最新KCTニュース

[2007年11月22日(木)の KCT TVニュースから]

岡山市にゴミ受け入れ要請(玉野市)

来年2月から可燃ごみの焼却炉の改修工事を実施する玉野市は、工事期間中のゴミ処理を岡山市に要請しました。
玉野市の黒田晋市長は、玉野市議会の三宅一典議長とともに岡山市役所を訪れ、岡山市の高谷茂男市長にゴミ処理の要望書を手渡しました。玉野市は、玉野市槌が原の東清掃センターにある焼却炉2基のうち1基を老朽化のため改修します。改修工事は、来年2月からおよそ1年間で、玉野市は、この工事期間中に出る可燃ごみおよそ2万2000トンのうち、玉野市で処理できないおよそ4700トンの処理を岡山市に要請しました。岡山市の高谷 茂男市長は、「隣の市として協力しなければ」と要請を受け入れる考えを示しました。玉野市によると、岡山市へのゴミ処理委託にかかる経費は、ゴミの運搬費などを含めおよそ1億円で、少しでもゴミの量が減るよう市内のゴミステーションやゴミ収集車に張り紙を貼るなどして市民にごみ減量の協力を呼びかけたいとしています。

新型インフルエンザ対応訓練(倉敷市)

人から人へと感染する「新型インフルエンザ」の患者が、岡山県内で確認されたという想定で、備中県民局管内にある4つの保健所が、初の合同訓練を行いました。
訓練には、備中県民局管内の自治体の担当者や、医療関係者、消防署員などおよそ180人が参加しました。訓練は、海外から帰国した人が、新型インフルエンザへの感染が疑われるという想定で行われました。新型インフルエンザのワクチンは、開発までに半年から1年かかるとされており、その間のウィルスの拡散防止が重要となります。訓練では、関係機関が連携をとり、対策本部を設置するとともに、防護服を着用した保健所職員が、患者の疫学調査と、検体採取を行いました。また、患者と接触のあった人へ連絡し、感染の拡大防止の対応を行いました。訓練の後、参加者は、アクリル製のカバーと排気ユニットを備えた「アイソレーター」と呼ばれる患者移送カプセルと専用の患者移送車を見学し、新型インフルエンザの感染拡大を封じ込めるための対策など、関係機関との連携を確認していました。

振り込め詐欺未然防止で感謝状(総社市)

振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして中国銀行総社支店の3人に総社警察署から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、中国銀行総社支店の新幸洋子さんと中島章夫さん、渡辺順子さんの3人で総社警察署の日田署長から感謝状が贈られました。3人によると、今月15日、総社市に住む58歳の女性が閉店間際に多額の現金を振り込もうとしました。振込先の氏名が不自然であったことなどから出納係の新幸さんが、振り込め詐欺ではないかと不審に思い上司に相談しました。そして、上司の中島さんら2人とともに女性を説得し被害を未然に防ぎました。総社署管内では、今年に入ってから10月末までに、12件の振り込め詐欺の被害が発生しています。

県中学校駅伝大会(倉敷市)

全国大会出場をかけた岡山県中学校駅伝大会が倉敷市の倉敷スポーツ公園マスカット周走コースで行われ、澄み渡った秋空のなか、選手らが熱戦を繰り広げました。
大会には、男子45校、女子29校が参加。開会式では、去年の男子優勝校、総社東中学校の荒木翔太くんが力強く選手宣誓し、熱戦の火蓋を切りました。女子では、去年大会記録で優勝した邑久中学校に他の中学校が挑む形となりました。レースは、邑久一区の戸田が序盤から飛び出す予想通りの展開となります。去年から女子3000mの岡山県中学校ランキングのトップに立つ戸田は他校のエースを寄せ付けず、10分20秒の区間新記録の力走で2位以下に20秒以上の差をつけます。邑久は、その後も4区までの選手が区間賞の走りで独走態勢を築き、45分17秒で3年連続14回目の優勝を果たしました。また、エリア勢では、去年5位の琴浦が一時3位に浮上する健闘を見せましたが、結局去年と同じ5位に終わりました。一方、男子は飛びぬけた力を持つ学校がなく、混戦が予想されました。その中で流れを作ったのが邑久中学校。一区の伊久が男子3000mの県中学ランキング1位の和気の青山に食い下がり、2位でタスキをつなぎます。序盤勝負の邑久は、2区の加藤・3区の本田が区間賞の走りでトップに立ち、2位以下に40秒差をつけ逃げ切りを図ります。完全に流れに乗った邑久は、4区以降の選手も区間4位以内の力走を見せ、4年ぶり10回目の優勝。6年ぶりにアベック優勝を果たしました。エリア勢では一区で27位発進だった多津美中学校が4区鎌倉の区間賞、アンカー多田の区間新の走りなどで徐々に追い上げ、3位入賞を果たしました。また去年優勝した総社東は6位でした。なお、男女の優勝校は来月15・16日に山口県で行われる全国大会に出場します。
【入賞チーム】
男子 1.邑久 2.吉備 3.多津美 4.津山西 5.旭東 6.総社東 7.東陽 8.灘崎
女子 1.邑久 2.上道 3.備前 4.灘崎 5.琴浦 6.西大寺 7.津山西 8.和気

倉敷音楽祭 来年3月15日開幕(倉敷市)

第22回倉敷音楽祭が、来年3月15日から23日までの9日間倉敷市内各地で開かれることになりました。
来春22回目の開催となる倉敷音楽祭のテーマは、「眠れる街の魅力!Discoverくらしき」です。音楽を切り口に倉敷の魅力を幅広く発信・紹介しようと、プレコンサートを含む17のホール公演と、1500人以上の市民による街角コンサートを中心に開催されます。ホール公演では、倉敷出身の若手音楽家を町全体で応援しようと世界を舞台に活動するピアニスト松本和将さんと去年のパリ公演で世界デビューした和太鼓奏者山部泰嗣さんのコンサートが予定されています。また、街角に生の音楽を届ける試みとして美観地区のカフェで箏奏者宮西希さんによるミニライブなども企画されています。倉敷市文化振興財団では、次回の音楽祭の開催を機に自主的にコンサートを企画している美観地区周辺の6店舗のイベント情報をインターネット上で結びつけるサイトを立ち上げることにしています。
「くらしきミュージックリンク」 http://arsk.jp/event/m_link/

倉敷商工会議所 優良商工従業員表彰(倉敷市)

倉敷商工会議所の会員事業所で永年、勤務している優良従業員に表彰状が贈られました。
この表彰は、事業所の発展に功労のあった永年勤続従業員を称え更なる勤労意欲につなげようと倉敷商工会議所が毎年実施しています。今年は、会員事業所66社から30年以上勤続の優良従業員として45人が、また、10年以上30年未満勤続の優良従業員として94人の合わせて139人が表彰されました。30年以上勤続の従業員を代表して倉敷木材の中桐潔さんに倉敷商工会議所の大原謙一郎会頭から表彰状と記念品が贈られたほか、10年以上30年未満勤続の優良従業員を代表して田中商会の中村忠司さんにも表彰状が手渡されました。倉敷商工会議所の大原謙一郎会頭は「皆さんの日頃の努力の積み重ねに感謝します」と受賞者を称え、「これからの倉敷の街づくりの核になっていくことを期待しています」と挨拶しました。これを受け受賞者を代表して中桐潔さんが受賞を機にさらに精進しますとお礼の挨拶をしました。

(最終更新 11/22-18:49)


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