーwwwwwwwwwwwwご謙遜!!
ワタクシを睨みながら鰐淵サンが受話器に向かい、
「あー、うん。メカドックがいるから。優秀な奴。ただでやってくれるってよ」
と勝手に商談成立。

「わりーけど、知り合いのバイク直してくれよ。今から」
と鰐淵サンが出かける準備を始めました。
このまま地獄までつきあうのはマジ勘弁と感じたワタクシは、
「あ、いや・・・・・・でもバイクイジりなら、こちらの豪くんはオフロードバイクを1から組み立てられる技量の持ち主だからワタクシよりも・・・・・」
すかさず豪くんも、
「いやいや、こいつなんて流山を根城にバイクのパーツをギり(盗み)まくりで、その腕前とパーツチョイスやるた解体屋のオヤジも・・・・・・」
「じゃあ、おまえら二人で来いよ。な」
「ええ」
「はぁ」
と出発メンバー選出完了。

死地への旅立ちを笑顔で見送る三郷ニート組。その横でマネ子ちゃんの腕をとり自分の粗チンを握らせシコシコ動作を続けるリョーちゃんは、こちらに見向きもしませんでした。

それよりも、マネ子ちゃんが裸でぐったりしたまま動かないのがとても気になりましたが、数時間後に我々も同じ状態になる可能性もあるので、「(明日は我が身・・・・・・お互い生きていたらまた会おう)」と心の中でエールを送りながら外に出ました。

外に出てそれぞれバイクにエンジンをかけ、暖気をしている最中、
「そういや、おまえらって何しにここに来たんだ?」
と鰐淵さんの今更発言。
ワタクシがこれまでの流れを延々と語り始めると、呆れながらも、
「おまえらみたいなバカが何人もうちに来てはアイツとヤって帰って行ったなぁ。最初は金とってて全部アイツに渡してたんだよ」
と、意外な真相発言。
「俺のまわりじゃ似たような女を囲ってても、飯は食わさない、タダヤリ、サンドバッグ、最後はポイ捨てだからなぁ。俺っていい奴だと思わねー?」
の言葉に返答に困ると、
「もっとひどい奴らがいんだよマジで。ああ、じゃあそれ見にいくか。おまえらそういう女見るの好きなんだろ。どうせ帰り道だし」
顔を見合わせた我々は、
「あ、いや、特に・・・・・・」
「あ゛?」
「いきましょう!」
「いきましょう!」

そういうことになりました。



(衝撃の次回でおしまい)







そろそろヤバそうなので何かあった時の避難先はコチラです。



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2007年10月16日

ビジョンクエスト 〜青春の賭け〜 (その3)



つづき。



ヤン吉どもにポカポカと殴る蹴るのフルボッコ状態のワタクシは、そのまま衣服を脱がされ、財布を抜き取られました。
さらにひとりのヤン吉の、「よーし、寒中水泳大会なー!」の言葉で、ワタクシは凍り付きました。
こんな肌寒い時期に川に突き落とされたら、確実に逝ってしまいます。

ヤン吉どもはヒャヒャヒャと笑いながらワタクシの両腕をつかみそのまま川縁へ連れて行こうとしたので、必死で抵抗して腕をふりほどき、ダッシュをカマしながら土手を駆け上りました。
上半身裸、下半身はトランクス、で、靴下に革靴という珍妙かつアレな格好で土手を駆け上ると、ヤン吉どもは土手縁から、「よーし、マラソン大会に変更なー!」「走れメロス!」などとゲラゲラ高笑いしていました。

半泣き状態のワタクシは、そのまま付近にあった公民館に逃げ込み、そこで服と電話借りて、付近に住むクラスメイトを呼び出しました。
事情を聞いたその彼は呆れながらも「じゃあ、何人か呼んで金を取り戻そーぜー」とやる気満々でしたが、どうせこの後にいってもヤン吉どもがいるはずもなく、結局、命があった喜びをかみしめることで我慢することにしました。


翌日──
登校すると、すでにクラス内で昨日の事件の全貌が広まっており、クラスの女子からは、「金を払って童貞を捨てる男」とキモがられたり同情されたり、果てには女子から「アイツに近づくとお金を払って犯られちゃうよ〜」とエンガチョ扱いされる始末。
この時は本気でそのまま窓から飛び降りたい気持ちでした。
そのうち、クラスのヤンキー女子連中が、「2でどう? そんかわしキスなし、ゴム必須、手コキと膝パクだけど」と本気で交渉してくる始末。
(※“膝パク”というのは、オチンコを相手の太ももとふくらはぎの間に挟んで疑似的に挿入感覚を得ること、らしい)

