私は11月8日のエントリ「『マスコミの誤報を正す会』の記者会見に行ってきました」の中で、正す会が沖縄の集団自決問題をめぐる県民集会に関し、報道各社に送った公開質問状について取り上げています。正す会に問い合わせ、その質問状に対する各社の回答を入手したので、きょうはそれを紹介したいと思います。何かの参考になるでしょうか。まずは、質問状の内容を再掲します。
《一、9月29日の沖縄県民集会について貴紙の第一報では、「主催者発表によれば11万人」「11万人(主催者発表)」などと報道されたと認識しておりますが、間違いございませんか。
二、しかし、この数字は、東京の警備会社テイケイの調査によって、実際は2万人以下であることが疑問の余地なく立証されたと考えますが、貴紙のご見解をお聞かせください。
三、2万人の集会を11万人と報道することは明らかな誤報であり、しかもその誤報による数字が現実に教科書検定への政治介入を招いた事実に鑑みて、何らかの訂正が行われるべきであると考えます。すなわち、①訂正記事を出すか、②独自の検証記事を出すか、③上記警備会社の調査を報道・言及・引用するなどして、読者の誤解を解くことが報道機関の責任です。貴紙は、上記①、②、③のどれかのフォロウをなさいましたか。
四、上記のフォロウがなされていないとしたら、報道機関としての読者に対する責任を放棄したものと考えますが、貴紙の見解をお聞かせください。また、私どもとしては、そのフォロウを早急に要請いたします。この点に関する貴紙の方針をお聞かせください。(以上)》
これに対する各社(私が把握している範囲)の回答は以下の通りです。まあ、予想通りではありますが、木で鼻をくくったような、他人事のような回答が多いです。それでも、きちんと答えただけいいとも言えますが。まずは、11万人説には強い疑問が示されていることについて言及していた産経と読売から。
・産経新聞社(編集局長名)
〔質問1〕 間違いありません
〔質問2〕 テイケイの調査については、10月24日産経抄などで紹介しています。
〔質問3〕 10月7日付朝刊1面で「『11万人』独り歩き・参加者は『4万人強』」との独自の検証記事を掲載しています。
なお、貴会の活動については、11月9日付朝刊政治面で報道しております。
・読売新聞社(広報部長名)
【質問1への回答】 読売新聞の第一報(9月30日付)では、「約11万6000人(主催者発表)が参加し」と報道しています。
【質問2への回答】 読売新聞は11月3日の社説「沖縄集団自決 禍根を残しかねない政治的訂正」で、主催者発表の参加者数について取り上げています。その中で、「県民大会の俯瞰写真に写っている参加者を1人ずつ丹念に数えた東京の大手警備会社は、1万8000~2万人と指摘している。主催者発表の5分の1以下だった」と記し、政府がこの県民大会を契機に教科書会社の訂正申請に対し方針転換したことに疑問を提起しています。
【質問3への回答】 読売新聞では上記の社説に加え、10月26日夕刊のコラム「とれんど」でも、丸山伸一論説委員が警備会社の調査に言及して、「11万人」という数字の問題性を指摘しています。
…上の2紙は個別の質問に回答していますが、その他の社はひとまとめにして同じような答えを出してきています。私はつくづく思うのですが、メディアは誤報や捏造を犯さなくても、「報じない」という不作為によって、事実を歪めていくものなのでしょうね。編集権や報道の自由を盾に、閉鎖された言論空間をつくって。
・東京新聞社(中日新聞東京本社、編集局長名)
9月29日に沖縄県宜野湾市で開催された沖縄県民集会について、本紙は「約11万人(主催者発表)が参加し、」と報じました。これは本紙が加盟する共同通信からの配信記事を掲載したものです。記事中にあるように、これは「主催者の発表」を受けてのものと理解しています。
・共同通信社(編集局長名)
本年9月29日に行われました「沖縄県民大会」の報道に際し、弊社は主催者発表に基づき「11万人」としました。当日は警察発表がなく、主催者が発表した数字を「主催者発表」と明記して記事化しました。
・毎日新聞社(社長室広報担当名)
9月29日の沖縄県民大会については主催者発表として約11万人という数字を記載しています。警察発表はありません。主催者発表の数字を記事化することは、このケースに限らず、一般的に行われています。
・朝日新聞社(広報部名)
