2007年10月22日
優健美館読本��
忘れてはいけない「消化と吸収」
この流れからいきますと、私たちは健康食品について30年以上も研究を続けておりますが、確かにサプリメントが身体に効かないという学生は1人もいないんです。
この学問は分析学といいまして、人間の身体に足りなくなったものを補えば元に戻りますよ、目が疲れたらビタミンAがいいですよ、といったように学問でハッキリしています。
ですが、疲労回復のためにビタミンB1やB2を飲んだからといって、すべての人に効果があるとは言えません。ある人は疲れがとれたけど、ある人は全く効かないといったように、一つのクエスチョンマークが学生の間で出来て、これは分析学でサプリメントを摂るだけではダメなことが判明。そこで、もう一つの学問である「消化と吸収」がクローズアップされました。
「消化と吸収」の学問は、分かりやすく言えばいかに食べた栄養を自分の血と肉にするか。自分の血と肉にならないものを摂取しても何の役にも立ちません。今の50代の人たちは、排泄物と尿で栄養分が全部出てしまう。そこで「消化と吸収」を司る箇所はどこかと調べたら、最近になって腸だということが判明しました。
書店で医学書のコーナーに行ってみますと「ビタミン健康法」だとか○○健康法といった本が以前は並んでいました。ところが最近は「老化は腸から始まる」だとか「病気の原因は腸にある」とか、「消化と吸収」や「免疫」など、そういう本が増えてきた背景には、いかにビタミンを投入しようとも吸収しなければダメだ、ということが分析学によって盛んに言われるようになってきております。
この「消化と吸収」について考えた時に、人間の身体をどこから手入れをするのか。言い方は悪いのですが、人間の身体を車に例えると、50を過ぎればすべて“中古車”です。化粧品はたくさんあるから顔の手入れは十分出来るでしょう。
だが、腸の手入れなどは全く出来ていません。朝、顔を洗っても自分の腸のことを気にする人はいないんです。毎日、朝の排便を自分なりにちゃんと観察している人もいません。色よく、体調がいいのか、そういう健康の一番大事なことを忘れてしまっています。そこでまず、1日も早く腸の中を綺麗にしよう、ということをおすすめします。
食べ物が口から入ったら、36度の体温ですぐ発酵したり、あるいはO-157だとかブドウ球菌だとか、いろんなばい菌がたくさんついてきますから、そこで胃酸というのが出て、殺菌してくれます。この胃酸だって若い頃はたくさん出ますが、年齢とともに減少します。胃酸は無限につくれるものではありません。だからこそ前述した発酵食品である味噌と醤油と酢というバランスが、塩酸サイクルと一緒に、どうしても必要になってきます。
殺菌、殺菌でやっと調理。調理へ行ったらご飯やうどんのでん粉がそのまま吸収されてしまう。ここには分解酵素というのが関与してきます。分解酵素が関与してくれることで、でん粉はブドウ糖などの成分に変わり、血中に入って筋肉で働いてくれます。
ところが、腸の中で酵素の発達がなければ、それが排出されてしまいます。
タンパクだって、肉類を食べたり魚類を食べたり、いろんな食べ物を食べてそのまま私たちのタンパクになっているかと言うと、そうではない。アミノ酸というタンパクの分解酵素が働きます。ここで「消化と吸収」に一番最初に必要なものである酵素に突き当たります。それが『酵素』です。一番最初にこの酵素を体内に入れる、あるいは分解酵素を入れることがバランスよい栄養の摂り方といえるでしょう。
脂は脂のままでは何の役にも立ちません。これを脂肪酸とグリセリンに変えることが脂肪分解酵素の働きです。
分解され、やっと吸収されるときに、今度は腸管という目に見えない管を通ります。この目に見えない管を通るために分解酵素が化学的に働いて、分子を小さくして、ひたすら小さくして、そこを通れるようにします。ところが、そこまでは良いのですが、管が50年も掃除していない状態だったら、どうなるでしょうか？
大腸なんてのは町のドブよりも汚いんですから。日々食べている物を体温36度ど温度でミキサーにかけておいたら、すぐに腐敗します。それが自身の身体の中で行われていることを忘れてはなりません。
そこで何が悪いことをしているかと言うと、食生活において脂の摂りすぎと糖の摂りすぎが一番悪さをしています。どのように、脂肪と糖が悪さをしているかと言いますと、人間の身体の仕組みで、脂と糖はとっつき型の栄養素で、摂ったら蓄えようとします。
ビタミンやミネラルの摂り過ぎで太っている人はいません。