失意のあまり気落ちしたワタクシは、その後しばらく不登校に陥り、同じく学校に行かずダラダラしている三郷地元連中と共に時間を過ごしました。


ある日、ダラダラ組数名と普段のたまり場である珍来八潮店で、味噌ラーメン一杯で5時間ほど店内に居座っていると、隣のテーブルに八潮高校のロクデナシグループがやってきました。
この八潮ロクデナシ組とは珍来仲間で、よく我々とドンブリを”使い回して”最長8時間居座るという極芸を駆使する間柄でした。

その八潮組が入って来るなり連れがワタクシの珍事を暴露しだし、店内は下劣な笑いに包まれました。
涙目のワタクシに、八潮組のひとり「豪くん」(奇面組の豪くんにクリソツなので)が、
「なんか、その話そこらじゅうで広まってるなぁ。でも実際カツアゲにあったバカの話はお前が初めてかも」
とさらに馬鹿笑い。
そのまま調理場にいって包丁を手に持とうと立ち上がるワタクシに豪くんが、
「あー、俺の知り合いの知り合いが普通にタダでヤリまくってる奴がいるから、そいつ紹介してやろうか?」
とビックリ発言。

しかし、もう“〜の知り合い”発言はとても信用できるはずもなく(しかも「知り合いの知り合い」って他人じゃん)、疑心暗鬼な目つきで豪くんをにらむと、「俺の知り合いの知り合いだから信用できるよ」と念を押しながら、その詳細をダベり始めました。

豪くん曰く、その知り合いの知り合い(つまり赤の他人)は、当時足立区付近で猛威をふるっていた族「ワラニンギョウ」のメンバーで、その手の話がけっこう舞い込んでいたとのこと。
その知り合いの知り合いは、家出少女数名を匿っていたメンバーのとある家に入り浸り、その家出少女らにシンナーを吸わせてラリ状態にして、半ば監禁状態にしてヤリまくっていたとのこと。
(もちろん中出し)
しかも、その家出少女の一人は、かなり重度のシンナー中毒らしく、シンナーを吸わせるとそのまま失禁&脱糞のオンパレード。
さらにその“実”を女に食させるという非道行為まで横行し、それを見に大勢のロクデナシどもがその家に入り浸っているそうな。。。

他に、その知り合いの知り合いの知り合い(……)は、自分のアパートに同じく家出少女を住まわせ、衣食住を保証する代わりに、その部屋で売春行為を行わせたり、裏ビデオ業者向けに身体を提供させたりしているとのこと。
中でも、業者向けのアピール行為として、オマムコに野菜やら魚やらいろんなものをう゛ち込んだ写真が大ウケしているらしく、知り合いの知り合いがその子を見に行った時は、たった2000円で本番行為ができたとか。
さらに、写真まで撮らせてくれたらしく、その時はオマムコにウインナーを挿入したところ、“マン圧”で挿入したウインナーをパキ折ったらしく、知り合いの知り合いはえらく感動したとか。。。

次に、その知り合いの知り合いは、さらにその知り合いがどこかでナンパした女の子を手籠めにしているらしく、なんでも好きなことをヤリ放題だと聞き、さっそくその家に向かうと、女の子は半ば監禁状態ですでにボロボロだったとか。
知り合いの知り合いは、これはマズイと思い何もしないで帰ってきたものの、他のメンバーはヤリまくりだったそうな。。。


これら豪くんの話に我々は、
「知り合いの知り合いなんて出だしなら、何とでも言えるじゃねーかよ。このガセ野郎」
と詰めより、さらにその後言い合いになり、途中からなぜかゼータガンダムの最終話についての賛否に話題が脱線し、そのまま話は終了となりました。

ところが、ガセ野郎呼ばわりされた豪くんが、
「俺は来週、そいつに会って楽しんでくるからよ。お前らはここで寂しく味噌ラーメン食ってな」
と捨て台詞を吐いてきました。
それが妙に引っかかる言い回しと雰囲気だったのでワタクシは思わず、
「そうだよお前らは寂しく味噌ラーメン食ってな!」
と豪くんにすり寄る発言をし、ワタクシも連れて行ってもらう展開に持って行きました。
呆れながらも豪くんは、
「まあ、話を聞く限りだと、『ウインナーパキ折り女』がすげー笑えると思うな。知り合いが言ってたくらいだから」
しかし、ワタクシは、
「シンナーで尿漏らしたり便をたれる女がもし実在するなら、それってギネスものじゃないのかね」
と『シンナー失禁女』に一票入れました。
ところがまわりは、
「もし事実なら、何でもヤリ放題の『ボロ雑巾女』をぜひみたいな」
と、いつの間にか我々はガセかマジネタかわからない話題で再び盛り上がりました。

