2007年 11月 24日
坂出市行方不明事件続報
坂出市で幼い姉妹と祖母が行方不明になっている事件で、警察では、引き続き、市内で遺留品探しを行っています。警察のこれまでの捜査で、行方不明になっている3人のうち、三浦啓子さんの携帯電話の微弱電波は、17日の午後4時ごろ坂出市北部の瀬居町の基地局で最後に受信されたことがわかっています。基地局近くにある坂出港周辺では、24日も携帯電話を含む遺留品の捜索が行われましたが、発見には至っていません。警察では、引き続き、遺留品の捜索に全力をあげるとともに、今月20日に、JR坂出駅などで配布した3人の顔写真が入ったチラシを、新たに2万5000部印刷し、来週にも、坂出市の全域に配って、市民に、情報提供を求めることにしています。

W杯バレー25日開幕・選手が最終調整
ワールドカップバレー男子岡山大会が、25日に開幕します。出場する各国の選手たちが、試合会場で最終調整を行いました。北京オリンピックへの出場権をかけ連日、熱戦が繰り広げられているワールドカップバレー。25日から3日間に渡り開催される男子岡山大会には優勝候補のブラジルを始め、アメリカ、ブルガリア、チュニジア、韓国、それに、オーストラリアの6カ国が出場します。24日は、選手たちが戦いの舞台となる岡山市の桃太郎アリーナで、最終調整を行いました。選手たちは、サーブ、レシーブなど基本的なプレーを念入りに確認し、本番に備えていました。ワールドカップバレー男子岡山大会は、25日から今月27日まで岡山市の桃太郎アリーナで開かれます。

津山市で住宅火災1人が負傷
津山市で住宅を焼く火事があり、この家に住むお年寄りの女性がケガをしました。午前8時45分ごろ、津山市加茂町の尾島繁美さん(59)の住宅から煙が出ているのに家族が気づき、消防に通報しました。火は、木造瓦葺平屋建ての住宅・約100平方bの一部を焼き、約30分後に消し止められました。尾島さんは、5人家族で、出火当時、3人が家の中にいましたが、このうち、母親の美代子さん(88)が、顔やのどにヤケドを負いました。警察によりますと美代子さんの部屋に置いてあった、オーブントースターの付近がよく燃えているということで、消防と共に、火事の原因について調べています。

青少年のための科学の祭典2007
子供たちに科学への興味や関心を高めてもらおうと、倉敷市で科学の祭典が行われました。これは、子供たちの理科離れが進む中、実験や工作を通して科学のおもしろさや不思議さを理解してもらおうと行われたものです。会場では、県内の高校や企業などによる43のブースが設けられました。中でも、マイナス196度の液体窒素で、花や果物を凍らせるとどう変化するのか観察するコーナーや、自転車のペダルをこいで発電するコーナーなどが人気を集めていました。子供たちは、日頃体験できない実験を楽しみながら、科学への知識を深めていました。この催しは、25日も行われます。

岡山市で地産地消フェア
地元でとれた新鮮な食材を多くの人に食べてもらおうと、岡山市で地産地消フェアが行われました。これは岡山市のディスカウントストアが、消費者に、地元の安全でおいしい食材を提供しようと行ったものです。会場では蒜山のジャージー牛乳を使ったカフェオレが無料で振舞われた他、岡山市御津町の農園など10の生産者がブースを連ね、朝に収穫されたばかりの新鮮な野菜や、柿、栗など秋の味覚を販売しました。特に、岡山市建部町の主婦が作ったコンニャクは、市販のものより大きく、コンニャク芋本来の香りが強いのが特徴で、大勢の人が買い求めていました。この地産地消フェアは、25日も行われます。

高松市中心部で火事
23日夜、高松市中心部で住宅を全焼する火事がありました。ケガをした人はいませんでした。23日午後6時50分ごろ高松市東田町の無職、古笹原始さん(86)の住宅の2階から火が出ているのを近所の人が発見し119番通報しました。消防が消火にあたり火は約1時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅約100平方bを全焼しました。古笹原さんは妻と2人暮らしで、出火当時、2人とも1階の居間にいましたが、逃げ出してケガはありませんでした。現場は住宅やマンションが立ち並ぶ高松市中心部の住宅密集地で一時、騒然としました。警察と消防で火事の原因を調べています。