自民党県連会館で作業か? 11/22 18:50
この夏の参院選で、違法なビラが大量に配布されたとして、民主党県連が告発していた問題で、違法なビラは、自民党県連会館で封筒に詰める作業が行われていたことが関係者の証言で分かりました。
この問題は、今年7月の参院選で、県の選挙管理委員会の証紙がない違法なビラがおよそ13万枚封筒に入れられ山梨3区のほぼ全戸に郵送されたとして民主党県連が被疑者不詳で告発しているものです。
このビラには、自民党候補の入倉要さんと横内知事が握手している写真が載っていて、封筒の発送者には、すでに死亡している自民党員の住所が書かれていました。
ある自民党関係者は、UTYの取材に対し「今年の7月22日、甲府市丸の内2丁目にある自民党県連会館でこのビラを封筒に入れる作業をした。
作業は30人から40人の人が、複数の部屋に分かれて行っていた」と話しています。
その際、ある自民党の県議会議員が訪れ「おつかれさん」などとねぎらいの言葉をかけたということです。
この県議は、UTYの取材に対し「毎日のように県連に行っていて、人に会えば常に声をかけている」「そのような作業が行われていた事は知らない」と話しています。
またこのビラと封筒は、甲府市と甲斐市の2ヶ所の印刷会社で印刷されていて、このうち甲府市の印刷会社は、UTYの取材に対し、「自民党県連の事務局長に依頼されて13万枚のビラと8万枚の封筒を印刷し、自民党県連に納品した」「代金はおよそ120万円で、最初は、民間会社宛ての領収書を発行したが、その後県連宛ての領収書に書き換えるよう事務局長に指示された」と話しています。
また甲斐市の印刷会社は、「自民党県連の関係者に依頼されて、5万枚の封筒を印刷し、自民党県連に納品した」と話しています。
この一連の関わりについて自民党県連の事務局長は、「一切ノーコメント」と話しています。
県警では、公職選挙法違反の文書頒布の疑いで捜査を進めています。
峡東最終処分場は上寺尾で 11/22 18:50
山梨県が作る2つめの廃棄物最終処分場の場所がほぼ決まりました。
建設候補地として決まったのは笛吹市境川町の上寺尾地区です。
中央道の甲府南インターの1・5キロ南側の場所で、広さは28万平方メートル。
東京ドーム6個分の面積です。
境川町上寺尾地区は今年2月、地域振興のため最終処分場の誘致に名乗りをあげました。
そして周辺市町村などで作る整備検討委員会では、住民説明会を開く一方、地形や廃棄物の搬入ルート、動植物への影響などについての調査を行いました。
きょうはその結果報告が行われ、「現段階では処分場候補地として支障が無い」とするコンサルタントの意見書を了承しました。
そして荻野正直会長は、この地区の下流に住む住民から水質汚染などを心配する意見が出されていることを指摘し、安全性への十分な配慮を県側に要請しました。
この決定を受け、山梨県ではさらに検討を加えた後知事が最終的にゴーサインを出すことになります。
県では来年度から環境アセスメントの調査に入り、早ければ7年後の2014年の稼動を目標にしています。
県立図書館整備検討委が中間報告 11/22 18:50
新しい県立図書館について検討する整備検討委員会がきょう中間報告をまとめ、知事に提出しました。
整備検討委員会は今年5月から新しい県立図書館の在り方や役割・機能などについて議論を重ねてきました。
きょうは中間報告を横内知事に提出しました。
中間報告では「山梨らしさ」を打ち出すことを提案していて、山梨に関するあらゆる分野の資料や情報を収集し、提供できるようにする他、情報発信拠点として県内のワイナリーやレストラン情報なども幅広く紹介するなど県の特性を発信できるよう求めています。
建設場所については今後検討し、今年中に最終報告をまとめることを目指しています。
トンネル側壁に衝突、男性死亡 11/22 18:40
けさ笛吹市でワンボックスカーが対向車とトンネル入り口の側壁に衝突し、運転していた男性が死亡しました。
きょう午前7時20分頃、笛吹市御坂町の国道137号線で対向車線にはみ出したワンボックスカーが2台の乗用車に衝突しその弾みで新御坂トンネルの入り口の側壁にも衝突しました。
運転していた甲斐市篠原の無職杉田八郎さん(67)は内臓破裂などで午後3時頃、死亡しました。
わらじ履いて笹子峠越え遠足 11/22 18:55
大月市の笹子小学校の6年生が、昔の旅人さながらにわらじで笹子峠越えに挑戦しました。
午前8時すぎ、大月市の笹子峠の入口に集合したのは笹子小学校の6年生15人です。
さっそくこの日のために手作りしたわらじに履き替え、いざ旧甲州街道へ。
笹子小学校では地域に残る旧甲州街道を歩いて昔の旅人を体験しようと、毎年6年生が授業でわらじを作り、それをはいて笹子峠を越える遠足を行っています。
