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大手マスコミが報じないイラク情勢の改善――潮流は変わったのか

2007/11/24 12:39

 

イラクの治安の回復が顕著になってきました。

えっ? と思う方も多いでしょう。
イラクといえば、あまりに多くの人たちの頭に「内戦」「泥沼」「殺戮」「破壊」そして「アメリカの挫折」というような言葉がインプットされてきたからです。

しかしイラクではここ数ヶ月、テロ攻撃が減り、宗派間の戦闘も、米軍やイラク国軍への攻撃も、減ったことは、どうにも否定のできない事実となってきたようです。

この事実は日本の大手マスコミではほとんど報道されていません。産経新聞には出ていますが、あと日本経済新聞が
同趣旨の傾向を伝える記事を一回、載せただけぐらいで、私のみる限り、残りは皆無です。

アメリカでもブッシュ政権のイラク政策に激しく反対してきた主要メディアは新聞もテレビも、このイラク情勢好転の動きを長い間、無視、あるいは軽視してきました。この態度はブッシュ政権を支持する勢力からは「リベラル・メディアのまたまたの偏向」と批判されてきました。

しかしイラクの治安回復がどうにも無視できない状況になって、ここ数日、あいついでそうした大手メディアも情勢好転を認める報道や論評を載せるようになってきました。ブッシュ政権のイラク政策には当初からすべて反対してきたニューヨーク・タイムズがイラクの治安の回復を大々的に報じたのです。ワシントン・ポストも社説でイラク情勢の軍事面の好転を認めました。

もちろんいまのイラク情勢の改善がどこまで続くのかは疑問です。また血なまぐさいテロ攻撃や戦闘が激しくなるかもしれません。でもまだその兆候はありません。

もしイラクの治安がこのままさらに回復し、その状態が定着し、民主化が進んだらどうでしょうか。ブッシュ政権に反対して、「イラク戦略は破滅」と断じていた勢力にとっては、政治的な悪夢となりかねません。万が一にもイラクの民主化が民族や宗派の和解とともに、成功してしまったら、困る人たちは日本にも多いでしょう。

しかし客観的にみて、イラクが安定した民主主義国家となることは中東情勢にとっても、国際社会にとっても、さらには日本にとってさえ、より好ましいことは明白です。
こんな想像をついしてしまうほど、イラク情勢のいまの変化は大きいといえます。

このイラク情勢の好転がアメリカではどのように受け止められているかを報告します。産経新聞11月23日朝刊に掲載された私の記事を基とします。

同時にイラク現地の写真を紹介します。
下は首都バグダッド市内で長い期間、閉鎖されていたカトリック教会が再開されるに際し、教会の屋根に十字架を再びつける作業の写真です。

この教会はアルカーイダらの攻撃の標的となり、2004年に閉鎖されました。イラク人の信徒たちも、大多数がその地域から避難してしまったそうです。しかし最近の治安の回復でその多くがまたもどってきたわけです。

この写真を撮影したのはアメリカ人のフリー・ジャーナリストのマイケル・ヨン記者です。







さて、イラク情勢の好転に対するワシントンでの反応について報告します。


イラクでのテロ攻撃がなお減り続け、米軍の増派による治安回復の効果がアメリカ国内でも認められるようになるにつれ、ブッシュ政権の政策に反対する民主党側の非難の議論にも複雑な変化がみられるようになりました。

  

イラク駐留の米軍司令部は18日の発表で①イラク全体での米軍、イラク政府軍へのテロ・軍事攻撃の総数は今年2月から55%減り、2005年夏以来の最少数となった②イラク民間人の死傷者は今年6月以来、全国で60%、首都バグダッドで75%減った③米軍の死者は今年6月の101人から10月には39人に減った―ことなどを明らかにしました。

イラクでのアルカーイダなどのテロ組織による自動車爆弾、道路爆弾、地雷、迫撃砲、ロケット砲、小火器での攻撃などの総計は10月には昨年2月以来の最低を記録し、11月に入ってもさらに減少が続いているとのことです。

 現地を視察して帰った米陸軍のロバート・スケールス少将は11月21日のウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で、イラク駐留のデービッド・ペトレイアス司令官が今年冒頭から増派米軍3万を主体にアルカーイダの本部組織をバグダッド郊外のバクバ地区に誘導し、撃滅作戦を展開して、7月までには掃討に成功した、と報告しました。

