関西は未知の世界でした(笑)
でも、神戸は住みやすくてキレイでイイ街ですよね。
7月に浦和レッズより完全移籍、頼れるMFとして今季も来季以降も期待がかかる酒井友之選手へのインタビュー！

チームには、もう慣れましたか？

そうですね。ジェフ、グランパス、レッズと違うチームを経験して、“移籍”自体に不安はなかったです。ただ、シーズン途中での加入は初めてだったので、その点では戸惑いました。ヴィッセルからオファーが来た時、1週間本当に悩んだんです。でも、決め手は「とにかく試合に出たい！」ということでした。レッズに行って4年目、出場の機会が少なくなって、でも「俺はまだまだやれる」と心底思っていたので。正直、関西に来るとは思ってなかったんですけど…未知の世界でしたから(笑)。実際神戸に来てみて、住みやすくて山も海もあって、イイ街だって実感してます。

趣味は何ですか？

う〜ん…1年ぐらい前からオフや休日にサーフィンを時々。ケガの心配も多少あるし、あまり大きな声では言えないんですが(笑)。大丈夫！気をつけながらやってますし、無茶はしませんから。サーフィンはスピード感が魅力なんですけど、現地の人と触れ合えたり、スポーツとして以外の楽しみも味わえるのが面白いところ。今年のオフには、また種子島に行こうと密かに企んでいます(笑)。

ワインがお好きだとか？

そうなんです、基本的にお酒は弱いんですけど(笑)。ワインは名古屋時代に結構飲んでました。自分のブログ(http://blog.livedoor.jp/tomoyukisakai/)に書いたことがあるんですが、お気に入りは「TURRIGA(トゥリガ)」というイタリアの赤ワイン。今はいろいろ飲みますけど、「ワインって美味しいなぁ」と最初に思った、きっかけの1本ですね。

今年を振り返って＆来年の抱負をお願いします。

今年は、レッズからヴィッセルへの途中加入で、本当にあっという間だったような気がします。来年はチームの一員として一から始動できるので、ケガのないように、チームも僕も今年以上の結果と成果を残せるように頑張りたいです。今年もあと少し、そして来年も応援よろしくお願いします！

ゴールから盛り上げるのも僕の仕事。
サポーターの応援もしっかり届いてます。
今回は、23歳という若さの中にも重厚感を醸し出し、正ゴールキーパーの座を狙う徳重健太選手へのインタビュー！

名門・国見高校出身、どんな高校生活でした？

鹿児島出身なので本当は鹿児島実業に行きたかったんですけど、両親に「私立はお金かかるっ！」って正直に言われてやむなく(笑)。国見では早朝から練習、それから勉強して、また夕方から練習。夜7時が夕食でそれが門限。サッカー漬けでしたけど、楽しかったですよ。1学年上にヨシトさん(大久保選手)がいて、仲良くしてもらってました。そういえば、全国大会のかなり重要な試合でゴールキックの時、僕が味方に対してエラそうに指示していたらヨシトさんに「はよ蹴れ、デブ！」って言われて…。あれは未だに忘れられません(笑)。

休日は何を？

う〜ん、昼まで寝て…ゲームしたり。それも、昔の「ドラクエ」(笑)。ハマッてるお菓子がありまして、それを食べながら…。名前？越後製菓の「ふんわり名人」って言うんです。ふわっと口の中で溶けて、きな粉たっぷりで、これがウマい！ヨシトさんとコンビニ行ったら、「これ美味しいよ」って同じものを2人で指差して(笑)。是非、皆さんも食べてみてください！

食事はどんなところで？

普段、あまり外食はしないです。魚を買って焼いたり、味噌汁と野菜サラダ作ったり。買い物は、近所のスーパー「マルアイ」で(笑)。よく行くお店といえば、北野坂の「牛やたん平」。都合が合わなければ、1人でも行きますよ。お店の人ともしゃべれますし楽しいんです。

最後に、読者にメッセージを。

キーパーって、ジッと動かないイメージを持たれがちなんですけど、試合中は時間によってメンバーを鼓舞したり、気が緩みがちな時間帯には気合いを入れたりしているので、そういう僕の動きで試合展開を読んでもらうのも面白いかな。逆に、サポーターの応援も聞こえます。この前ウォーミングアップ中に、僕に向けて「あいつ、おっちゃんみたいやなぁ」って声が聞こえてきて。それも女の子(笑)。ショックというより、かなり笑えました。そんな僕(？)ですが、応援よろしくお願いします！