店内に響くパキ折り女、シンナー失禁女、ボロ雑巾女という香ばしいワードにさすがに店員も出てけオーラを発憤し、我々は店を後にしました。
「じゃあまた連絡するから。来週な」
と八潮組と別れた我ら三郷組は、
「ぜってーウソに決まってんじゃん」
「豪って信用ねーよな。俺が貸したマスターシステムの本体いまだに返さねーし」
「あのデカイアタマはガセを考えるためだけの脳みそだよ」
と、本人が消えたとたんに誹謗中傷の雨嵐。

結局、ワタクシ以外は誰も彼の言うことを信用していませんでした。


で、週明けにはすっかりそのことを忘れ、また皆で珍来に居座りダラダラしていると、八潮組のひとりがやってきて、

「豪くんが知り合いと連絡ついたってさ。『シンナー失禁女』と『ボロ雑巾女』ならすぐに見られるってよ」




(その4につづく)






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2007年09月27日

ビジョンクエスト 〜青春の賭け〜 (その2)


つづき。


“ヤリ放題”の女性をお金で買うかどうか現物を見てから決めることを提案したワタクシに、相手の二人はOKを出しました。
その2日後──JR三郷駅前を待ち合わせ場所にして、相手の乗ってきたバイクに2ケツしてそのまま現地へ……。

バイクは江戸川沿いの道をタラタラと南下していきましたが、途中の信号待ちの際に、
「あれ?八潮か足立区方面じゃないの? ……なんでこんな道通るの?」
「ああ、水元公園の近くにいるから。場所変わったんだ」
といきなりホウ・レン・ソウを無視したサプライズ発言。
それから信号待ちの度に、
「絶対損はないから大丈夫だよ。あ、お金持ってきた?」
「うん、一応10万くらい」
「お金持ちだねー」
とか、
「学校の連中もたくさん買ってるよ。みんなお金持ってるよねー」
「あれ? ウチの学校じゃワタクシがはじめてじゃなかったっけ?」
「……」
とか、ダラダラ会話が続いてきました。

実はこの会話以前から、なにやら怪しげな不安感がワタクシにまとわりついていましたが、チキンハートのワタクシは、万が一の不測の事態に備えてクラスの友人には事情を伝えてあり、もし夜までにワタクシが戻ってこなかったり連絡がなかった場合はすぐに警察に知らせるようにと言づてしておきました。
チキンだけにこのあたりは抜かりありません。
(しかし今考えるとまるで意味なし)

ところがその後、トロトロと江戸川沿いの道を走っていたバイクが、三郷浄水場(排水場だったかな)付近の十字路でいきなりクイッっと左折して江戸川の土手沿いの小道に入り、そのまま土手を登り始めました。
え、え、えー? なになになにー? と運転手のヘルメットをこづき、「ちょっとどこ走るんだよー」と訪ねると、そのまま無視され、バイクは土手を越えて、運動場の方へと降りていきました。
そのまま江戸川につながる用水路付近に向かうバイク。その先には5人のヤン吉集団がたむろっていました。

「ウヘー、やられた……」

もちろん、そのヤン吉どもがたむろっている理由は、ここで釣りをするわけでも江戸川名物河原付近のエロ本探しでもなく、女に釣られて金を手にしたアホウ──つまりワタクシからその金を巻き上げることでした。

あとで知ったのですが、水面下で広がる“○万でヤリ放題の女がいる”ネタに便乗したカツアゲ行為が氾濫していたようで、ワタクシもまんまとそれにハマったわけです。
つまり、ワタクシに幾度も話を持ってきた呼び込み連中は、我々のようなアホウを釣れてきたら、いくらかのバックがいただけるという仕組みに胸をときめかせ、せっせと呼び込み活動をしていたようです。

なんというアフィリエイト。

ヤン吉どもがバイクを囲み、運転手の「こいつ、10万も持ってるんだって」の言葉に、「マジで? お金持ちじゃん」とニコニコのヤン吉どもが、ワタクシをバイクから引きずりおろし身ぐるみを剥ぎをスタートしました。

なんというビーバップ。




(その3につづく)




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2007年09月06日

ビジョンクエスト 〜青春の賭け〜 (その1)



ワタクシの壮絶かつ破廉恥かつ怠惰で美麗でどうしようもない過去をあーはは!いーひひ!と綴る(ことにした)このブログですが、第一回目はあの「女子高生コンクリート殺人事件」のリンクストーリーをお話します。

