中四国で唯一の熱気球の祭典「瀬戸内バルーンフェスティバル」(同実行委主催、岡山日日新聞社など後援)が23日から25日までの日程で、瀬戸内市邑久町豆田の吉井川河川敷で開催され、カラフルな熱気球が瀬戸内の空を彩っている。 今年で14回目を迎え、全国から30機がエントリー。3日間とも午前8時から競技フライトが行われ、23、24の両日とも早朝の冷え込みの中、熱気球が次々にゆっくりと離陸。晴れわたった空を赤、黄色など色鮮やかに染め上げた。 23日の夜は、熱気球をバーナーの火で照らす「バルーンイリュージョン」が行われ、カウントダウンとともに一斉に点灯。訪れた観客はやみに浮かぶ幻想的な光の競演に見入った。 期間中は、競技フライトのほか体験搭乗(午前9時半〜11時、有料)や各種の触れ合いイベントなどが行われている。