(1)為替変動リスク |
外国為替市場では、各国の経済環境、金利動向等により24時間常に為替レートが変動しております(土日・一部の休日を除く)。外国為替証拠金取引は、ある通貨を対価として、その通貨以外の通貨を売買する取引を指しますが、値幅制限もなく短期間で大きく変動する場合もあり、変動によっては為替差損が発生します。また、その損失はお客様が当社に預託された額を超える可能性もあります。 |
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(2)レバレッジ効果リスク |
外国為替証拠金取引ではレバレッジ(てこの作用)による高度なリスクが伴います。実際の投資した資金に比べて大きな取引が可能なため、大きな利益が期待できる反面、相場が思惑に反した場合には損失も大きくなります。マーケットがお客様のポジションに対して不利な方向に変動し、当社の定めるロスカット値を割った時、自動的に成行注文にて決済いたします。証拠金取引では預託した資金に対し過大なポジションを保有することにより、相対的に小さな資金で大きな利益を得ることが可能ですが、逆に、預託した資金をすべて失う、あるいは預託した資金を越えて損失を被る可能性も同時に存在します。 |
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(3)流動性リスク |
マーケットの状況によっては、お客様が保有するポジションを決済することや、新たにポジションを保有することが困難となることがあります。外国為替市場には値幅制限がなく、特別な通貨管理が行われていない日本円を含む主要通貨の場合、通常高い流動性を示しています。
しかし、主要国での祝日や、ニューヨーククローズ間際、週はじめのオープンにおける取引、あるいは普段から流動性の低い通貨での取引は、当社の通常の営業時間帯であってもマーケットの状況によっては、レートの提示が困難になる場合もあります。また、天変地変、政変、戦争、為替管理政策の変更、同業罷業等の特殊な状況下での特定の通貨の取引が困難または不可能となる可能性もあります。 |
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(4)金利変動リスク |
外国為替証拠金取引では、通貨の交換を行うと同時に金利の交換も行われ、ロールオーバー時にポジションを保有している場合、スワップポイントの受払いが発生します。スワップポイントは、2通貨間金利差から算出され、各国の景気や政策など様々な要因による金融情勢を反映した市場金利の変化に応じて、日々変化します。そのため、その時々の金利水準等によってスワップポイントの受払いの金額が変動します。 |
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(5)相対取引リスク |
FXブロードネットはお客様と当社との相対取引であり、当社の信用状況によっては損失を被る危険性があります。また、当社が提示する為替レートは他の情報(テレビやインターネット等)とは同一ではなく、不利な価格で成立する可能性もあります。 |
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(6)カバー取引リスク |
FXブロードネットでは、お客様からの注文をインターバンク市場にてカバー取引を行っており、お客様からお預かりした証拠金の一部をそのカバー先へ預託しております。それ故、カバー先の信用状況により損失を被る危険性もあります。また、何らかの事情によりすべてのカバー先においてカバー取引が出来ない状況になった場合、お客様の取引が困難になる可能性もあります。 |
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(7)ロスカットリスク |
FXブロードネットでは一定の間隔で行われる時価評価により有効証拠金が、ロスカット値以下の状態で有効証拠金が更新された場合、未決済ポジションの全てが決済され、相場状況や市場の休日を越えて(月曜日は当社の取引開始(午前7時)レートにて)執行される価格がロスカット値から大きく乖離することがあり、お客様が当社に預託された金額を超える損失となる可能性もあります。なお、発生した不足額はお客様が当社へ速やかに入金するものとします。 |
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(8)逆指値注文リスク |
FXブロードネットでは値幅制限がないことから、逆指値注文は為替レートが急激に変動した場合や逆指値注文が市場の休日を越えて成立する場合(月曜日はオープンレート(午前7時)で成立となる)、注文した価格から大きく乖離して約定することがあり、必ずしも損失を想定した範囲にとめられるとは限りません。 |
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(9)指値注文リスク |
FXブロードネットでの指値注文は為替レートが急激に変動した場合や指値注文が市場の休日を越えて成立する場合(月曜日はオープンレート(午前7時)が対象となる)、原則的に注文した価格で約定するため、約定時点のスポットレートより不利なレートで成立することがあります。 |
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(10)スリッページリスク |
FXブロードネットでの取引注文では、為替レートが変動した場合、提示レートより不利なレートで成立することがあります。 |
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(11)個人情報に関するリスク |
FXブロードネットを利用するにあたり使用するログインID・パスワード等の個人情報が窃盗・盗聴等により第三者に漏れた場合、その第三者がお客様の個人情報を悪用することによりお客様が損失を被る可能性があります。 |
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(12)電子取引システムリスク |
電子取引システムの場合、お客様および当社の通信機器故障、通信回線の障害、情報配信の障害、あるいは電子取引システムそのものの障害等により、一時的または一定期間、お客様の取引が不可能になる場合があります。また、取引は出来ても配信されるレート、情報が誤配および遅配により、実勢とはかけ離れたレートでの約定、および約定されたものが取消される可能性があり、当該取引については当社の判断により対応させていただきます。 |
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(13)取引証拠金・スワップポイント・取引手数料の変更リスク |
取引証拠金・スワップポイント・取引手数料はマーケットの状況、各国の金利政策の動向等により、お客様に事前に通知することなく変更する場合があります。また、それに伴い資金の追加が必要になったり、ロスカット値が近くなる可能性もあります。 |
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(14)関連法規の変更リスク |
外国為替証拠金取引に係る関連法規の変更等により、現状より不利な条件での取引となる可能性があります。 |
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(1)〜(14)のリスクは、FXブロードネットにおける主なリスクについて記載したものですが、これが全てのリスクとは限りません。 |
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