リンクといっても、ワタクシがあの事件に直接関与していたわけではありませんので念のため。
ただ、ちょうどあの忌まわしき事件とワタクシの“人生の転機”が一瞬ながらもクロッシングしたので、それについて綴っていこうと思います。

ちなみに「女子高生コンクリート殺人事件」の詳細は、リンク先をご参照ください。
(「コンクリート殺人事件」でググると関連記事がドババとでてきます)
すでに10年以上経過したあの事件ですが、ネットではいまだにあの凄惨な事件を忘れないようにと、関連サイトや2ch上でスレが立ち続けています。

そんな事件とワタクシにどんな繋がりがあったのかと言うと……、



当時、ワタクシは実家の隣の市である埼玉県三郷市のある高校に通っていました。
平均偏差値45、最終的には36のアホウまで採用したという筋金入りのどバカ高校でした。
そんなバカ高の2年生だったワタクシの元に、ある日、ガラの悪いひとりの男が接触してきて、

「お前、チェリーだろ?」

いきなりカマしてきました。
言うまでもなく、「チェリー=童貞ちゃん」のことです。
(実際にワタクシは童貞クンでした)

ワタクシに声をかけてきたその男は、ウチの学校の生徒ではなく、歳はワタクシと同じくらいで、ロン毛&ジャージ&サンダル履きのどうみてもヤンキー風味の自由人。
しかも、この男、どうみてもウチの生徒でもないのに勝手に校内をうろついているという筋金入り。

そんな男にいきなりチェリーと言われたワタクシはなんと返答しようか一瞬戸惑いました。
「いえ、ワタクシはチェリーよりもバナナとイチゴが大好きです」
「いえ、ワタクシの名前はチェリーではなく鈴木(偽名)です」

と、あれこれ返答を考えていると、

「3万で女とやり放題な話があるんだけど、どうよ?」

と、ニヤつきながら言ってきました。

呆れながら断ると、そのヤン吉は、「マジでやり放題なんだよ」とか「生でできっからよ」とか「ション便とか飲ませてもへーきだからよ」とか、あげくに「ならSMもOK! かなり激しくしても大丈夫。サンドバックがわりにすんものOKだかっよ」などと、とんでもないことを言い出しました。
ひょっとしてこれは新手のタカリか? と思い、その場を後にしました。

ところが、その後、校内では水面下で「○万で可愛い女とヤレる」、「NG行為いっさいなし。中出し、FA全部OK」、「価格交渉可」といった言葉が飛び交っていることに気づき、さらにワタクシと同じようにへんな輩から“営業”された人間が多数いることが判明しました。

この時期、童貞クンだったワタクシは、昼はバイトかエロビデオ編集、夜はバイクをイジったり隣町までパーツを拝借しにいったり、それかゲームかチンコをひたすらイジるかなどのハードスケジュールで、あまりリアル異性に対して時間を割く暇はありませんでした。
ええ、ある意味純粋だったと思います。
それ以前に、金で女を買うという行為自体に(この時は!)まったく理解がなかったため、自分には縁のない話だと思いスルーを決め込んでいました。

その後、その話の詳細がチラホラと見えてくると、以下のような真偽入り乱れるネタが水面下で飛び交いました。

・その”○万でヤレる女”というのは、どこかの不良グループに所属している“営業要員”らしい。
・金に困った足立区のヤクザが家出少女に”仕事”をさせているらしい。
・女はヤクザに脅されて無理矢理相手をさせられているらしい。
・足立区のヤクザが動いている。
・金町のヤバイ連中が小遣い稼ぎをしとして始めたらしい。
・その女は高校生で八潮高校の生徒らしい。
・三郷高校の生徒らしい。
・吉川高校の生徒らしい。
・その女が履いている(?)上履きがうちの高校と同じモノなのでうちの高校の生徒かもしれない。
・ビジュアルは当時一世風靡したAV女優の「森村あすか」似らしい。
・女は不良グループの関係者の家に囲われているらしい。
・実際に女を買った人間の証言によると、その場所には大勢の客が順番待ちをしていたらしい。
・女は数名いて、価格とヤル場所は応相談らしい。
・なにをやってもOKらしい。


(※実際に飛び交っていたネタのほとんどはガセネタ)


等々のネタが飛び交い、真偽はさておきこれはかなりヤバイ話だから関わるのはよそうと思っていたところ、今度は別の男子生徒2人がワタクシに接触してきました。
そいつらは隣市の八潮高校の生徒らしく、また同じ営業トークで、「2万でどう?」と言ってきました。