関東から初めて関西に来て、どんな人に出会えるのかほんと、楽しみでした。
7月にヴィッセル神戸に移籍したばかりながら、すっかりチームに溶け込んでいる様子のディビッドソン 純マーカス選手にインターナショナルインタビュー！

チームの皆からは何と呼ばれてるんですか？

“マーカス”です。マーカスっていうアメリカのプロバスケット選手がいて、実は父がファンでそこからついたんです。なのに、サッカー選手になってしまった（笑）。アメリカではアメフトや野球に比べるとメジャーなスポーツじゃないし、最初は複雑な気分だったみたいだけど、今は応援してくれてるし僕以上にサッカーが好きになってますね。

プロ選手になるまでの経緯を教えてください。

小3の時からサッカーを始めて、イギリスで1年間経験を積んで。転機は高校時代、アメリカを旅行中に立ち寄ったサッカーショップで偶然サッカーチームのチラシを見つけたことかな。気軽な気持ちで入ってみようかと思ったら、そのまま3年アメリカにいることに（笑）。その時慕っていた監督が、当時大宮アルディージャにいたピム監督と知り合いだったこともあって日本のプロチームでプレーすることになりました。

関東から関西に来て戸惑いは？

これっぽっちもなかったです、ビックリするぐらい（笑）。どんな人と出会えるのか、どんな環境なのか、いつもワクワクする気持ちのほうが大きいんです。それに、アルビレックス新潟のナオトさん（元ヴィッセル神戸・松尾直人選手）が「ここ行ったらいいよ」とか神戸情報を事前に教えてくれていたので助かりましたね。

最後に自己PRをどうぞ！

外見のせいかクールな印象を持たれがちで、実際も普段はどちらかというと静かなタイプなんですけど、ピッチに立つと「火がつく」んですよね（笑）。熱くなる！そんなダイナミックでアグレッシブなプレーを是非観に来てください。そして、僕だけじゃなく選手・ファンみんなが熱くなって、一体になって、盛り上げていきたいです。

覚えたのは、やっぱり関西弁。
最近は夢も日本語で見るように（笑）
まだ19歳、しかも来日1年半ながら日本語ペラペラ、試合においても大器の片鱗を見せるキム テヨン選手に日韓文化交流インタビュー！

日本語、お上手ですね！

ありがとうございます。来日した1年半前は全くしゃべれなくて…。一緒に入団したカンヒョ（姜暁選手、現在は韓国でプレー）が日本語ペラペラで、教えてもらいながら自分でも昼はサッカーの練習、夜は日本語の勉強を必死でやりました。標準語を勉強してたんですけど、やっぱりずるずる関西弁に（笑）。「アカン」とか「ホンマ」とか辞書に載ってなくて、最初は苦労しましたよ。でも最近は、「なんでやねん！」ってツッコミもできるようになったし、夢も日本語で見る時あるんですよ（笑）。

神戸の印象はいかがですか？

ソウルは真ん中に川が流れてるけど海がなくて、神戸に来て「わぁ〜、海が近い！」って思いました。ドライブするために、いま教習所に通ってて仮免許取得中（笑）。技能教習はいいんですけど、問題は学科で。平仮名・カタカナは問題ないんですが、漢字が…。でも、年内取得を目標に頑張ります。免許取ったら？神戸はいろいろ行ってるので、京都に行きたいですね。

韓国料理は日本でもよく食べますか？

そうですねぇ。でも、お店に行ったら結構高いし、味も日本人向けにアレンジしてる店が多いので、食べるなら自分で作ることが多いです。チゲ鍋とか。実家に電話して聞いたり、ネットで調べたりして。意外と美味しくできて、自信つきました（笑）。キムチ？やっぱり実家のが一番なので、時々送ってもらいます。

将来の夢は？

ヨーロッパでプレーしたいですね。なかでもスペイン（リーガ・エスパニョーラ）がいい。小さい頃から観ていたこともあるんですが、目指そうとしているプレースタイルが似てるんです。でも、まずはヴィッセルでレギュラーになって先発出場しないと。せっかく、誌面にも出ますし（笑）。応援よろしくお願いします！

7／23で24歳に。念願の一人暮らし、してます。
入団2年目、若さを武器にアグレッシブなプレーが持ち味の石櫃選手。プライベートが覗けるフレッシュインタビューです！

