2007/11/22 Today's NEWS
信号操作し救急車支援 東北初の試み
現場急行システム運用開始へ


 重傷患者を青森自動車道から青森市の県立中央病院に搬送する際、一般道の信号を操作して病院到着までの時間短縮と緊急車両による事故防止を図る「現場急行支援システム」(FAST)が12月12日から運用される。県警交通部では「従来に比べて3分くらい短縮できるのでは」と東北初の試みに期待を寄せている。

 FASTは、専用の車載機を装備した青森市と津軽地方の救急車など緊急車両21台がポイントを通過すると、県警交通管制センターで信号を操作。
 青森自動車道救急車退出路から県病まで約3.3キロ間にある10カ所の信号機をすべて青に変えることができる。
 これにより、夕方のラッシュ時には平均で8、9分かかっていた搬送時間が3分程度短縮し、5分前後で県病に到着できるとしている。
 21日の県議会文教公安委員会で、畠山敬一委員(公明・健政)の質問に答えた山田邦忠県警交通部長は「試験の結果、降着雪や低温での異常は見られなかった。今後は運用後に消防の意見や県民のニーズを考慮して範囲を拡大するか検討したい」と述べた。


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