愛媛・松山市で「帯ノコ」に似た大きな金属片が鉄工所の屋根を突き破る
愛媛・松山市で22日、鋭い刃のついた大きな金属片が、鉄工所の屋根を突き破って落ちてきた。
鉄工所の工場長は「ドーンという大きな音がして、何が落ちたのかと思って行ってみると、あんなものがあった」と話した。
金属片は、規則的に並んだ刃のような曲線があり、その先端には何かを削るためにあるような加工がされていた。
大きさは縦14cm、横18m、厚さ1.8mmで、現場にいた作業員にけがはなかった。
鉄工所の周囲に高い建物はなく、警察が調べたところ、飛行機の部品でもなかった。
ホームセンターの店員は「のこぎりの刃にも見えますけど、見当がつかないですね」と話した。
ところが、金属片は、製鉄所で使う「帯ノコ」と似ていることがわかった。
しかも、金属片が発見された現場近くには、複数の製材所があった。
島田小割製材所の島田陽嗣さんは「鉄とか木の中に入っていて、くぎみたいのが入っていると、(折れることは)ある」と話した。
しかし、帯ノコは、例え折れてもカバーがあるので、上には飛ばないという。