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オランダで、ポーランド人と釣りをめぐり文化摩擦

  • 2007年11月23日 08:23 発信地:ハーグ/オランダ
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ドイツ北部のBredenbekで、悪天候にもかかわらず大きな傘を差して釣りをする人々(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP/EPA/DPA

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【11月23日 AFP】オランダのフィッシング協会は、ポーランド人出稼ぎ労働者の多くが国内の湖で釣をし、釣った魚を食べることに対して不満の声を上げている。

 同国スポーツフィッシング協会の広報担当者がAFPに語ったところによると、オランダでは、厳格に禁止されているわけではないが、釣った魚を食す習慣がなく、「異なる道徳および食文化を持つポーランド人が、オランダの規則を順守していない」と語った。
 
 最近ポーランド語に翻訳された法的規制が同協会のホームページに掲載されたが、広報担当者はこの規制が実際に釣った魚を食べることを禁止しているわけではないと認めている。一方、オランダ人ならばこれを慎むべき行為と理解するという。

「大抵のオランダ人は『キャッチアンドリリース』を心がけて釣りをしており、カワカマス、スズキ、ウナギが釣れた時だけ食用として家へ持ち帰る。それに対しポーランド人は、オランダ人が食べないようなブリームやロックバスなどの淡水魚を好んで食べる」と広報担当者は語った。(c)AFP

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