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社会
「届いたら病気」「掲載と違うもの買わされた」…ネットでペット購入 トラブル増加(11/26 00:06)インターネットによるペット購入のトラブルが目立ってきた。国民生活センターに昨年度、寄せられたペット購入の相談千五百件のうち、ネットによる通信販売のトラブルは約一割を占める。動物愛護関係団体は、パンフレットを作り注意を喚起している。 同センターへのペット購入に関する相談は二○○一年度に千百四十五件だったが、○二年度以降は千五百件を超える状態が続いている。相談の大半は「ペットを戻しても返金に応じてくれない」などと契約に関するものだが、最近は「届けられた動物が病気だった」「ホームページに掲載されたペットと異なるものを買わされた」など、ネット販売ならではのトラブルが目立っているという。 ○一年度には八十八件だったネット購入に関する相談件数は、○三年度には約二・五倍の二百二十六件になった。悪質な販売店の排除を目的に改正動物愛護管理法が施行された昨年は、百六十六件にとどまったものの、ほぼ年間二百件前後で推移している。 同センターは「ネットによるペットの購入は今後も、増加が見込まれる。購入する際は、電話などで確認した上で、契約を結ぶように」と注意を呼びかけている。 一方、日本動物愛護協会や日本動物福祉協会などでつくる「動物との共生を考える連絡会」(東京)は、ペットのネット販売トラブルが増えているとして、注意を呼びかけるパンフレット十万部を作製し今月、道内など全国の消費者協会に送付した。 同会は「ネットで購入したペットを、気に入らずに保健所に持ち込むというケースもある。家族として招き入れるペットを、実際に合わずに買うこと自体無理があるのでは」と話している。
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