カルシウムなどは自分が必要なだけ摂ったら、後は全部外へ出す仕組みになっています。
糖と脂肪の摂り過ぎが何故いけないのか、難民を見れば分かります。手足は細いけど、お腹だけ出ています。あれは人類が地球上に出来た時に、今のように飽食の時代じゃないから、食べる物がそうたくさんなかった。だから、たまに脂を摂ったら、もったいないから明日の分も自分の身体に蓄えておく、という仕組みなんです。
だから肥満というのがある。その肥満と一緒に腸の中で縮減となって腸管を詰まらせているのが脂と糖分です。
食べ過ぎとは「脂と糖の摂り過ぎ」
それから、ここで一番の問題は、前述した化学による食べ物の変化です。要するに化学薬品から出来た食品添加物です。同じハムに使われている物だって、あるいは魚肉ソーセージに入っているものだって、あるいは魚肉ソーセージに入っているものだって、魚肉のみをくっ付ける糊というのはありません。動物の肉だけをくっ付ける糊というのはまだ開発されていないんです。従って体内に入った糊が何でもかんでもくっ付けてしまうから、それらが持つべきカルシウムと何かのバキュームがくっ付いて胆石になってしまうとか、健康体を不健康にしてしまう働きを、知らず知らずにしているのです。
病気の仕組みというのを勉強すれば、原因が必ずあります。生活習慣病の原因は何かというと、病院では食べ過ぎです、と必ず言われるはずです。運動不足を指摘されるはずです。
何を食べ過ぎているかと言うと、脂と糖を摂り過ぎたという結論に達します。
我々酵母研究陣の開発の根底は、酵素と一緒にそれらの脂肪や糖を出そうとしたところにあるわけです。
脂を分解するために、あるいは分解する効果をどこに見るかと言いますと、味噌漬けにした豚肉と一般の豚肉を分析すると、味噌漬けにした豚肉のほうが脂がはるかに少ないことがハッキリします。
今度は味噌の製造工程を調べれば、味噌は大豆をふかして作るわけですが、この大豆をふかした時に大豆脂というのがあります。
ところが、出来上がった味噌には大豆脂というのが無くなっています。何がどういう働きをするかというと、大豆のタンパクと脂を麹菌が食べて、アミノ酸に変えてくれているから、味噌は寝かせれば寝かせるほど美味しいことがハッキリしました。
鰹節だって、鰹という魚には脂がありますが、鰹節になれば全く脂がなくなります。これもキャンデタという酵母菌が鰹の脂をイノチン酸という旨味に変えています。
鰹節というのは製造工程を調べれば分かるように、ふかしてから4回もカビ付き骨を入れるんです。どうして4回もカビ付き骨を入れるんですか、と製造元の社長に聞いたら、これが脂を全部食べてくれて、鰹節が出来れば水分を飛ばしてくれるのだそうです。全部、カビがやってくれるんです。
このカビがキャンデタという酵母菌で、このキャンデタを人間の体に合うように仕向けたのが、柳田先生と我々の共同開発なのです。
そして腸がきれいになったら、女性ホルモンのバランスを良くするローヤルゼリーですとか、疲れを取るビタミンB1やビタミンB2だとか、目が疲れたら○○を飲むというように他の「6種類の健康補助＝シックス・ヘルスフレンド」を愛用して下さい。
ビタミン剤などは皆さん、衝動買いであれこれ買ったりするんですが、身体の仕組みやビタミンの良さを知っていないとビタミンを飲んでも尿が黄色くなるだけで、効果はありません。尿が黄色くなるということはビタミンが吸収されず、すべて体外へ出てしまうのです。
それなら身体の仕組みを尿が黄色くならない（摂取したビタミンを体外に出さない）ようにしなければなりません。すべて自身の血と肉にする身体の仕組みを作らなければなりません。
口から入って排泄物になるまでの仕組みを知ってもらえれば、排泄物として出るのが食べたカスのみで、栄養分まで出してはならないことがご理解いただけたでしょう。
腸内環境について述べますと、腸内細菌や悪玉菌というのは物を腐らせる菌です。善玉菌というのは物を発酵させる菌です。物を発酵させる菌が多ければ多いほど腸内環境は間違いなく良好です。腸がきれいになります。
食べた物が腸の中で腐敗すれば悪臭を放つわけですから、悪臭の元を調べれば、インドールだとかスカトールだとか硫化水素だとかアミノだとか、これらはすべて毒素なわけです。いったん毒素になってしまえばどうにもならない。腸内に毒素が集まってきたところに喜んで巣食うのが病原菌なのです。
善玉菌というのは何をするかと言うと、発酵状態になると漬物でもお酒でも酸っぱくなります。酸っぱくなるということは有機酸という身体に一番良い酸が体内に出来ます。すると有機酸の中では病原菌は生きられない環境なんです。