価格が微妙に下がってるなと思いつつも、ワタクシはなぜ自分にこうも売り込みをかけてくるのかを訪ねると、
「キミをよく知ってる人から『あいつは金もってるから絶対に買うはず』って聞いたから」
と言いました。
さらに、
「あと、女に縁がなさそうだから」
とも付け加えました。
(一瞬むかっ腹が立ちながらも、どちらも事実なのでまったく反論の余地なし)

その二人に、水面下で飛び交っているネタの真偽を尋ねると、
「危険なことはなにもないから安心していい」
とまるで怪しいその返答っぷりに何かを感じたワタクシは、
「実はこの件で警察がうちの学校に聞き込み調査にきてるよ。俺も2回事情聴取された」
とお約束のカマかけをかけてみると二人はギョッとした表情になり、さらにあれこれカマしをかけると、二人は知っている範囲のことをゲロりました。

それによると、どうやら二人は単なる小間使い要員で、客を“ある連中”に紹介したら小遣いがもらえるという仕組みでした。
その連中というのは、足立から葛飾区をまたがるヤクザの小間使いをやっている愚連隊のような面々で、そいつらがさらに知り合いや下っ端に声をかけて、ワタクシのような人間を勧誘しているとのこと。

ヤクザが関係している以上、これ以上かかわるのはごめんだと思いつつも、噂のひとつである、

「女はAV女優の『森村あすか』に似ている」

の真偽を問いただすと、
「いやそれはガセだよ。でも、あの女……名前思い出せないけど、有名なAVの誰かにクリソツって聞いてる」
とワタクシの興味をそそる返答をしてきました。
せめてその名前だけでも聞き出そうと、その時期の有名女優の名前やイメージをあれこれ挙げ連ねると、
「あー、そうだそれだ! 工藤ひとみ。そうだよそいつだよ! かなりかわいいってさ」
と、とんでも返答をした二人。

「工藤ひとみ」といえば、80年代のAV女優の中でもトップクラスを誇る人気女優で、白いムチムチボディーにそのカラダに妙にアンバランスな激薄ヘア、そして早くから“潮吹き”を確立させた伝説の女優でした。
もちろんワタクシもひとみ嬢の大ファンで、彼女の人気作品「シークレットゾーン」では、死ぬほど抜きまくりました。
さらに、彼女のシリーズ作品を編集・ダビングしたビデオテープを校内で密売し、多額の利益を出したりもしました。

ワタクシのテンションが密かにあがっているのを察知した二人が、
「じゃあ1・5万でどうよ? それかさらにその場で1万に交渉できるかもしれないし」
とどんどん価格を下げてくる始末。

いやしかしヤクザがかかわってる案件だしいやでもしかしあのひとみ嬢とクリソツだってんならこれは神がくれたチャンスかもいやでも危険だなでもこれはもしかして……とあれこれ迷った結果、

「……実物をみてから決めるのってダメ?」



この言葉があとで死ぬほど後悔する結果になるとは、このときは思いもよりませんでした、ええ……。


(その2につづく)





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2007年08月01日

お断り。



何度も言いますが、以前から続けていたドンキブログはこちらでやりますので。
(今週から心機一転スタートします)


「ドンキホーテ(と関連会社ドンキコム)から残業代の未払い分を請求してみた件について。」
http://wakamoto7.blog101.fc2.com/



こちらのブログでは、ワタクシの破廉恥過去話を綴る癒し系まったりブログを展開していきます。
これまでのようにアハハ〜!イヒヒ〜!と特定企業の内容だけを執拗に取り上げる精神鑑定必須ブログにはなりませんゆえ、お間違えの無いように。。。



つづく。。。



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2007年07月18日

リヌーアル。




これまでこのブログでは、


「ドンキホーテ(と子会社ドンキコム)から残業代の未払い分を請求してみた件について。」


の内容でネチネチとブログを更新していましたが、つづきは別のブログでやるため、このブログはもう用済みとあいなりました。
がぁ、それでもここで延々とブログを続けているうちに、それなりに愛着(プ のようなものが沸いてきたので、別の内容でこのブログを続けることにしました。

で、そのどうでもいい内容ですが、ワタクシの過去に犯したハゲワロス話などを綴っていこうと思います。

ちなみに、ざーっと軽く振り返ってみると、こんなお茶目な過去があります。



・名古屋のテレクラで14歳の女の子をゲット(援交)した時の話。

・過去の仕事で北朝鮮を大バカにした内容をメディアにう゛ちまけ、朝鮮総連から呼び出しを食らい5時間監禁(説教)された時の話。

・知り合いにバイクを売ったらその翌週にそのバイクで事故って死亡してその代金50万が未回収だったのでとてもとても辛かったけど葬式の当日に遺族に「あの……ちょっとお話が」と勇気を持って回収に乗り出した時の話。

