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舛添厚労相、年金公約堅持を強調 批判の火消しに躍起
このニュースのトピックス:年金問題
舛添要一厚生労働相は22日の記者会見で、年金記録紛失問題に関連して「最後の1人、最後の1円まで確実に年金を支払う」とした自らの発言を「選挙のスローガン」だったとした21日の会見について、「未知なものに挑むのだから、支払い不可能な記録が出てくる可能性はあるが、そのときには国民に説明して理解してもらう」と述べ、「公約違反ではない」と弁明した。
21日の会見で舛添氏が「全力を挙げても不明の記録は出てくる」と発言したことに、「すべての記録を特定することをあきらめた。公約違反だ」との見方が広がったためで、急いで火消しをした形。公約内容そのものも、「最後の1人、最後の1円まで全力を挙げて命がけで解決しよう」と微修正した。
一方、町村信孝官房長官も同日の会見で「大きな方針変更があったとは受け止めていない」と擁護した。