スケール少将はさらに「純軍事的にはイラクでの戦闘は分岐点を越えた」として平定がほぼ成功したと述べ、政治的な成功を可能にする土壌が生まれてきた、とも書いています。

ブッシュ政権は情勢好転にはきわめて慎重な姿勢をとり、「成功」とか「勝利」という言葉の使用を差し控えていますが、同政権のイラク政策に一貫して反対し、イラクでの軍事情勢の悪化を常に大々的に報道してきたニューヨーク・タイムズは11月20日付一面トップで写真数枚つきの「バグダッドが治安の改善とともに息を吹き返す」という見出しの長文記事を掲載しました。

この記事はバグダッドのルポが主体でした。そして、、テロ攻撃が激しい時期、避難していた市民のうち約2万人がこの2カ月ほどのうちに帰還し、市内の商店や学校の再開数も増え、結婚式まで頻繁に催されるようになった、と報じました。

ニューヨーク・タイムズの同記事は首都の治安については「今年2月には44件も起きた自動車爆弾テロがいまはゼロに近く、市内で発見される死体も1日35体から5体ほどに減った」と伝えました。
 
ブッシュ陣営もイラクの少なくとも軍事情勢は改善されたことを認めるようになったといえます。

ブッシュ政権には同様に批判的なワシントン・ポストも18日の社説で「米軍のイラク増派が純軍事的な意味では注目すべき成功だという証拠は圧倒的となった」と認めました。

この社説は、今年1月にくらべると、イラクの治安は米軍やイラク人の死者数、自殺爆弾攻撃の回数など、どの基準でみても「莫大な改善」だとして、とくにバグダッドについて「マーケットの再開、夜間外出禁止令の緩和、膨大な数の避難民の逆流」などを強調しました。

 
しかし同社説は「増派の真の目的はイラクの民族和解に基づく連邦国家の円滑な出発という政治目標」のはずだとして、その政治面での好転はまだまだみられない、と警告していました。

 
ブッシュ政権を非難する民主党側もこれまではイラクの血なまぐさいテロや戦闘の状況を指摘して、政策や戦略の失敗を強調してきましたが、最近では議論の重点を微妙に変えるようになりました。イラク情勢が明らかによくなってしまったからです。

民主党の反戦派の代表ジョン・マーサ下院議員は20日、イラクの軍事情勢好転に対して「イラクの経済、雇用、社会の破綻、そして政治的和解の不在をみれば、軍事情勢の改善はイラク民主化の成功を意味しない」と言明しました。批判の重点をイラクの軍事情勢から政治情勢へと変えたということです。

なお私はこのイラク情勢の好転については別の場所でも書いています。そのリンクは下記のとおりです。

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/i/61/

 

 
なおイラク情勢のこうした変化はアメリカ側でも大手メディアよりは、フリーのジャーナリストなどによって現地から詳しく報じられています。

その代表の一人が前述のマイケル・ヨン記者です。元米軍のスペシャル・フォース所属の軍人で、いまはフリーのジャーナリストのヨン記者は米軍部隊と緊密にかかわりながら、報道活動を続けています。

ヨン記者は最近、イラクの首都バグダッド市内で再開されたカトリック教会の再開の模様を取材しました。なぜその教会が閉鎖され、信者たちがどうしたのか、そして3年後のいまなぜ再開にいたったのか、などを説明し、イラク人の信者のために催された礼拝の儀式の様子も写真に撮りました。

ヨン記者はこの教会再開に関する一連の写真は各国の報道機関などで自由に使ってもよいと言明しています。イラクに関する珍しい朗報なので、できるだけ広い範囲の人たちに知ってもらいたいということでしょう。下は教会の内部の風景です。




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コメント(19)

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2007/11/24 13:22

Commented by くぼた さん

古森様
 イラクが一日も早く安定すれば米国北朝鮮に対しても対応が変る可能性は考えられませんか?

>万が一にもイラクの民主化が民族や宗派の和解とともに、成功してしまったら、困る人たちは日本にも多いでしょう。

 いますいます、野党は全て、自民党の一部にも。

民主党の反戦派の代表ジョン・マーサ下院議員は20日、イラクの軍事情勢好転に対して「イラクの経済、雇用、社会の破綻、そして政治的和解の不在をみれば、軍事情勢の改善はイラク民主化の成功を意味しない」と言明しました。批判の重点をイラクの軍事情勢から政治情勢へと変えたということです。

 何処の国にもこんな人が居ますね。どうして素直に喜べないのでしょうか不思議でなりません。

今日も貴重なエントリーを有難うございました。

 
 