・小学生時代の同級生にして殺人犯「金山健二」がヤクザ街道を進むきっかけを作った時の話。

・錦糸町でヤクザがバックについてる援交ギャルを相手にヤリ逃げした時の話。

・競馬で100万当てて宝くじで500万スった時の話。

・過去の仕事で2ch管理人「ひろゆき」の担当をしていた時の話。

・過去の仕事でヤクザの「いい情報があるんだよ」の言葉に騙されてのこのこ足を運んでそのまま監禁された時の話。

・女の子のお尻の穴にビー玉を10個ほど無理矢理入れて「お腹が冷たくなってきた…」の言葉に興奮して、さらにもう10個入れた時の話。

・神楽坂で警官にドロップキックをカマして帽子を奪って放り投げたら通りがかったトラックの荷台に乗っかってみんなでトラックを追いかけて神楽坂を駆け上がった時の話。

「女子高生コンクリート殺人事件」の被害者女性(生前時)を2万でヤれる誘いを受けていた時の話。

・AV女優「森下くるみ」とバレーボールをした時の話。

・台湾で地元のヤクザに銃をつきつけられて泣いた時の話。

・タイで“男性”を買って生まれて初めて“フェラをした”時の話。

・アキバの「絵売り女」の館に潜入取材した時の話。

・父が駅前で車に轢かれて血まみれの重体の時、母と二人で分厚いステーキをほおばりながらドリフを見て大爆笑をしていた時の話。

・ヤフオクで月200万稼いでいた時にネットダフ屋(ヤクザ)から嫌がらせを受け続け2chにその様子を実況した時の話。

・人妻専門のデリヘルの運営を手伝った時の話。

・出会い系サイトで半年で40人近い女性をゲットした時の話。

・高校3年進級と同時に免許取得&マイカー購入して生意気にも車通学をしていたら他の連中が「あんな奴に負けてたまるか!」とみんなも車通学を始め、学校のうしろの田んぼが車だらけ(30台くらい)になり、それがフジテレビのニュース番組「スーパータイム」で放映され、時のキャスター幸田シャーミンが「最近の高校生はお金持ちですね〜」と粋なコメントをした時の話。

・元ライブドア代表ホリエモンの名刺をヤフオクに出したら20億円の値が付いた時の話。

・サンシャイン60の展望台から生卵を落としてみた時の話。

・知り合いの子供(5歳児)にオナニーのやり方と前立腺のツボを教えたその後の大惨事の話。



……なんか書いてて鬱になるほどアフォな過去の連打です。
言うまでもなくすべて実話のノンフィクションですので。

では、上記に挙げた忌まわしき思い出の数々(とその他も)をダラダラと綴っていこうと思います。



つづく。





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2007年06月21日

おもひでぽろぽろ。



えー、長らくお待たせしましたが、いよいよこの「ドンキホーテ(と子会社ドンキコム)から残業代の未払い分を請求してみた件について。」(第二部)も、このライブドア・ファック・ブログでの更新はこれで最後となります。
次の会場(プ は以下のブログとなりますので。

http://wakamoto7.blog101.fc2.com/

(ここも長く持ちそうにないなぁ)


で、最後なのでこれまでのアウトラインを綴りつつ、その他いろいろとゲロっておこうと思います。


もともとこのブログは、タイトルの通りドンキホーテから在職期間中の残業代の未払い分を請求するまでの様子をおもしろ小馬鹿に切なくハンカチ濡れ濡れテイストで綴っていくために、昨年の1月からブログ上にネチネチと始めました。

当初始めた頃(第一部)は、ドンキホーテの総務に残業代の未払い分の請求をしに電凸(電話突撃)した時の様子や(マジでありえねー対応だったなぁ)、所轄の労働基準監督署(江戸川区と新宿区)に特攻をかけた時の様子など(マジでありえねー対応だったなぁ)、どこのブログでも書いてそうないたって普通テイストで綴っていました。

さらに、ワタクシの知り合いや地元の友人らも登場してきて脱線に次ぐ脱線……。あげくの果てには、ブログ上で「第一回 ドンキ従業員アンケート結果発表」なるイベントまで開催。
アンケート結果発表自体はいたってまともで、我ながらイベンスキルの高さを自画自賛してしまいました。
ところが、その時に変な奴からメールが来て、