沖縄県民集会への参加人数につきましては、警察など第三者によって公表された数字がありませんでしたので、紙面では主催者発表の数字として「11万人」と報道しました。
・NHK(広報局名)
9月29日に沖縄県で開かれた教科書問題の大会の参加者数については、取材にもとづき「主催者側の発表で」と出所を示して報道しました。ほかの質問・ご指摘については今後の取材・放送の参考にさせていただきます。
…東京、共同、毎日、朝日、NHkの各社は、正す会の二、三、四の質問は無視か誤魔化すかして回答していません。確かに、最初の段階で主催者発表に頼らざるをえなかったのはある程度仕方がないと思いますが、その11万人という数字が政治問題化し、教科書検定への政治介入を招いている現実をどう考えているのか。主催者がテイケイの調査のように、当初から「参加者は約2万人」と発表していたら、こんな騒ぎには絶対になっていないのですから、この県民集会報道では数字こそが焦点であるのに、その後のより確からしい情報は報じる気はない、と公言しているかのようです。
結局、この5社は、政治信条・思想的に教科書に沖縄集団自決における日本軍の強制が盛り込まれた方が都合がいいので、テイケイの調査(報道各社にも直接送付されているはずです)はなかったことにしようというわけですね。特に1面大見出しで「11万人」と報じた社は、せめて異説があることぐらい紙面で押さえておくべきだと思いますが、そういう誠実さは最初から持ち合わせていないようです。もちろん産経だって、事象によって扱いの強弱・大小や傾向性があることは私も認めますし、それが報道機関としての個性だとも思います。ただ、今回の事例は報道機関の「恣意性」が非常に分かりやすく、しかも有害な形で表れたなと思います。各報道機関がタテマエ上、県民集会に対しても公正・中立な立場を装っているだけにです。
ちなみに、話は飛びますが「誤報」つながりで、日頃思っていることを記します。新聞記事には、「飛ばし記事」と呼ばれる確定していないことをまるでそう決まったかのように書くスタイルがあります。「政府は●日、なになにする方針を固めた」などと書いてある場合、事実そうである場合と、本当は「政府内にはそういう意見もある」や「これまでの流れと状況証拠からそうなるんじゃないかな」という程度の裏付けしかないもの、あるいは「今はどうだか分からないけど、一時期そう決まっていたからいいや」的ないいかげんな記事もあります。これは同業者、特に担当部署が同じ記者なら、読めばある程度分かりますから、他紙はまず追いかけ記事は書きません。「また◎紙はいい加減な記事で飛ばしてやがる。あそこは事実かどうかより先に書くかどうかだけが社内で評価されるんだろうな」などと話し合うこともあります。
一方、本来ならば周囲によって幾重にもブロックされているはずの中枢から直接出た情報をもとにしているケースなど、記事がディープすぎる場合もいろいろと難しいところがあります。よくインターネット上の議論などで「あれは一紙だけしか書いていないし、よそが追いかけないから与太話なのだろう」という意見を見ますが、追いたくても追えない、そもそもどこのだれに記事の真贋を確かめたらいいのか分からないという類の記事もたまにあるのです。また、この手の記事は当局に否定されがちです。でも、記事に関係する政治家や省庁が「記事は間違い」とそろって言っても、本当は記事の方が正しく、関係者が口裏を合わせて否定しているという場合もあるのです。一般的に当事者が否定した場合、記事が間違っていたと感じる人が多いようですが、当事者には否定しなければならない「言えない事情」があることも少なくないでしょう。平気で嘘をつくタイプの人もいますし。
何が言いたいかというと、新聞(まあテレビもそうでしょうが)の情報は、玉石混淆であるということです。どれが玉でどれが石か見分ける専門知識のない人や、そんなことをやっている暇はないという人に自分で判断しろというのは無理な話ですし、そもそも新聞が市場に流通する商品としては甚だ不完全なものであるということを公言するようでナンなのですが(※弊紙は比較的マシだと自負しています)。また、石が混じっていようと、新聞がなくなってしまえば表に出ないような情報も掲載されているのも事実なので、なんとか新聞をお見捨てくださらないようにお願いします。変なオチになりましたが、最近は同僚と一杯やると「会社はあと何年もつのか」という話題になることが多く、だれも明るい見通しを示せないもので。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/trackback/402509