まずはお誕生日おめでとうございます。

ありがとうございます（照）。昨年入団して、最近はようやく試合に出られるようになって、毎日がイイ経験です。やっぱり自分より上手い選手と対戦すると、「負けたくない！」ってテンション上がりますね。特に外国籍選手は、スゴい選手が多い。ワシントン選手（浦和レッズ）なんて技術はもちろん、体自体大きくてアタリも強いし、まるでK-1ファイターみたいです（笑）。

他に、自分が成長したと思うところは？

そうですねぇ…あっ、6月に寮を出て念願の一人暮らしを始めました！1部屋だけだった寮と比べると、なんと2DKになりました。ご飯食べるところと寝るところが別々なんです、スゴいでしょ（笑）。キッチンも立派で使わないと勿体無いんですけど、料理まではなかなか…。でも実家を出て初めて気づいたんですが、僕、洗濯好きです（笑）。

ファンからの誕生日プレゼントって多いんですか？

（ハッキリ）ゼロです！冗談やと思うでしょ？ホンマなんです…。去年は確か広島で練習試合終わって誰にも何ももらえなくて、夜遅く帰ってきてケンタ（徳重健太選手）に焼肉おごってもらったの覚えてますもん。欲しいもの？掃除機とオーブントースターに、あとはコップ…。って、全部一人暮らしに足りないものなんですけど（笑）。

チームで仲が良いのは？

お兄さん的存在で、面倒みてもらってるのはテルさん（小林久晃選手）。よくおごってもらいます。練習終わってからテルさん、ヒデオ（田中英雄選手）、ケンタ、ヨシト（大久保嘉人選手）と昼ご飯をよく食べに行くんですが、食べ終わった後にするトランプに最近ハマッてます。ルールが少し変わってるんですが、意外と（？）サッカーの集中力を養うのにも役立ったり（笑）。

後半戦に向けて抱負を。

まずは試合に出て、とにかく勝利に貢献したいです。応援してください！

最近、ゴルフ始めました。
まだ、ド下手ですけど（笑）
モンテディオ山形で9年プレーした経験を生かし、意気込み十分でヴィッセルにやって来た内山選手。神戸ビギナーらしいQ＆Aをどうぞ！

初めての移籍ですが？

ずっと同じチームでプレーしていたので、新しい環境でやりたいという思いはあって。いちからのスタートなので不安もありましたが、山形で一緒にプレーしたテル（小林久晃選手）がいたので、入る前にも後にもいろいろ話が聞けて助かりました。山形の方言？出ないですよ〜（笑）。チームメイトも東北以外の出身者が多かったし、みんな標準語で会話してましたね。だから、今も標準語。

神戸でよく行くスポットは？

三宮にショッピングに行ったり、モザイク（ハーバーランド）も車でよく行きます。おすすめのお店？え〜っと、いろんな店に行きたいんだけど、子供（11ヶ月の女の子）を連れてなので、どうしても優先順位が空いてるとこかベビーカーが置ける店になっちゃいますね（笑）。

パパぶり発揮していますか？

そうですね〜。神戸に来た時は、まだ生まれて半年で大変でしたね。子育てや家事の協力は、できるだけするようにしていて。最初は一緒に遊べる男の子がイイなぁと思ってたんですが、生まれてみると女の子のほうが良かった。だって可愛い（笑）。

趣味はありますか？

神戸に来て始めたのはゴルフ。ずっとやりたいと思ってたけど、機会がなくて。行くのはチームのメンバーと。コースをまわっていて気がついたんだけど、サッカーのことやサッカー以外のことを話していると、コミュニケーションがとれるんですよね。それが、実はサッカーにも役立ってます。他にも、いろんな人と知り合えますし。腕前？まだまだド下手です…（笑）。上手いのは、やっぱアツさん（三浦淳宏選手）ですね。もっと上達すれば、18ホールまわる上で調子の浮き沈みもあるだろうからメンタル面も学べそうなんですけど、今は沈んでばっかりで（笑）。

内山選手のプレーを自分で分析すると？

う〜ん、自分で言うのも何なんですけど1対1の強さだったり、運動量には自信あります。あと、積極的なプレーですかね。そういう部分を見てもらえると嬉しいです。読者の皆さんにもスタジアムに足を運んでもらえるよう、とにかくホームで勝ちたいですね。

ただいま子育て奮闘中（笑）
一人の親として、子供と一緒に成長したい
横浜F・マリノスから完全移籍、今季より頼れるGKとして大活躍の榎本選手。激しいプロGKの裏側に隠された、意外（？）な素顔に迫ります！