「ドンキのすげーヒミツを教えてやるから、チンポをブログにさらせ」

という内容に興味を示したワタクシは、思わずネットに転がっていた誰のだかしらないチンポ画像を晒してみたところ、ライブドアサポートから、


「はーい、わいせつ画像を晒したので規定によりこのブログは閉鎖しまーす!」


の一言であっけなくブログは閉鎖。
(ちなみにここまでがこのブログの第一部です)

その後、幾度の謝罪メールをLD側に送った結果、「……次はないからね」の一言と共にブログを再開してくれました。
ただし、これまでのデータは全部削除という厳しい措置。
もちろん、ズボラ星から来たワタクシがバックアップなんぞとってるわけもなく、また一からのまっさらスタートという状態で昨年の11月に再びブログをスタート。

これが、現在のこのブログ(第二部)です。


で、第二部では、第一部では触れなかったドンキホーテと子会社(※現在は関連会社)ドンキコムの在職中の様子を綴っていきました。最近このブログに粘着している暇人さんらは、おそらくこの第二部から読み始めた方が多いかと思います。

しかし、ワタクシのドンキホーテ&ドンキコム在職中のその履歴たるや、そこらの大御所お笑い芸人がノリで撮ったクソ映画の比にならないほどエンタメ要素満載でした。
そして、この在職期間中の思い出を綴りながら、ワタクシがこのブログを立ち上げるきっかけとなった“あるイベント(その1)”を記しました。
そして、“イベント(その2)”を記そうとした瞬間、何者かが(プ このブログの内容に対して名誉毀損&誹謗中傷のクレームをライブドア経由でつけてきました。

その後、該当箇所が削除(正確には強制的に“下書き状態”)されたので、その犯人が誰なのかをブログ上で検証していくと、訴えを起こした可能性の高い容疑者は、なんとドンキの関連会社ドンキコムのシャチョーという切ない結果が出てしまいました。
(ちなみに二番目はワタクシ……)

ところが、それをブログ上であはーは!いひーひ!と書きつづると、今度は他の箇所まですべて削除対象になり、結果は現在のブログを見たとおりです。


で、人のブログにケチをつけた鼻くそ野郎の捜索なんぞはこのブログの趣旨から外れているのでこの際どうでもいいとして……問題はタイトルにあるドンキホーテ&ドンキコムから残業代の未払い分を請求する件です。
脱線に次ぐ脱線で気がつけば1年以上のロングランナウェイもといランニングとなってしまいましたが、そろそろ舞台が整ったので、次回の第三部で決着をつけることとあいなりました。


と、ここまでがこれまでのあらすじです。


で、これからが本番。
これからワタクシが起こす行動はいったい何なのかといいますと……ええ、ブログタイトルの通り(って消されてるし……)ドンキホーテ&ドンキコムから未払い分の残業代を請求していきます。


ただし、請求する方法とその概念は、世の中の基本的な残業代の請求方法とはとても異なる形式であります。


まー企業側がこれを防いだりシカトしたり抵抗したりすんのはまず無理ですね。
(だって間に行政機関や法律専門家やそれ以前に該当企業すら割り込ませないしw)

言うまでもなく、こんなクレイジーブログを延々と粘着で進める人間が、普通の一般素人雑魚キャラ市民どもと同じ展開にするわけがありません。
そして、これからそのノウハウをブログ上にう゛ちまけていきますが……それでいったい何が起こるのかと言いますと……、



・ワタクシが考案した超画期的な残業代未払い分の精算方法(通称:裁きの雷「インドラの矢」)を実践して、それをブログ上に公開。

・ブログを見たドンキの現職社員&元社員がわらわらと後に続く。

・残業代未払い分の精算額がドンキの経営母体を(激しく)圧迫し、ドンキの屋台骨がぐらつく。
(これが原因で数年後にコロッと“逝ってしまう”可能性大)

・それをマスコミがおもしろおかしく取り上げる。

・それを見た大勢の人間がブログを見て、「俺も自分の会社でやろーっと♪」と、同じ手口を発動。

・DQN従業員らの標的になった企業が次々と悲鳴を上げ始め、最終的には倒産していく。(※止める手だてはナッシング)