2007/11/25 10:00
人の証言も同じことだが、自分の口から言いたくないこと(秘密や意図に反する事実)があると、新聞はそれに触れない。逆に言えば、記事の中に書かれていることよりも、書かれていないことの中に本音があるものだ。
今回の新聞社(産経と読売を除く)の回答を見れば、阿比留さんの仰るとおり彼らの本音をはっきりと見えている。
こんなに分かりやすい記事はない。彼らの不正(偏向)を知るには色々と情報を集める必要があるが、一般的には面倒で時間がかかる。インターネットはそのような情報集めに極めて有用なツールである。
いっそのこと、ニュース検証サイトがあれば面白いだろう。新聞やテレビのニュースの内容を比較して,その相違点と共通点を明示してあれば、通信社のニュースを買っただけのものか、新聞社が隠した内容を浮き彫りにできる。
2007/11/25 10:29
小言じじい様
>ニュース検証サイトがあれば面白いだろう。…誤報を正す会が掲げている目標の一つに、まさにこれがあります。仮にこれがうまくいって、一定の発信力・影響力を持つようになれば面白いだろうと思います。>記事の中に書かれていることよりも、書かれていないことの中に本音があるものだ。…以前、官僚が不作為の罪を問われた裁判があったと記憶しています。
2007/11/25 10:49
おはようございます。
阿比留様
そうですか、やはり報道機関の特徴が出ていますね。
絶対誤りを認めたりしない姿勢が出ています。これではどうしようも有りませんね、ユーザーがその報道会社を必要とする限りどうしようもないのでしょう。ここにあげられている報道機関の内産経、読売以外は公正中立など無視、社会正義も子供達に常日頃言っている「正直」な人間になりなさいよという教育もなし。悔しいですね。
10月12日衆院決算行政監視委員会の横光克彦民主党議員が11万人の県民集会の事実を・・と主催者発表という言葉も使わずに教科書検定問題で福田総理に質問をした。それを検証もせず11万人集会があった事実を・・とあのポンさんが認めた。その翌日の新聞テレビはほとんどこの数字には触れていない。福田さんがすんなり認めたこともあまり報道はされていないと思います。この日の報道はその次に質問に立った意味不明質問の田中真紀子さんの「角福」問題のみ(まさに3流週刊誌報道)歴史上国会の議事録には県民集会11万人と残るのでしょう、このウソが。
ここはしっかりと訂正、削除を入れてもらわないと我々の子孫はまたウソの歴史を教えられる事になりますよね。
だから「『マスコミの誤報を正す会』の今後の活動は大変重要だと思います。今後のご活躍を期待していますし我々が応援できる事があればたとえ微力であっても応援したいと思っています。
阿比留様、本当に貴重なエントリー有難うございます。
2007/11/25 11:01
くぼた様
こんにちは。同じような逃げの回答のようでいて、社によって微妙に個性が出ているようにも感じました。安倍内閣で「政治とカネ」の問題が大騒ぎされているころ、議員会館を回っていると、たくさんの報道機関からものすごく細かい政治資金収支報告や領収書の扱いに対する質問を受けた議員たちが困惑し、秘書たちが必死で調べて回答書をつくっているのを見ましたが、そういう質問を送る報道機関側はテキトーな回答でお茶を濁しているわけです。分かってはいたことですが…。すぐに世の流れを変えることはできずとも、異議を唱え続けることが大事なのでしょうね。
2007/11/25 11:02
阿比留様
報道に限らず、情報というのはすべて書いた人間がおり多かれ少なかれその人間の意図が含まれている、ということを認識する必要があると思います。そのうえで、玉石混じった情報から自分なりの最大公約数を抽出していく、というのがあるべき情報の取り扱い方だと思います。これがいわゆるメディアリテラシーだと思うのですが、近年我が国でもようやくにして言われ始めたメディアリテラシーというのが単に情報を探し当てる(すなわちインターネット、図書館等々で検索をする)というようなことのみに絞られていることが気がかりです。
