上山田病院存続問題、千曲市は単独でも支援
閉鎖の方針が示されていた長野赤十字上山田病院について、千曲市は単独でも、閉鎖を延長するための支援をしていくことを表明しました。
きょう開かれた特別委員会の冒頭で、10月に就任した近藤清一郎市長は、これまでの方針通り財政支援をすることを表明しました。
しかし、1億3000万円という病院が示した金額については検討が必要という立場です。
また閉院後については医療に限定せず、介護老人施設なども視野に、日赤側と来年度の早い時期に見通しをつけることを目指します。
しかし、閉院後の施設利用の見込みがない場合、その時点で財政支援を打ち切るとしました。
隣接する坂城町では「入院施設の存続がなければ財政支援はしていかない」という方針を示していますが、千曲市では単独でも財政支援をしていくとしています。