既にヴィッセルになくてはならない存在ですね。

実は昨年秋頃から「（マリノスを）出よう」と考えてたんです。そうしたら、ヴィッセルが真っ先に手を挙げてくれた。しかも、僕を高く評価してくれて。タイミングがぴったり合ったから、戸惑いは全くなかったです。ただ、慣れない雰囲気と土地は、想像以上に大変だった。まるで転校生（笑）。でもキャンプで仲間と寝食を共にするうちに、“みんなのことが知りたい、自分をもっと知って欲しい”と、サッカーのこともそれ以外のことも話すようにしたら、馴染むのに大して時間はかからなかったです。

「コイツうまい！」と思う選手は？

チームメイトになって改めて思うのは、嘉人（大久保選手）かな。自分の“タイミング”をいくつも使い分けられるし、相手のタイミングをはずす技も持ってる。それがまた絶妙で。でも、他にも“可能性”を持った選手は多いですね。

「子育て奮闘記」を見たんですが？

僕のホームページですね（笑）。これは娘2人の成長を記したもの。もちろん、ヴィッセル神戸の榎本達也がメインですが、サッカー選手って違う世界の人間と思われがちで。でも、一人の父親、男として別の一面も知って欲しくて、サッカーを知らない人にも見てもらいたかった。いやぁ子育ては大変だけど、面白いですよ。この前なんて、どこで覚えたのか「なんでやねん！」って言い出して。僕が関西弁を使うとチームのみんなに気持ち悪がられるんですが、娘のほうが早く使いこなしそう（笑）。

家事は手伝うほうですか？

だと思います（笑）。僕ができることはやって、それで奥さんが楽しく過ごせるならそれに越したことはないから。それに、昔は考えられなかったことだけど、僕のストレス解消法の1つとして、試合に関して客観的な意見を言ってもらったりもしますよ。素直に聞けるようになりましたね。それで自分の幅（キャパ）も広がったような気がするし。

最後に、今後の抱負をお願いします！

チームってパズルみたいなものだと思うんです。サポーター・スタッフ・選手、誰が欠けても成り立たない。僕も1ピースとして、ヴィッセルに新しく入った者として、神戸のために何かしたい。なおかつ、ゲームに勝って喜び合えたら最高。ヴィッセルは、ある意味僕を蘇らせてくれた。だからこのチームで完全燃焼したいです。

神戸がどんどん好きに。
他国の文化を知ることは人間としての幅も広がるんだ。
今季よりヴィッセル神戸に移籍し、公式戦4試合連続ゴールを決めるなど、大活躍のレアンドロ選手。ドキドキの、Recipe初・外国籍選手インタビュー！

ブラジルから日本へ、そして神戸に来ての感想は？

8歳からサッカーを始めて、ブラジルのプロチームで経験を積んで。日本には興味を持っていたので、戸惑いなくオファーを受け入れられた。神戸に来ることになったのも、同じように神戸という街が素晴らしいと聞いていたし、オファーをしてくれたヴィッセル神戸というチームに興味があったから。実際に来てみて？日が経つにつれて、どんどん神戸が好きになってる。チームも気持ち良く迎えてくれたし、素晴らしい環境でプレーできて、何よりメンバーと僕がお互いにリスペクトしあえる関係にあるのが最高だね。

休日はどんな過ごし方を？

三宮を中心に、ショッピングにはよく行くかな。大宮の時は単身だったし、山形は小さな街だったので、奥さんも神戸に来て喜んでる。この前は、須磨の水族園にも行ったよ。イルカショーが楽しくて（笑）。家では、ゲームやレゴ、パズルで遊んでる。作ったパズルは、ブラジルの甥っ子に送ると喜んでくれるんだ。

ブラジル料理は神戸でも食べますか？

食べる、食べる（笑）。お気に入りは、ハーバーランドのモザイクにある『ブラジリアーノ』。少なくても週1回は行ってるね。この店に来れば、僕と出会える確率はかなり高いよ（笑）。好きな料理？この店の料理も美味しいけど、（照れながら）そりゃ最高なのは、奥さんが作るビーフストロガノフだね。

ズバリ、日本女性の「いいなぁ」と思うところは？

思ってもなかった質問だね（笑）。う〜んそうだな、ブラジルの女性も素敵だけど、逆に積極的なブラジル人とは全く性格や雰囲気が違うところかな。「日本人の女性らしい」ところ。素敵だと思います。それに綺麗な方も多い（笑）。