インターネットは確かに有用なツールですが、検索・リンク・トラックバックなどの特性上、どうしても同じような意見を繰り返し繰り返し読み続けることになりがちで、多読イコール表裏左右様々な情報、ということにはなりません。のみならず、サークル現象とでも申しますか、保守なら保守、リベラルならリベラルの意見が巡りに巡ってスパイラルのように盛り上がってくるという現象も顕著です。情報量の増加の功罪を指摘する研究も国内外に多々あるようです(小生、社会学にはあまり明るくないので明確に文献等を指摘することはできないのですが)。ちょうど貴ブログから飛べるリンク先としては(そもそもイザの中では)保守的な意見の方がかかれたコメントが多く、リベラル(私もこの言い方は好まないのですが、、)寄りの方がかかれたものはどうしても挑発的なものが多いということは誰の目にも明らかですよね。そういったインターネットの情報の構造的な偏りも認識しながら、一応、朝日・毎日・共同通信なども目を通しつつ、思考するというメディアリテラシー、ぜひとも学校教育に取り入れてもらいたいものです。
小生も日々研鑽中の身でありますが、失礼ながら大上段からコメントをさせていただきました。
2007/11/25 11:05
阿比留さん おはようございます。
各新聞社の回答ありがとうございます。テイコクの調査結果を認めようとしない新聞社の回答には誠意が全然感じられませんね。この事はブログのエントリーだけでは非常にもったいないです。
是非、MSN産経に1週間連続でTOP掲載するぐらいにして貰えないものでしょうか。知らない人まだまだ多いと思います。
この問題は教科書訂正へも波及しています。もっと沢山の人が知るようにした方が良いと思います。
2007/11/25 11:10
阿比留さん。沖縄の集団自決問題をめぐる県民集会に関連してジャーナリストの大高美貴さんが、ブログで藤岡信勝氏からのメールを紹介されていました。「文化省に電話をしよう!」と題するもので、私も賛同し拙エントリTBさせて頂きました。
2007/11/25 11:15
阿比留様。
結果を知りたいと、首を長くしておりました。
本当に、有り難うございます。
まぁ、結果は、やっぱり、、と言うものでしたが・・・ww
ところで、肝心の、地元2紙については、どうだったのでしょうか?
聞かなくても分かる気がしますが、
それでも、1%の良心を期待したい気もあります。
(そんなもの、無いのでしょうが)
2007/11/25 11:28
pas-baby様
メディアリテラシーとは、対象としているメディアがどんなもので、どんな性質(偏り)を持ち、その情報をどこまで信じられるかなどについて把握することが第一歩かな、という気がしています。情報には玉石があることを理解し、その中かから有用なものを見つけ出すスキルであるかもしれないし、複数のメディア(情報源)の記事を比較し、その中から「確からしさ」を見抜き、判断する力かも。その意味で、>メディアリテラシーというのが単に情報を探し当てる(すなわちインターネット、図書館等々で検索をする)というようなことのみに絞られていることが気がかりです。…このご懸念は私も共有します。>検索・リンク・トラックバックなどの特性上、どうしても同じような意見を繰り返し繰り返し読み続けることになりがちで、多読イコール表裏左右様々な情報、ということにはなりません。…この点も留意し、気をつけたいと思います。
2007/11/25 11:30
珈琲好き様
MSN産経でどういう扱いにするかは、その担当責任者がいろいろ考えて決めることなので私にはどうすることもできませんが、記事という形で紙面かすることは、機会を見てチャレンジしようと思っています。サンケイ・エクスプレスになるかな。
2007/11/25 11:33
2007/11/25 11:35
RAM様
正す会からは、とりあえず回答が来ている分を見せてもらったので、沖縄の地元紙2紙がどう対応したかは現時点では分かりません。また機会を見て確かめておきます。
2007/11/25 11:54
続報、楽しみにしておりました。
東京、共同、毎日、朝日、NHKの各社は、【説明責任】をどう考えているんでしょうか?(失笑)
>「会社はあと何年もつのか」という話題になる
我が社でも良く話題になります(^o^) おそらく日本全体が悲観論に満ち溢れているんでしょう。危機の時こそ変革のチャンスと考えたほうが、気が楽です! 多分...