・それを見たちょっと賢い連中が、「この“インドラの矢”って他のことにも応用できんじゃね?」と、応用技を使い始める。

・悪徳企業、違法企業、DQN企業、イキがってる企業などが次々と標的にされ、倒産していく。

・労働者の不満は解消されるが、企業の多くが経営状態が悪化していき日本経済にも影響していく。

・総理大臣による異例の声明、「皆さんのやっている“インドラの矢”というのは単なる屁理屈です。よく企業側と話し合いましょう。美しい国万歳!」

・企業、学校、家庭、サークルなど、あらゆる場所や組織で“インドラの矢”が流行り、人間不信になる者が続出。国内の治安が悪化していく。

・さらに賢い連中が、「よーよー、この“インドラの矢”で今の政府を転覆させることできんじゃね?」と、さらに応用技を使い始める。

・各政府関連施設、組織、団体などが次々と標的になり、最終的に瓦解する。

・日本が無政府状態になり、力ある者が国を支配する「北斗の拳」状態になる。

・“インドラの矢”の概念が海を越え、世界各国で実践する者が急増する。

・世界中で紛争や争いごとが起こり、世界経済が激しく悪化していく。

・大国の指導者らがいっせいに核ミサイルを発射する。

・人類滅亡。

END




UHA−!
ワタクシが考案した、超画期的残業代未払い精算プラン「インドラの矢」を実践してそれをブログ上にう゛ちまけると、最終的には世界が滅亡してしまうではありませんか。
まあ、もしそうなったらそれはそれで仕方ありません。その際は責任のすべてはドンキがとるってことでOKかと。

いずれにしても、世界滅亡までいくかどうかは未定ですが、ドンキ滅亡まではほぼ確実に行くと思いますので、その様子をこれからウダウダと語っていきます。


あ〜あ、今後はこんなことで瓦解していく企業がイーパイ増えていくのかぁ……。


では、第三部につづく。。。。














え? ブログを立ち上げるきっかけ? それはこのワタクシにつまらんコナをふっかけた二名の取締役に聞いてみればー? ああ、そういえば一人名前が消えちゃってるねww





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2007年06月05日

生存信号。



えーえー生きてますよ。



また(海外で)警察に捕まっちゃった。

あまりにも不当すぎるんでドンキの陰謀かとオモチャタヨ。



つづく。。

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2007年05月21日

主人公は僕だった?




はいはいちゃんと生きてますよー。


(って、なんでたかがブログごときで生存の報告をせにゃアカンのよ)


とりあえず、素性を明らかにしない“悪の組織”と、ライブドアの謀略によってブログ内容をすべてリセットされてしまったわけですが・・・。
ちょっと前に送ったメールに対するお返事がライブドアサポートから返ってきました。
その内容をかいつまんで言うと……

「つまりねー、訴えを起こした者の情報は原則的には“非公開”なのよ。そうガイドラインにも書いてあったでしょ?(※読んでません!) ただし、アンタの申し立てに相手(この場合は“悪の組織”)が同意した場合は開示OKだから。相手が同意した場合ねクケケ」

というニュアンスの内容でした。
要するに、LD側から開示する気はないと。

んだよチクショーめー。
しかしまあ、当然と言えば当然とは思いつつも、とりあえずこの前送ったメールには、「オメーラの自作自演かもしんねーだろ」とか、「オメーラが“悪の組織”と手ぇ組んでるかもしんねーだろ」とか、「法的措置をとってでも“悪の組織”の名前をゲットしてやるからな」とか、かなり子供じみたワードをぶちまけましたが、基地外の相手はする気はないときわめてクールな対応をLD側はしました。

よーし、こうなったら法的措置を実際にとって何が何でも“悪の組織”の実態を暴いてやるぃ〜と思っていたのですが、知り合いの元LD社員A氏から、

「もうすぐ消えて無くなる会社の従業員を虐めるのはやめれ」

というかなり意味ありげフラグ付きのメールが来たので、止めてやることにしました。

そんで、そのA氏からボコボコといろんな話を聞いた結果、これ以上ライブドアブログを会場にイベントを続けるのはけっこう厳しそうだと判断したため、とっとと次の会場(プ へ移動することにしました。

がぁ、次の会場として用意したブログに関しても、何人かの暇人から、「FC2ブログもライブドアブログ並にヤヴァイよ」というおせっかいなメールが来たので……結局、さらに別の場所を用意することにしました。

なので、とりあえず次回の更新でこの「ドンキホーテ(と子会社ドンキコム)から残業代の未払い分を請求してみた件について。」(第二部)をおしまいにしようと思います。
で、次の会場(プ にて、いよいよ最終章(プ の第三部をお送りします。
最終章なので次回でこのブログも完全決着となります。
てか、終わらせます。頃合いですし。
世界中が震撼する衝撃のラストを保証しますので、こうご期待。


では、次回でこのライブドアブログでの更新はラストです。
最後なので、今更ながらこのブログの存在意義(真相)をゲロりたいと思います。



つづく。。






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