熱いメッセージをお願いします！

僕はFWというポジションだから、点を取るのが仕事。スタジアムに足を運んでくれた皆さんに、幸せや喜びを感じてもらえるよう全力でプレーすることを誓います。是非、応援に来てください！

もっと神戸に貢献しないと。
勝負のシーズンですね。
昨季よりヴィッセル神戸に移籍し、2シーズン目を迎える小林選手。「一体どんな選手なの？」にズバリお応えします！

ヴィッセルに来て1年、慣れましたか？

山形の時は選手同士の家が近いこともあって、しょっちゅうお互い遊びに行くほど仲良かったんですけど、神戸に来たら若い選手が多くて（小林選手は当時27歳）、最初は戸惑いました。まぁ、1年経った今となっては、全く問題なく馴染んでます（笑）。チームにも慣れたし、あとは試合に出て頑張らないとね。

神戸の印象はどうですか？

キレイな街ですよね。なんせ山形は、山しかなかったから（笑）。でも、なかなか観光スポットには行けてないんですよ。最初の頃は、元チームメイトがいたこともあって京都に遊びに行くことのほうが多かったし。観光に？いえいえ、食事に（笑）。京都の観光地は、中学・高校の修学旅行でイヤというほどまわったからもう十分…。

休日の過ごし方は？

家でダラダラ過ごすの、好きじゃないんですよね。だから、結構外に出るほうだと思います。趣味？始めて2年半になるゴルフと、ビリヤードかなぁ。ゴルフはある程度努力すれば上手になるし、体も動かせるし、まとまった人数で楽しめるし、メリット多いですよね。一緒に行くメンバー？…三浦組（三浦淳宏選手を中心とするグループ）です。誰が上手いかって？そりゃ、ダントツ組長ですよ（笑）。

おすすめのお店を、ズバリ教えてください！

最近お気に入りなのは、栄町のほうにある『芯』っていう鉄板焼きのお店。何が嬉しいって、もんじゃ焼きがあるんですよ！関西じゃなかなかなくて。よく行くのは、石櫃くん（石櫃洋祐選手）と遠藤アキさん（遠藤彰弘選手）。お酒？実はあんまり強くないんですよね。飲むなら梅酒とか…。九州出身の選手は、やっぱ強いです。

試合に向けての意気込みをどうぞ！

昨年は試合に出られないことが多くて、J1に上がったと言っても正直、完全にチームの一員になってない気がしてた。もっともっと神戸に貢献したいです。だから、今季の目標は、とにかく一試合でも多く試合に出ること。いいプレーをして、チャンスをものにしたいですね。今年はヴィッセルと僕・小林久晃（てるあき）に注目してください！！

いよいよ開幕。
昨年の戦いを無駄にせずチーム一丸となって戦いたい。
昨シーズン後半、大事な場面での出場機会が増え、今季もますます活躍が期待される茂木選手に、開幕に向けてビシッとインタビュー！

3／3（土）が開幕ですね。

（実感込めて）昨年は、本当にハードで大変なシーズンでした。今年はそれを無駄にせず、J1で勝ち星を挙げていけるよう頑張りたいです。

もうすぐ23歳（3／2が誕生日）ですが何か変化は？

今年でプロ6年目。年齢はまだ23ですけど、うちのチームは若手が多いので気持ちの部分で「しっかりしなきゃ」と思いますね。そう考えると、変わったところは精神的なところなのかな。プレーヤーとしても、昔に比べるとリズムが掴めてきたというか安定してきたと自分では思います。

ご結婚されたんですよね？

（照れながら）はい、昨年4月に。今までの生活とあまり変わらないけど、サッカーに集中できるというのは大きいですね。（広島時代のインタビューで）「好きなタイプは優しく見守ってくれるような女性」？そんなこと言ってましたっけ、僕（さらに照れ）。奥さん？そういえば、そうかな〜。よく気が利く人です。

神戸での生活はどうですか？

福島が地元で広島にもいましたけど、神戸は海も山もあって住みやすい街ですよね。キーパーの徳重くんとは、同い年ということもあってゴハンを食べに行ったり仲良しです。休日は三宮で買い物とか、とにかく行き当たりばったり。あ、この前、海遊館に行って来ました。タダ券もらったんで（笑）。

