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NIKKEI NET

EU、日本の調査捕鯨に「深刻な懸念」表明

 欧州連合(EU)は20日、日本の南極海での調査捕鯨について「深刻な懸念がある」との声明を発表した。日本の調査船団は1000頭近いクジラを捕獲する計画で、EUは「科学的な調査なら死に至るような捕獲を進める必要はない」と厳しく批判。さらに「日本の調査捕鯨はクジラの保護という国際的な努力を損なう」と主張し、計画中止を求めた。

 捕鯨船団は18日に日本を出港しており、来年春まで南極海でミンククジラなどを捕獲する予定。調査捕鯨には環境団体などが強く反対しているほか、米欧でも日本に自制を求める意見が強まっている。(ブリュッセル=下田敏)(15:40)

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