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<続報>夫が手術に同意せず22歳の妊婦死亡、夫は病院側の責任を主張―北京市 |
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2007年11月21日、北京市で夫が手術を拒否したため、妊娠した妻が死亡する事件が発生した。死の責任は夫にあるのか、病院にあるのか、市民の間では大論争となっている。北京市衛生局はすでに同案件の調査を開始したという。北京晩報が伝えた。
21日、北京市のある病院に22歳の妊婦・李麗雲(リー・リーユン)が運び込まれた。病院は呼吸器系統の感染病と診断、胎児の命を救うためには即座に手術が必要だと判断した。しかし、夫の肖志軍(シャオ・ジージュン)は「単なる風邪」と主張、再三の説得にも応じず手術に同意しなかった。医者は薬物治療など出来る範囲での治療を尽くしたが、病院到着から数時間後、李さんは死亡した。
翌22日、肖は再び病院を訪問、呼吸器系統の病気にも拘わらず産婦人科で治療が行われたこと、病院が妻の死亡を宣告した時点でお腹はまだ温かく、子供は助かる可能性があったなどと病院を批判、「手術に同意しなかったのは後悔していないが、この病院に妻を連れてきたことを後悔している」と述べた。また、同意書にサインしなかった理由については「病院を信用していないから」としている。
この衝撃的な事件は市民の大きな反響を呼んだ。特に手術実施の同意に関して親族の同意が最重要事項なのか、病院は規定の手順を破っても病人の命を救うべきではなかったのかという点が議論の的となっている。(翻訳・編集/KT) |
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