今季の目標を。

そうですね、チームとしては9位以上を掲げています。自分としては、とにかく試合に出て得点をとること。新加入の選手もたくさんいるし、FWは競争が激しいから良い刺激になります。昨年厳しい試合を勝ち抜いてアツさん（三浦淳宏選手）を中心にチームにまとまりが出たので、それを維持しながらチーム一丸となって戦いたいです。頑張りますので、今年もスタジアムに応援に来てください。よろしくお願いします！

キムタクに似てますか？
レスリングの浜口京子さんにも横顔似てるって言われます（笑）
プロ3年目、練習・試合を重ねるごとに、たくましさを増している丹羽選手。今後の活躍が楽しみな丹羽選手に、今シーズン最後を飾ってもらいました！

ヴィッセルに入団する前はブラジルでサッカー経験がありますね。

そうなんです。サンパウロの近くの小さな町で。練習もキツいし、言葉は全然分からないし、日本人という「壁」はあるし大変でした。でも辛抱強くやってると、徐々に認められて試合にも出られるようになって。忍耐強さとかメンタル面はかなり鍛えられましたね。今苦しいことがあっても、その時のことがイイ経験になって乗り越えられてます。ブラジル料理？向こうで僕が食べてたのは、とにかく豆ばっかり！寮のおばちゃんは焼くのが下手で、肉はガチガチやし（笑）。でも最初はイヤだったのに、食習慣って恐ろしいもんで、日本に帰って来たら和食になかなか馴染めなかった（笑）。

横浜から神戸に来て戸惑いは？

横浜にいたときは、神戸といえば淡路島に試合で来たことぐらい。でも、横浜と神戸は何となく似てるので、意外とすんなり馴染んでます。

（Recipe12月号より）近藤選手と仲良いんですよね？

年齢が近いし、お互い関東出身ってこともあって、確かによく一緒にいます（笑）。遊ぶ時は、近藤くんがいつも車で迎えに来てくれるんです。あ、そうさせてるわけじゃないですよ、行く店までの通り道なだけで。西神南にある「松月」っていう、うどんとそばの店もよく行きますね。ここ、美味しいんですよ。

趣味や休日にすることはありますか？

あ〜、Recipe読んで予習してたから、これ聞かれると思ってたんです！で、ず〜っと考えてたんですけど…なくて…。寝るぐらい（笑）。あ、この前、松本くん（元ヴィッセル神戸、現湘南ベルマーレの松本昂聡選手）と京都に行きました。彼の実家が京都で。観光？…してないです。四条あたりをブラブラ歩いて、それから松本くんの実家に行って。出されたジュース飲みながら、お母さんにペコペコしてました（笑）。

テレビは何を観るのが好きですか？

う〜ん、ドラマとかは観ないですね。好きなのはニュース番組。つい最近もミーティングの時にみんなで、サポーターが歌ってくれる「神戸讃歌」を特集したNHKの番組を観たんだけど、あれもリアルタイムで観てましたからね、僕。あとはサンテレビとか教育テレビも意外と好きです（笑）。テレビ観る時は、「なんだそれ！」って1人でツッコミ入りますね。

Recipe読者にメッセージを。

僕の仕事は、地味でいいんです。影の存在でいい。その中でちょっと光るプレーをしたいですね。みなさんの応援は本当に支えになりますので、来シーズンも応援よろしくお願いします！

最近、涙もろくなった気が…。これって、年ですかね（笑）
FC東京より今年期限付き移籍し、若さ溢れるプレーで観客を魅了。もうすぐ22歳というフレッシュな近藤選手に、等身大インタビュー！

12／5で22歳ですが、学生時代と今を振り返っていかがですか？

昔も今もずっとサッカーばっかりやってますけど、学生時代はとにかく練習時間が長かったですね。内容も、言われるままにって感じで。それがプロに入って、プロの自覚というか、ある程度自主性が重んじられるようになって。もちろん、それでサボるわけじゃなくて、コーチとかのアドバイスを受けながら、自主的に練習するようになりました。

神戸での生活はいかがですか？

FC東京時代、神戸は試合ぐらいでしか来たことなくて、実は最初、新幹線の切符も1人で買えなかったんです（苦笑）。自炊はあまりしないのですが、友達が来たら料理作ったりしますよ。カレーとかビーフシチューとか。チーム内では、丹羽くんとばっかり一緒にいるかな（笑）。回転寿司とかファミレスも行きますし、伊川谷の「CAFE COOL」っていうお店もよく行きますね。昼も夜も営業してるんで。