道のりは甲州市のJR甲斐大和駅までおよそ15キロです。
街道の途中にある県の天然記念物「矢立のスギ」の場所には「関所」が設けられ、児童たちは名前や通行目的身長、体重、などが書かれた「通行手形」を見せて通過しました。
子供たちは、おやつの「笹子餅」をほうばるとわらじの紐を結び直し、再びゴールをめざし峠を登って行きました。
小林雅英投手、インディアンスと契約 11/21 18:45
山梨県出身のメジャーリーガーの誕生です。
プロ野球ロッテからフリーエージェントとなった大月市出身の小林雅英投手が、インディアンスと契約を結びました。
小林雅英投手は、都留高校出身の33歳。
今年ロッテで9シーズン目を迎え、自己の記録を更新する日本のプロ野球史上初めての7年連続20セーブを達成。
150キロを超えるストレートとキレの良いシュート、縦のスライダーが武器で日本球界を代表するストッパーの一人です。
通算成績は、36勝34敗227セーブで防御率は、2・79。
今月2日にフリーエージェントとなっていました。
メジャーリーグインディアンスとの契約は2年で総額625万ドル・およそ6億8750万円。
背番号は、ロッテ時代と同じ「30」です。
小林投手は、記者会見で「素晴らしいチームと契約ができて非常に嬉しく興奮しています。
ロッテでストッパーをやらせてもらった誇りを忘れずにメジャーのマウンドで頑張りたい」と意気込みを語りました。
インディアンスは、オハイオ州クリーブランドが本拠地で今シーズンはアメリカンリーグの中地区で優勝しています。
大規模SCなど県が立地方針 11/21 18:40
大型ショッピングセンターなど、大規模集客施設の立地に関する県の方針がまとまりました。
今月30日から施行されます。
これは店舗や飲食店など大規模集客施設の立地がスムーズにできるようにと県が今年4月から検討を重ねてきたものです。
策定された方針によりますと床面積1万uを超える集客施設が対象で、設置予定者が都市計画法や農地転用許可申請などの法定手続きをする3か月前までに、施設の立地予定場所や規模それに業種などの概要を示した立地計画書を県に提出することになっています。
計画を早期に公表することで十分な議論ができるということです。
さらに設置予定者には商工会議所への加入や地産池消の促進など自主的に地域貢献活動に取り組むよう求めています。
施行は今月30日からです。
リニア期成同盟会が国に要望 11/21 18:40
横内知事はきょう国と国会議員に対し、リニア中央新幹線の実現を目指し、整備計画へ早期に格上げするよう要望しました。
きょうの要望は、沿線9都府県でつくるリニアの期成同盟会が行ったもので、山梨リニア実験線の全線完成に向けた工事着手や、新しいルートの調査が早川町で行われることが決まるなど、リニア実現へ向けた動きが現実味を帯びている中でのものとなりました。
きょうは横内知事をはじめ、リニア建設促進国会議員連盟の堀内光雄会長らが国土交通省を訪れ冬柴大臣に要望書を提出しました。
この中で、リニア中央新幹線の全線整備に向けて、全国新幹線鉄道整備法における「基本計画」から「整備計画」へ早期に格上げすること。
そのために必要な利用者の需要や採算性などを調べる4項目の調査の実施、さらに、国土形成計画にリニア中央新幹線の整備を位置づけることなどを求めています。
また、きょうは超党派の国会議員でつくる建設促進国会議員連盟やJR東海など事業3社にも協力を要請しました。
河口湖漁協元組合長を横領で書類送検 11/21 18:40
河口湖漁業協同組合の元組合長が、オオクチバスを購入する際、支払金609万円を着服したとして業務上横領の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは河口湖漁協の67歳の元組合長です。
元組合長は2004年に大分県の業者からオオクチバス400キロを購入した際、組合の口座から購入代金として2回に渡り、304万5000円を引き出し、合わせて609万円を横領した疑いが持たれています。
取材に対し元組合長は現金を引き出したことは認めていますが、「口座から引き出す前に、自費で500万円を支払っていた。
1円も自分の懐には入れていない。
横領の意図はなかった。
」とコメントしています。
富士吉田署の警察官自殺 11/21 18:52
富士吉田警察署に勤務する男性警察官が、警察官待機宿舎で首をつっているのが見つかり病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
死亡したのは、富士吉田警察署に勤務する30代の男性巡査部長です。