2007/11/24 14:08

Commented by emptiness さん

マスコミが報道しないのはそれだけではありません。
(本投稿と関係がないのですが、メールがわからないのでここでお伝えさせていただきます。お読みになりましたら、消去してくださって結構です)
外国人指紋押捺反対する英語のサイトで、反対するのは大いに結構なのですが
http://www.debito.org/index.php/?p=780
なぜか、その手段として、オリンピック誘致反対のサイトを紹介し、
http://nofj16.googlepages.com/home
日本に関するうそごまかし、誹謗をかき、また石原慎太郎氏の名誉を毀損する文章を掲載しています。反対の意思表明としては行き過ぎだと思います。

 
 

2007/11/24 14:17

Commented by starbeast さん

古森様、お邪魔します。
確かに、日本のメディアではそんなに伝えられていませんが、NHKでも「Baghdad近郊でのテロは減少傾向にあるかわりに北部クルド自治政府(でよかったかな)AreaがTurkeyとクルド労働者党との確執・制圧されつつある中部から流れ込むTerroristによる攻撃にさらされて、安定が脅かされている」という表現で報道されていたように思います。
結果的に、Bush大統領が取った「餅は餅屋に政策」(現地の軍司令官に作戦を任せ、必要とされた増派を行ったこと)が成果を見たと言うことでしょう。
軍は政治が動ける時間を確保したのですから、これからは政治が動く番でしょう。確か現地の司令官も言っていたような気がしますが。「一応現在はBaghdad近郊の治安は安定しているように見える。この時間を利用して交渉を進めなさい」とIraq政府に言ってた気もするのですが。

 
 

2007/11/24 15:34

Commented by reita1g さん

古森様 本日の内容に関係のない(前々回に関係しています)事柄の投稿になり申し訳有りませんが了承ください、昨日拝見しました西村真吾議員のHPの内容に今回訪米した折、スーザン古森さんより訪問団に対し献身的な支援を受けた、またスーザン古森さんは拉致被害者問題に取り組んでおられる等の内容が記されており感銘した次第です、ところでお願いですが時間がある折で結好ですのでスーザン古森さんに関する情報の記載を出来ればお願いします、勝手な要望で恐縮です。

 
 

2007/11/24 18:18

Commented by RAM さん

古森様、こんばんは。

何故、このようなことが、足並み揃えて報道されないのでしょう?と、
分かり切った疑問を棒読みしたくなりますね。

TBも削除されうることを知って、自ブログで愚痴っているM氏に、
産経批判ばかりしていないで、「報道しない」という不作為の言論誘導をする
他のマスコミに「知る権利」を振りかざして噛みついてきてもらいたいものです。(勿論、あの調子の長文で)。

何はともあれ、イラクの安定化については、素直に喜びたいものです。
このような基督教会があったことを知れたのも、小さな驚きと共に、
報道していただいた古森様に、小さな感謝、です。
(大きな感謝は、別の機会に・・・笑)。

 
 

2007/11/24 18:56

Commented by hotaka さん

古森様

>もしイラクの治安がこのままさらに回復し、その状態が定着し、民主化が進んだらどうでしょうか。ブッシュ政権に反対して、「イラク戦略は破滅」と断じていた勢力にとっては、政治的な悪夢となりかねません。万が一にもイラクの民主化が民族や宗派の和解とともに、成功してしまったら、困る人たちは日本にも多いでしょう。

 先ずは、間違って始めたイラク戦争での形勢不利が原因でブッシュ政権の支持率が下がっているので次の大統領選挙ではイラク戦争に基本的には反対であるとのスタンスである民主党の候補が絶対に勝利する、と信じて疑わず、ブッシュ共和党政権をなめて失礼な発言をしていた日本の政治家達も困るかもしれませんね。当面、野党党首も含め、日本の政治家も少しは発言を慎重にした方がよいでしょう。

 
 

2007/11/24 19:11

Commented by 切葉鳩 さん

何も申すことはありません(苦笑)
http://bananaseed.iza.ne.jp/m/blog/entry/296286/
http://bananaseed.iza.ne.jp/m/blog/entry/310044/

 
 

2007/11/24 19:38

Commented by yoshi18 さん

古森様

イラクの治安が回復しつつある事については数日前にテレビでも放送していました。
どこのテレビだたか覚えていませんが、治安が回復したので、「通行止めになっていた道路が開通した」というような報道だったと思います。
「宗派の和解が進んでいる」というような事も言っていたように思います。

仰る通り、イラクが安定した民主主義国家となることは中東情勢にとっても、国際社会にとっても、さらには日本にとってもより好ましいことは明白です。
経済的な事だけに注目するのは自分勝手かもしれませんが、イラクの埋蔵量は世界でサウジに次いで2番目です。(世界の11.5%)
中東に石油の90%を依存する日本としては、イラクを大事にするべきです。今は十分な生産も出来ず、輸出能力もありませんが、その内、生産力を回復すれば、いま自衛隊が実施している物資の空輸が日本の石油資源確保に大きな貢献をする日が来ると思います。

