ドイツ警察、飼い犬の毛をナチスのシンボル型に刈った男を捜査

2007年 11月 23日 17:20 JST
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 [ベルリン 22日 ロイター] ドイツの警察が、飼い犬の毛をナチスのシンボルであるかぎ十字の形に刈った疑いで、29歳の男を捜査している。バイエルン地方の町、シュトラウビングの警察当局が22日に発表した。ドイツでは、公の場でナチスのシンボルを見せることを禁じている。

 男のことが怖いと訴え、アパートから身の回りの品を回収するのを手伝って欲しいという元交際相手の女性からの依頼を受けた当局が、かぎ十字の模様に毛をそられた犬を発見した。

 男が犬を家の中だけで飼っていたのか、公の場で見せていたのかを確認することが今後の捜査の焦点となるという。

 男が有罪判決を受けた場合、最高3年の禁固刑が言い渡されることになる。