休日には何を？

う〜ん、これといって…ない（笑）。あ、僕、猫飼ってるんですよ、内緒ですけど。それも2匹。猫と遊びます。犬のほうがホントは好きなんですけど、遠征で家を空けることも多いし放っておけないから。猫が子供も産んで、実家にもおばあちゃんちにも友達にもあげました。もともと動物は好きで、リスとか魚も飼ってましたね。

趣味はありますか？

う〜ん、（絞り出すようにして）映画はよくDVDで観るかな。そういえばこの前、新幹線の中で「この胸いっぱいの愛を」っていう映画観たんです。伊藤英明さんとミムラさん主演の。そしたら、涙出てきて…。隣に人いて、かなり恥ずかしかったです（笑）。涙もろくなった気しますね、これって年ですか？

近藤選手のプレーの持ち味は？

そうですねぇ、ヘディングは苦手です…だって痛いし（笑）。見て欲しいのは、ドリブル突破のあたりかな。第3クールあたりから、自分でもビックリするぐらいに「俺、動けてる！」って思えるようになったんです。限界が延びたっていうか。シーズンもいよいよ大詰め、良い結果が残せるようガンバリマス！

“ハマる”といえば、UFOキャッチャー。
ケースに全くなくなったことも（笑）
今回は、試合出場の他にもU-21日本代表候補合宿メンバーに選ばれるなど、活躍めざましい河本選手にフレッシュインタビュー！

プロ3年目ですが？

高卒で入団して、1年目は本当にキツかった。プロでは当たり前の練習に、ついていくだけで精一杯で。今シーズン試合に出られるようになって、徐々に自分の思い描いているプレーができるようになってきましたね。先輩からは常に声をかけてもらえるので、勉強になります。特に北本さん。僕、思ってることはハッキリ言うんですけど、そのうえでアドバイスをもらえるので。

仲の良い選手はいますか？

小森田さん、徳重さん、茂木さんには、よくゴハンに連れて行ってもらいます。お金？みんな「僕が僕が」って感じで払ってくれるんで、僕はおごってもらってばかり。時々、ついて行くのが悪い気ぃするんですけどね（笑）。去年の7月から一人暮らしを始めたんですけど、ホンマ掃除がめんどくさいです。料理？しませんねぇ…。外食で好きな料理は、やっぱ焼肉。どこの店が美味しいか？正直、あんまり味にはうるさくないんで分からないです…。とにかく「柔らかければ美味しい！」みたいな（笑）。

最近ハマッてることは何ですか？

あ〜、一時期UFOキャッチャーにハマッてました…。めっちゃとれるゲームセンターが近所にあって、30分で5〜6個は当たり前、ケースに全くなくなったことも（笑）。でも、ぬいぐるみはどうでもイイんです。とりすぎて店員が「どんだけとんねん！」みたいな目でずっと見るんですよ。それで満足なんです（笑）。小中学生の時にハマッて、最近たまに行く“釣り”も同じ。「キャッチ」するのが快感で、「リリース（放す）」が基本ですね。

J1復帰に向けての意気込みを。

いよいよ11月ですね。自動昇格圏内の2位狙いじゃなく、もちろん、優勝を目指します（キッパリ）。僕の“ウリ”ですか？う〜ん、ロングボールキックとヘディングには自信あります。たくさんの人が観に来てくれれば、スタジアムがものすごく盛り上がります。それが、ものすごく僕らの力になる。是非、応援に来てください！

趣味はDJです！！
イベント、呼んでください（笑）
入団2年目ながら、レギュラーとして活躍中の田中選手。新婚ならではのおノロケも交じえて、爽やかインタビュー！

突然ですが、5月にご結婚されたんですよね？

えっ…（恥ずかしそうに）ハイ。決め手？大学から4年付き合ってて、ヴィッセルに入ってからは遠距離で。でも、それでもお互い（良い意味で）変わらずな関係だったので、結婚しても大丈夫かなって。守るべきものが出来たのと、二人で成長していきたいと思うようになって責任感が出ましたね。

神戸でのお出かけスポットは？

なかなか行けないんですけど、この前九州の友達カップルが神戸に来て。僕も初めてだったんで異人館に行ったら、めちゃ癒されました（笑）。今じゃびっくりするような巨匠の初期の絵画も飾ってあって、ほんと「絵が語りかける」ってこのことかと思いましたもん。それなのに、その日デジカメで撮った写真をなぜか全部消してしまって、二人で半日ぐらいブルーに…。