 
 

2007/11/24 20:34

Commented by jp12080815 さん

エントリーのご趣旨からは外れると思いますが、「イラク政策」は失敗だと言われながらも、黙々と与えられた責務を全うしてきた軍人こそ賞賛されるべきだと思います。戦略に上位する政略が非難を受けるという逆風の中で、命を賭すことなど常人には不可能なことだと思います。米国の指導者たちは現場の軍人の気持ちを考えたことがあるのでしょうか。

 
 

2007/11/24 20:35

Commented by mimisam さん

古森様

はじめまして。いつも拝読させていただいてます。
朗報ですね。
月並みな言葉ですが、朗報に接すると浮かんでくるのは「あせらず、たゆまず、油断せず」です。
イラクの国民のためにも、早く事態が収束することを願わずに入られません。

 
 

2007/11/24 20:40

Commented by ウルリケ マインホフ さん

確かに最近は、テロ関係の記事は減りました。
かつてアラブ型社会主義体制であったイラクでは、他のイスラム諸国と違って女性の社会進出が盛んであり、信仰の自由も一定程度認められていました。
カトリック教会再興や女性の社会進出が再び活発になれば、イラクを現在覆い尽くしている宗教的不寛容から国民が解放される日も近いかも知れません。

 
 

2007/11/24 21:10

Commented by 切葉鳩 さん

無理だと思うよウルリケさん。

 
 

2007/11/24 21:44

Commented by anomaly さん

内戦状態がいつか終われば亡くなった命が帰ってくるのかい?
手足を失い顔を失った子供たちが健康体に戻るのか?

嘘デタラメを並べて戦争を起こし、金儲けのための量虐殺を行った罪が治安回復で贖われるのか。

都合の良い事だけ好きなタイミングで言いやがって。

 
 

2007/11/24 21:44

Commented by behemoth さん

古森さん

戦後日本の、アメリカによって与えられ、押しつけられた「自由」「民主主義」なるものの矛盾に対してセンシティブなのが日本の保守だと、私は思っているのですが、それだからこそ、アメリカの保守が主張するイラク占領と民主化に対しても、我々日本の保守こそ、なにか言うべきことがあるのだと、そうはお考えになりませんか?

 
 

2007/11/24 21:47

Commented by char さん

こんにちは。
マスコミとしては「小康状態」なんでせう。
ひとたび悪化すれば、「このところおさまっていたテロが・・」などと報じられるのでせうね。今後もひきつづきひややかに観察するしかないやうです。なにをもって「解決」とするかがむつかしいですからね、拉致もさうですし。

 
 

2007/11/24 22:09

Commented by starbeast さん

今のIraqの混沌が米国のIraq攻撃によってもたらされたという事実は動かしようのないことだと思いますが…
米国がIraqから撤退をするとして、混沌のままと兎にも角にも平穏な状況では天と地ほどの差があるでしょう。アメリカ軍がBaghdad近郊で行った治安回復作戦はIraqの政治家に「話し合いを行う時間を稼ぐことに」成功したように見えます。これからはIraqの政治家がどの様に動くかが大事なことでしょう。
この間にIraqの軍と警察を再訓練して「市民から選ばれた政府に忠誠を尽くす」組織に帰ることが出来るかもしれません。(ま、希望的すぎる観測ですが)

 
 

2007/11/24 22:50

Commented by 切葉鳩 さん

まあ他人事みたいに論じてればいいよ。

治安が好転なら自衛隊も撤退(苦笑)

大量破壊兵器は見つかったの?

 
 

2007/11/24 23:04

Commented by RAM さん

To anomalyさん
>都合の良い事だけ好きなタイミングで言いやがって。

↑誰に言ってるの?

 
 

2007/11/24 23:06

Commented by dpal451 さん

古森様 こんばんは。

 配信ありがとうございました。確かに最近イラクの記事や報道が減ってきたことに気付きました。

 本当に好転しているなら喜ぶべきことですね。世界史的に見れば、イスラム圏の民主化は大変重要な課題であるはずです。イラクの民主化や安定化は周辺のアラブ諸国も複雑な思いを持っているはずです。民主化の波及を恐れる為政者は多いでしょうね。

 日本は本来宗教の対立から自由であり、「自由と繁栄の弧」という大目標の実現のため、物心両面の協力を惜しまないことを希望したいと思います。

 それと、真の友人は困っている時にどう対応するかで分かるものです。

 政府はテロ特措法は堂々と通して下さい。

 
 
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2007/11/24 13:20

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