新聞社といっても、一般的な会社と同じだと思います。要は主力商品の売り上げが落ち、将来の展望がない状態です。
新聞社という全機能が、そのまま残るのは難しいかもしれません。どんどん通信社に近い形になるかもしれません。要は集めた情報をどう売るのか? 新聞紙か、雑誌か、書籍か、他紙への卸か、テレビか、ネットか。そのうえで どれだけ広告を集めるのか?
新聞紙は不要でも、情報は必要とされています。さらに 日本語という非関税障壁がありますから、中国の一部にならない限り、中国企業に取って変わられることもないでしょう。 他の製造業よりは、かなりいいのではないでしょうか? 日本国内に存在し続ける事が、可能な産業(職種)でしょう。
まあ あとは経営陣に任せて、自分の責任を果たしましょう。自戒をこめてf(^-^;
2007/11/25 12:00
阿比留様
早速のコメントありがとうございました。
>複数のメディア(情報源)の記事を比較し、その中から「確からしさ」を見抜き、判断する力かも。
非常に興味深い表現だと思います。「確からしさ」「真実性」、日本人は世界の誰よりも大好きです。あたかもそれが世の中を動かす真理(某宗教めいた表現ですが他意はありません、、)と信じているかのように。
しかし、この日本人が本能的に共感してしまう「確からしさ」は、少なくとも英語圏の(アングロサクソン)の文化にはあんまり浸透していないように思われます。裁判制度ひとつを取り上げても、英米法圏は、「trustworthiness」「truthfulness」よりも「fairness」「legitimacy」です。なかなか日本語化は困難な単語ですが、要するに真理よりもバランス感覚重視というわけです。
歴史問題に関して日本外交が後手に回らざるを得ないことは、私はこのような根本的な意識の問題があるように思います。資料を提示し事実としての真正性を主張し、感情的な意見を排する、という論理展開は私自身を含め日本人的な考え方の人間を説得するには十分ですが、哀しきかな英米人は全くそのような考え方を理解していない、ということがあるように思われます。そして皮肉なことに、「嘘も百回言えば真実になる」「被害者がかわいそうじゃないか論」という「かの国々」の戦略の方が、英米人説得というミッションにおいては当を得ている、という痛恨の事実があります(独仏などの大陸系の人々はまた異なった思考様式をしているとも、、、)。
真相究明、確かな証拠の提示、国内的には非常にすばらしいことと思いますが、外向けには違う戦略が必要である、こういう戦略を練るのが外交専門機関たる外務省だと思っている次第です。
話がそれてしまい失礼しました。ついつい亡国への懸念が先行してしまいます。。。
2007/11/25 12:18
真実を報道する産経新聞が売れなくて、偏向報道を続ける朝日その他の左巻き新聞が売れるのは、世の中が間違っているのです。
再販制度、記者クラブ制度、放送電波の独占など不公正な制度が、マスコミの歪みを維持させているためです。
こうした不公正な制度や歪みがいつまでも続くとは思えません。
世の中の歪みを正すためにも産経新聞には、頑張ってもらいたいと思います。 ミケ
2007/11/25 12:44
記者様 お疲れ様です。
産経回答に、四万人強とあるのが目を引きました。この辺りが実数ではないのでしょうか?
