第1回:やっぱり日本人はお風呂好き!

私、ライフコーディネーターの大谷美香と申します。密かな趣味は入浴。1日を終え、のんびりつかるお風呂こそ、極上の喜び! 並々ならぬお風呂への情熱を昇華すべく、今、ここに、お風呂ブログをオープンすることに致しました。お風呂のプロ安藤氏を迎え、これから、お風呂への愛を語り合います。都内某所で、ドキドキの第1回対談はスタートしました。

  
 

初めまして。こんにちは!
私は、普段お料理やインテリア関係のお仕事が多いのだけど、ものすごくお風呂を愛していて(笑)、その思いを誰かと語り合いたく、今回ブログオープンの運びとなりました。お風呂好きが集う熱い場所!(笑)が欲しかったわけです。
安藤さんは、お風呂にかなり詳しいって聞いたのだけど、(名刺を見て・・・)あれれっ!TOTOって、トイレの会社じゃないの?

トイレで有名ですよね、確かに(苦笑)。でも、お風呂でも老舗なんですよ。最新のお風呂情報はもちろん、お風呂トリビア、未来には実現するであろう夢のお風呂などなど、何でも聞いてください。

おーーー!!! 頼もしいですっ! 
やっぱり、安藤さんもお風呂好き?長風呂派?

すみません。今はちょっと、シャワー派で・・・・。

えー、だめじゃなーいっ!
日本人なら、風呂でしょう。本当にお風呂への愛があるんでしょうねぇ。

本当は、私だって、ゆったり湯につかりたいんですけど、忙しいし、なんせ一人暮らしなもので。でも、新商品が出ると、会社の工場で実験的に入れるんですよ。一人1時間ぐらいのんびりと。朝から入っちゃったりすると、もうだめですね。リラックスモード全開で帰りたくなっちゃって(笑)やっぱり、風呂は最高だあ。

げーーっ、いいなあ。仕事でお風呂に入れるなんて。それも朝っぱらから。うらやましすぎる・・・。

きっと、風呂への愛は大谷さんにも負けないですよ! うちの実家の風呂は古くて寒くて・・・ずっと温かい風呂に憧れていたんです。だから、風呂を仕事にしたくって、現在の職を得たわけで。

やるわねっ! 私もお風呂好きだけど、仕事にすることまでは考えなかったわ。

大谷さんて、かなり長風呂なんですか?

ふふふっ、それはもう(笑)。顔を洗ってつかり、髪を洗ってつかり、体を洗ってつかり・・・。ロングバージョンのときには、マッサージをしたり、半身浴をしたりするから、1時間ぐらいいっちゃうこともあるな。

そんなに長いんですか? 女の人って、長風呂の人、多いじゃないですか。一体、中で何をやっているのやら、男にはかなりミステリーです・・・。

あららら・・・。でも、一番好きなのは、単純に湯につかることかな。私の中では、体を洗う作業と湯にゆったりつかる作業とは、全然別物なわけ。体を洗ったりするのは雑事って感じだけど、湯につかるのはまさに疲れをとるため。生きるためのリラックスタイムなのよね。

実は、「お風呂に入ってリラックス」という文化は海外にはないのですよ。日本独自のものです。疲れを取るという感覚がないから、欧米の浴槽は浅い。フランス人のバスルーム使用時間は1日当たり平均50分だけど、ほとんどが化粧などに使うというし。

そうそう。なんなのかしら、あの浅い浴槽はっ! 入った気がしない。海外に行って、一番恋しくなるのが、和食よりなによりお風呂。よくハリウッド映画なんかで、泡風呂が出てくるじゃない。でも、あれは自分の体を洗った垢まみれの湯の中につかってるってことでしょ。なんか気持ち悪い!
海外に行くと、私は仕方がないから髪や体を洗った後で、浴槽をササッと洗い、きれいなお湯をためてから、ゆっくりつかるんだけど、お湯がたまるまで15分ぐらいかかるし。心底冷えちゃって、つらいわあ。

だから、つかるという概念がないのですよ。洗い場とお風呂が別々のユニットバスは、お隣の韓国でさえ売れません。海外で売れるのは浴槽単体だけなんです。風呂文化がないわけです。

海外って、よくシャワーヘッドが固定だったりするじゃない。あれも、つらいわあ。私は背が低いから、下のほうだとただ雨の中を立っているみたいになって、洗いたいところにちゃんとシャワーのお湯があたらないし、かなり不便。向こうの人は気にならないのかしら?

明治のはじめに来日したチェンバレン(イギリス人)の言葉で「清潔は、日本文化のなかで数少ない独創的なもののひとつである」というのがあります。つまり、日本人が特に清潔好きで細かいところまで気になるということなんでしょう。石鹸を常用するフランス人はわずか10%というデータもあるし。

えーっ、たった10パーセント!!! 

そう、これには、私も驚きです。あまり念入りに石鹸で体をごしごしこすったりはしないんでしょうね。

うーん、さすが風呂博士。詳しいわね!

つまり、湯につかってリラックスしたり、体を隅々まできれいに洗ったりって、お風呂にいちばん熱い思いを抱いているのは、日本だっていうことですね。風呂文化は日本独自の文化なわけです。

じゃあ、もっと楽しんだほうがいいじゃない!
がぜん燃えてきたー!なんだか誇らしくもなってきた。
さあ、北は北海道から、南は沖縄まで、全国のお風呂好きのみなさん、集まれーっ!私たちだけが持つこの素晴らしい文化を熱く語り合おうではありませんかっ?

だれにしゃべっているんですかっ?(笑)

全国のお風呂を愛する人たちにですよっ。
そうだ! いきなりですが、ここで、そのお風呂好きの人々を「ふろリアン」と命名します。私は、「ふろリアン1号」。安藤さんも、もちろん、「ふろリアン」ですよねっ! 

そっ、そうですね・・・。

安藤さんを「ふろリアン2号」に任命しましょう! では、全国の「ふろリアン」のみなさんっ、あなたのお風呂への愛を教えてください! 

長風呂自慢とか、ぜひ聞いてみたいですね。

どうしよう、私より長風呂の人がたくさんいて、長風呂クイーンの地位を奪われてしまったら・・・。

長風呂キングもいるかもしれませんよ。男性でも、休みの日には長風呂を楽しみにしている・・・とか。驚くべき長風呂の人がいたりして・・・。例えば、2時間とか。お風呂王国、日本だから、かなりの数のふろリアンがいそうですね。

全国の「ふろリアン」のみなさんっ、お風呂自慢、お風呂オススメ情報、長風呂記録などなど、あなたのお風呂への愛をぜひ教えてください。お風呂好きなら、ぜひ「ふろリアン」仲間になりましょう!!! 

対談の続きは、第2回公開ブログで。公開は10月3日の予定です。

お楽しみに。

 
 

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