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新しい農業は、こんな服で NPOがコンテスト

2007年11月22日13時12分

 水田で働く人をイメージした水色の作業服に、水玉模様の長靴。タイトルは「クール・キューティー」――。新しい農業の形をデザインする「アグリデザインコンテスト2007」の受賞作品発表会が21日、千代田区で行われた。

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ファッション部門で受賞した農作業服「クール・キューティー」(左)と佐藤摩耶さん=千代田区で

 農業を新しい産業へ進化させようと、渋谷区のNPO日本アグリデザイン評議会が、昨年に続いてファッション、アイテム、ビジネスの3部門で公募。1078点の中から10点が選ばれた。

 「クール・キューティー」をデザインした福岡県の専門学校生、佐藤摩耶さん(19)は、体調が悪かった時期に有機野菜に助けられ、農業に興味を持った。

 秋の収穫をイメージしたつなぎの作業服「秋の農家」をデザインしたのは、青森県のリンゴ農家で育った高校生、石岡陽莉さん(17)。「若い人が農作業に興味を示さないのは、地味だから」と話した。

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