あらゆる催しの主催者発表を精査することは、現実問題として非常に難しい気がするのですが、朝日新聞やNHKには、特に面子の問題として訂正を拒絶する傾向があるように思います。
朝日新聞を批判する訳では有りませんが、素直な実感です。
2007/11/25 12:46
阿比留さん、はじめまして。
よく言われることですが、いつもは行政や企業などに対して情報公開や説明責任を求めるマスコミが、自分たちが責められる番になると情報を隠すのはおかしい気がします。
これはもう一記者の資質うんぬんというより組織ジャーナリズムの問題なのでしょうが。
>だれも明るい見通しを示せない
スターリン某だったら即粛清ですねw
私も確かに先が明るいとは思えないのですが、かといってお先真っ暗でもないんじゃないかと思っています。
今新聞記者がやっていることは絶対に誰かがやる必要があるわけで、それは数が圧倒的に足りないテレビの記者、本業に忙しい所謂市民記者が担うには力不足でしょう。できるとしたらフリーライターですが・・・記者業が不安定な仕事になると数は集まらない気がします。
私は新聞はラジオを目指すべきなんじゃないかと思っています。ラジオだってテレビ、ネットが出現して存亡の危機になりましたが今でもちゃんと生きつづけてます。
ただそうなるには新聞のコスト削減が求められますが。
2007/11/25 13:17
阿比留様
最近ちょくちょくこれに似たような言葉にお目にかかりますね。
>最近は同僚と一杯やると「会社はあと何年もつのか」という話題になることが多く、だれも明るい見通しを示せないもので。
昔、あるスーパージェネコンのキャリア社員がふと漏らしたのですが「年に一度同期社員数人と会合をしているそうでその時に出る話題が「もしわが社が倒産したらどうするかと真剣に討論しているがおかしいですかね?」と、そして倒産する時、その後のシュミレーションも描きながら話していると聞きました。そんなことが話題になっているという事はそれだけ優秀な人材が居るという事ですね。本当に倒産、消滅しそうな会社に勤めていたらそんな話題は絶対に出ないでしょう恐ろしくて。
他の報道機関は自滅しても産経さんだけは生き延びれるでしょう、生き延びて下さいね(笑)
2007/11/25 13:40
阿比留さん
気になっていた事なので有り難いエントリーです。
回答を採点すると、産経80点、読売65点、他社は不合格とまあ予想通りでした。
テイケイなどかなり信頼性が高い調査データが送られたのに記事にしない、正す会発足も無視する、「何をどう扱いかは俺のかって」という傲慢さ、自浄能力のなさが良く出ていると思います。
「時代は朝日から産経へ…」、皆さん乗り換えキャンペーンをよろしく(^^)。
2007/11/25 13:44
阿比留様
案外、アサヒる新聞の記者も、来るべき激震に怯えているかもしれませんヨ。
1963年に村山家が経営から去りましたが、村山美智子氏(1920年生まれ)が、全株式の36、46%、妹の村山冨美子氏が8,57%を所有しており、合わせると、45、03%です。現社主の上野家は、兄弟3人合わせても19,5%
あまり、大っぴらに話すことでは有りませんが、避けられない現実です。
村山家の株式を、誰が又は何処が買い取り所有するかで、かなり様相が変わりますから。
2007/11/25 13:48
hiro様
お待たせしました。いろいろと事情や私の都合での優先事項があり、報告が遅れました。>我が社でも良く話題になります(^o^)…なるほど。こういう話題はサラリーマン社会には珍しくないのでしょうね。弊紙の場合、フジテレビがホリエモンに買収されかかったときにも、かなり真剣に会社を辞めたら何をやって食べていくかという話をしていましたが。>日本国内に存在し続ける事が、可能な産業(職種)でしょう。…うーん、資本は外国、ということはありえるでしょうが、現在も資本は日本なのに書いている内容は外国勢力の喜びそうなことばかり、というところもありますし。とりとめのない返事ですいません。
2007/11/25 13:58
pas-baby様
>要するに真理よりもバランス感覚重視というわけです。…興味深いご指摘です。誤解かもしれませんが、それは一般に日本的と言われる「空気」(嫌いな言葉ですが)と似たものでしょうか。それとも全く違うものなのでしょうか。>「嘘も百回言えば真実になる」「被害者がかわいそうじゃないか論」という「かの国々」の戦略の方が、英米人説得というミッションにおいては当を得ている、という痛恨の事実があります…。これは確かに、戦勝国が都合よく作った矛盾の多い歴史説明を、戦勝国民が信じ切り、あるいは信じ切ったふりをして異論を許さない態度をとっているのを見ればよく理解できます。>こういう戦略を練るのが外交専門機関たる外務省だと思っている次第です。…実際には質問主意書への答弁書を書いたり、大臣会見の想定問答集をつくったり、野党議員から質問取りをしたり…の非生産的仕事で手一杯で、そんな余裕はないという本末転倒の状況にあるのが実際だろうと思います。
2007/11/25 15:10
2007/11/25 15:14
ウルリケ マインホフ 様
この四万人強というのは、沖縄県警情報です。沖縄県警は、主催者発表に逆らうのが怖くて正式には参加者数を明らかにしていませんが、幹部はこれぐらいじゃないか、と述べています。ただ、これも別に県警が正確に数えて出した数字というわけではなく、だいたいそんなところだろうという感触に基づくものだろうと思います。その意味で、実際に航空写真をもとにして数えたテイケイの数字の方が、より実数に近いのはほぼ間違えないでしょう。>朝日新聞を批判する訳では有りませんが、素直な実感です。 …それはよく分かりますが、別に批判されてもいいような気もします。
2007/11/25 15:38
「報道の自由」「メディアの自主性」は報道しない自由、捏造の自由、
情報操作の自由、思想誘導の自由も含まれているんですねw
正確な事実さえ報道しなくて、何が報道なんだかw
食品偽装は批判、厳罰を受けても、情報偽装、誘導は何ら処罰を受けないようです
少なくと各種報道で発表された参加者数ぐらい、発表しても良いと思いますが?
