訪問客と会話・巡回の実証実験中 日立の人型ロボ軽量化2007年11月23日08時08分 日立製作所は21日、オフィスビルでの利用を想定して開発した小型軽量の人型ロボット「EMIEW(エミュー)2」を、茨城県ひたちなか市にある同社の機械研究所で報道陣に公開した。訪問客と会話して案内したり、異常がないか巡回したりする実証実験を始め、実用化を目指す。
身長は、オフィスにある一般的な机から頭だけ出る程度の80センチ、体重は成人女性が無理なく持ち上げられる13キロにした。机やいすなどの障害物を避けて移動するのに必要なデータ処理はエミュー内部で行うが、現在位置や音声の認識はデータをパソコンで処理し、無線でエミューに送り返すことで小型軽量化を実現した。05年3月に開発した初代エミューは、身長130センチ、体重70キロと大型だった。 車輪のついた2本足の構造にしたため、3センチ程度の段差なら乗り越えることもできる。ひざをついて安定した4輪の状態で動くこともできる。 PR情報この記事の関連情報ビジネス
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