お家の壁や風呂場のカビだってそうです。空気の流通が悪いからカビが生える。これも環境と条件です。
ですから人間が健康で生きる条件とは、病原菌が生きられない条件にしていかなければなりません。
（終）
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この記事へのコメント
今回のエントリの出典や参考文献はどこからですか？
あまりに基礎的な間違いが多すぎて、正直呆れてしまいました。
根本的な語句の理解からして間違っています。
中学生の理科の参考書でも買って読むことをお勧めいたします。
ここまで理解がない人が科学を語っても
まったく信憑性がありません。
つっこみどころは非常に多いのですが
とりあえずひとつ用語を確認させてください。
文中のキャンデタというのはカンジダ(Candida)のことですか？
ちょっと変なので、もう一度確認してみてください。
ところで瀬戸さん
優健美館読本�´△脳匆陲靴討い詁睛董△匹里�らい信じてます？
文中に「塩酸サイクル」とありますが、胃酸が再生されるか、胃酸を作る過程をそういうのでしょか？それともクエン酸サイクルのことでしょうか？
私の知識で行間を埋め、好意的に読めば多少は理解できるように思います。しかし、申し訳ありませんが、悲しくなるくらい恥ずかしい内容です。話がしっかりしている内容で聞き手が無知なのか、話し手も無知で、かつ無知な人が聞き書きされたのかいずれかですね。
瀬戸さんはこの2つのエントリーについてどのように感じたのでしょうか。お聞かせください。もう止めたほうがいいです。
これでは出来の悪い健康雑誌以下ではないでしょうか？書き手の岩崎定夢さんとは、どのような方なのでしょう
腸内発酵や免疫の話をするなら、乳酸菌代謝産物とインターロイキン、リンパ球の関係性などを軸に医学論文を当たるくらいはされた方がいいのではないでしょうか
小泉武夫はCandidaのことを『キャンディダ』と表記しているようですね
＞酵母の中には，キャンディダ・ウチリスやキャンディダ・リポリチカ，
＞キャンディダ・トロピクリスという菌がありますが，
『発酵は力なり―食と人類の知恵 』(NHKライブラリー)小泉 武夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E7%99%BA%E9%85%B5%E3%81%AF%E5%8A%9B%E3%81%AA%E3%82%8A%E2%80%95%E9%A3%9F%E3%81%A8%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AE%E7%9F%A5%E6%81%B5-NHK%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E5%B0%8F%E6%B3%89-%E6%AD%A6%E5%A4%AB/dp/4140841834
さすがに鰹節作りにCandidaを使うという記述はありません
上記のCandida属は米ヌカの脂肪分の分解したり，石油を分解したりするので，
Aspergillus属の鰹節菌による脂肪分解の話と混同した可能性が高いでしょう
http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2004/kinki/ki04042.html
＞トルラ酵母（Candida utilis）は、
＞食飼料用酵母として利用されるようになりました。
http://www.kohjin.co.jp/ferment/feed.html
＞乾燥酵母（例えば、Candida lipolytica、Candida tropicalis又はCandida
＞ maltosa）を含む。
＞これらは、炭化水素（例えば、軽油又はノルマルパラフィン）又は炭水化物
＞を含有する基質中で培養した酵母を乾燥することによって得られる。
http://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data/21r.pdf
もちろん，カンジダ症の原因菌でもありますけどね
＞カンジダ症の原因として最も分離頻度の高いのがCandida albicansであるが、
＞Candida glabrada、Candida tropicalis、Candida parapsilosisなども検出される。
http://www.yoshida-pharm.com/text/04/4_3_1.html