県警の調べによりますときょう午前9時半頃富士河口湖町船津にある警察官待機宿舎の敷地内で、この男性巡査部長が、首を吊っているのを同僚が発見しました。
巡査部長は、町内の病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。
巡査部長は、病気のため休職していて、警察では状況から自殺したものと見ています。
警官暴行の笛吹市職員処分 11/20 18:46
先月、酒に酔って警察官を殴り、逮捕された笛吹市の職員が2ヶ月の停職処分となりました。
処分を受けたのは笛吹市役所建設部土木課の中川芳夫主幹(51)です。
中川主幹は先月、笛吹市内の市道で近くのホテルの従業員とトラブルになり、通報で駆けつけた笛吹署の警察官に暴行を加え現行犯逮捕されたもので、その後甲府簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けています。
笛吹市はきょう分限懲戒諮問委員会を開いた結果、地方公務員法違反にあたるとしてきょう付けで2ヶ月の停職処分としました。
振り込め詐欺で1000万円被害 11/20 18:50
富士河口湖町の男性が振り込め詐欺で合わせておよそ1000万円を騙し取られました。
先月上旬、富士河口湖町に住む30代の男性会社員の携帯電話に男から「有料サイトの利用料金が未納で、料金を支払わなければ取り立て屋が家に行ったり、土地などを差し押さえることになる」と電話がありました。
この男性は過去に携帯電話で有料の出会い系サイトを利用したことがあったため、男の話を信じてしまい、富士河口湖町内にある銀行のATMから現金8万8000円を振り込みました。
男性の携帯電話にはその後も現金を振り込むよう連絡が続き、男性は先月上旬から今月中旬まで十数回にわたり、あわせておよそ1000万円を振り込みました。
その後男性が家族に相談し被害に気づいたということです。
中央線高速化で検討委発足 11/20 18:50
県やJR東日本などが参加して、中央線の高速化や利便性向上への対応策を探る新たな検討委員会が設立されました。
この検討委員会は設置を横内知事が公約していたもので、県と甲府市、それにJR東日本と東京都の4者で構成されます。
初回のきょうは中央線に関わる課題が話し合われ、高速化の実現には線路やトンネルの改修が必要で、多額の費用がかかること。
また、県が要望する午前6時台の新宿行き特急や中央快速の甲府乗り入れの実現には、利用客の需要を確認したり、都内の過密ダイヤの解消が課題になっている事が確認されました。
委員会では今後、事業に必要な費用をJRや自治体でどのように負担すべきかなど事務レベルでの検討を進めていく方針です。
この他、今年度中には山梨や長野など沿線自治体による期成同盟会が発足する予定です。
タイヤロックで1億円超える納付 11/20 18:45
県税滞納者およそ3000人を対象にタイヤロックを使った滞納整理をしたところ、今月はじめから14日間で1億円を超える納付があったことがわかりました。
県税務課によりますと県税滞納者の内、車を持つ人3179人を対象に車の差し押さえ予告書を送ったところ、今月1日から14日までに全体の33・6%にあたる1067人が滞納金を全額納め、690人、21.7%が納付や分納を約束したということです。
また納付に応じない人の車にタイヤロックを装着しようとしたところ8人が完納し、実際にタイヤロックを装着した22人のうち11人が完納したということです。
この差し押さえ予告書とタイヤロックにより、滞納額およそ3億5500万円のうち1億1565万円が納付されました。
しかし残るの11人の車にはタイヤロックが装着されたままで現状が続く場合県では差し押さえた車を公売する方針です。
ドラフトで学院出身内村が育成選手に 11/20 18:43
きのう行われたプロ野球のドラフト会議で、山梨学院大学附属高校出身で北信越ベースボール・チャレンジリーグに所属している内村賢介選手が東北楽天イーグルスから育成選手に指名されました。
内村選手は、東京都出身の21歳。
山梨学院大学附属高校から社会人のチームを経て去年、北信越ベースボール・チャレンジリーグ、BCリーグの石川ミリオンスターズに入団しました。
身長163センチと小柄ながらショートでレギュラー出場し、機敏な守備と俊足を生かした走塁で今年リーグの盗塁王になりました。
きのうのドラフト会議では東北楽天イーグルスから育成選手に指名されました。
内村選手は記者会見で、絶対にプロに行くと言って、ここを受けに来て、その夢が今、育成という形でかない、興奮している。
BCリーグ全体と石川ミリオンスターズに恥じないよう、精一杯一からプロで頑張っていきたい」と喜びを語っていました。