県警情報では○人
主催者情報では○人
航空写真で実数を数えたとする大学情報では○人、などと
尤も、情報操作したい報道機関はそんな事をするはずもありませんなw
2007/11/25 15:52
toko様
はじめまして。最近はさすがにそんなことを言われなくなりましたが、少し以前までは大手報道機関は「絶対に間違いを認めない」「無謬性にこだわっている」との指摘がありました。白を黒と報道し、指摘されてもあのときは灰色がどうのこうのとごまかして済ませるというメディアの体質を指したものですが、そんな傲慢な姿勢が通用する土壌があったということでしょうね。まだまだこれからだと思いますが、ネットの登場と、マスコミの社会的地位の低下(まだ十分「権力」だと思いますが)その他で、以前ほどは好き勝手に振る舞えなくはなったものの、それでも十分、人をなめた態度でやっていると思います。>今新聞記者がやっていることは絶対に誰かがやる必要があるわけで…。この点も将来はどうなるのかな、という不安、危機感も覚えています。
2007/11/25 16:55
くぼた様
生き延びたいのはやまやまなのですが、資本の論理はなかなか厳しいですからね。まあ、弊社のスローガンは「日本になくてはならない新聞」なので、消えてなくなるわけにはいかないと思っていますが。いつもこんなことばかり考えているわけではないのですが…。
続・マスコミの誤報を正す会 [Kyan's BLOG III]
「マスコミの誤報を正す会」質問状への各社の回答 - 国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:イザ! 沖縄県紙の沖縄タイムスと琉球新報の回答が無いようですね。 回答しなかったのなら回答しなかったと発表しそうな…
「文化省に電話しよう!」大高美貴さんからのお知らせ [櫻党EX]
女性ジャーナリストの大高美貴さんが23日のブログで下記の告知をされています。私も彼女の主旨に賛同し、このエントリで全文転載させていただきます。 文化省に電話しよう! http://www4.diary.ne.jp/user/431247/…
「虚偽の沖縄11万人集会」マスコミ各社の不誠実な回答 [屋根の上のミケ]
<html> <font size="5">「虚偽の11万人集会」マスコミ各社の不誠実な回答</b></font> <font size="3"> 先日、沖縄で集団自決を巡る住民集会があり、「11…
反日マスゴミってやつは・・・ [気紛れ徒然ブログ]
今日は在日特権のことを書こうと思いましたが、とゅうさんおブログで紹介してるそうなので、そちらを見てください。 http://blogs.yahoo.co.jp/birdwasborn/26466455.html それよりも重大なことがありましたので…
【やばいぞ産経?】「うちは寄稿認め(たれ流し)てしまう」「世間に通用しない記事づくりを」 [つれづれすくらっぷ]
【やばいぞ日本】「うちは留学認めていない」 11/17 06:38 《(寄稿 宮家(みやけ)邦彦)》 《宮家氏は外務省に入省し、中東アフリカ局参事官などを経て退職。現在立命館大客員教授、AOI外交政策研究所代表。…
by urara225
拉致家族に「北のメッセンジャ…