2007年11月24日 更新

吉田、大みそか「やれんのか!」で再起戦へ…WVRにも意欲

 昨年大みそかを最後にリングから遠ざかっている吉田秀彦(38)=写真=が23日、元PRIDEスタッフによる大みそかの格闘技大会「やれんのか!」(さいたま)と、新格闘技団体「ワールドビクトリーロード」が来年3月に予定する大会への2連闘に意欲を示した。

 大みそかについては、K−1「Dynamite」(大阪)から秋山成勲との対戦を提案されているが、「(秋山は)柔道時代の後輩。あんまりやりたくない」。一方、「やれんのか!」に参戦するエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)については「やれと言われればやる」。そして「大みそかと来年3月? 両方やれます」と連戦への意欲を示した。

 所属事務所J−ROCKの国保尊弘社長は「吉田がPRIDEで築いてきたモノがある」とし、滝本誠も含め「やれんのか!」優先を示唆した。

 この日、吉田は都内の講道学舎で無料柔道教室を開き、小学生90人を指導して英気を養った。