音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

自民の谷垣氏、中国の習常務委員と会談・「ポスト胡」人脈づくり

 自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫の両政調会長は22日、10月の中国共産党大会で最高指導部入りしたばかりの習近平常務委員と会談した。ポスト胡錦濤国家主席時代のパイプづくりをにらんだもので、2人は「昔からの中国の大人(たいじん)を見るような感じ」(谷垣氏)、「誠実で奥行きの深さを感じた」(斉藤氏)と記者団に語った。

 会談で習氏は「政治だけでなく、民間や安全保障などあらゆる分野で日中関係の改善を広げなければいけない」と力説。歴史問題には触れず、未来志向の姿勢を示した。

 谷垣氏らは唐家セン国務委員とも会談。唐氏は東シナ海ガス田開発問題について「食い違いが大きいからこそ、双方が共同開発に向かって勇気ある一歩を踏み出すのが大事だ」と主張。谷垣氏は「双方が知恵を出して前進させる必要がある」と応じた。(北京=佐藤賢)(00:02)

関連記事

政治 | 風向計