では、趣味は？

（即答で）DJです！！いや、よく聞かれる質問なんで。最近は、恥ずかしがらずキッパリ答えるようにしてるんです（笑）。アナログもCDも両方機材買っちゃいましたからねぇ。ずっと音楽が好きで。最近のおすすめ？う〜ん、ジャパニーズレゲエの「KEN-U」と「MEGARYU」かな。あ、何かイベントあったら、僕行きますよ！

アツ選手（三浦淳宏選手）と仲が良いですよね？

サッカー選手としてはもちろん、人として尊敬してます。「この人についていきたい！」って思う存在ですね、変な趣味はないですけど（笑）。開幕前のキャンプで同室になって、サッカーについてもチームについても話ができたことで、サッカーに対する考え方が変わりました。アツさんのおかげで、チームの雰囲気もまとまりも良くなってると思います。なんせ「三浦組・組長」ですから（笑）。

自分のプレースタイルについては？

運動量がスゴいとよく言われるんですが、それは「負けたくない！」っていう気持ちの部分が大きいんですよね。たまにムダな動きをする時もあるので、もう少しメリハリつけてパフォーマンスレベルを上げたいです。サッカー選手である以上、来てくれたお客さんに少しでも心に残るプレーを観てほしいですから。

攻撃を、ゲームを作れるプレーヤーに
今年1月から、頼りになる新戦力として活躍する小森田友明選手。まだまだ「神戸歴」の浅い小森田選手にフレッシュインタビュー！

熊本ご出身ですが、どういう街ですか？

人がイイですね。あったかいっていうか。同じ熊本出身だと聞くと、なんか通じ合う気がして、つい話も弾みますね。ヴィッセルではヒデオ（田中英雄選手）が同じ。アイツは出身が同じじゃなかったら、仲悪かったかも（笑）。馬刺しが有名ですけど、確かに家でもしょっちゅう食べてました。赤身と霜降りの2種類あって、僕は断然赤身が好き。というか普通の家庭だったんで、霜降りは手が出なくて食べ慣れてないんです（笑）。

お子さんが生まれるそうですが？

そうなんです、10月に。どんな子に育って欲しいか？う〜ん、難しいなぁ…チャラチャラしてない子（笑）。夫婦円満の秘訣？すぐ謝ることですね（笑）。僕、ケンカしている状態がキライなんですよ。早く終わらせたい！って思う。

神戸で行ったことのあるスポットは？

あんまり…ないです…。あっ、何とかランド。そう、ハーバーランド！ショッピングですけどね。休日は家でゴロゴロしたり、DVD観たり。DVDはよく借りに行くんですけど、借りて満足してしまうタイプで（笑）。結局観ずに返してしまうことも多いかな。観るなら感動モノか、ハッピーエンド。後味の悪いのは苦手。スポーツ系なら「タイタンズを忘れない」は感動したし、スッキリ痛快系の「スクール・オブ・ロック」も面白かった。ドライブ？行きますよ、たまに。でも行き先決めずに適当に走るんで、迷ってまたケンカになる（笑）。

ヴィッセルでのプレーはどうですか？

今はチームで与えられた役割を、一所懸命にやっています。でも、もっともっとゲームを作っていけるようにしたいですね。スルーパスを出すんじゃなくて、スルーパスを出せる“状況”を作りたい。頑張りますので、応援よろしくお願いします！

取材、苦手なんですよね…。でも、今回ばかりは逃げられませんでした（笑）
守備の要・DFとして、アツいプレーで観客を魅せる北本久仁衛選手。普段めったに見られない、北本選手の独占＆プライベートインタビュー！

とにかくスキンヘッドが印象的ですが（笑）

最初は12mmだったんですよ。それが9mm、6mm、3mm…になって5厘刈り、そして今に至るという。意外と手入れが大変で、2日に1回は剃ってます。方法？お風呂入った時にシャンプー泡立てて（笑）。去年のキャンプの時はまだ慣れてなかったせいもあって、カミソリで切っちゃって、血まみれ。お風呂で血行も良かったせいか、エラい血が出て周りもビックリ（笑）。今はビーニー（かぶっている帽子）が好きで、全部合わせると7〜8個は持ってるかな。

久仁衛（くにえ）って珍しい名前ですね。

うち、兄弟全員（3人兄弟）最後に「衛」がつくんです。それも珍しいでしょ？小さい頃は女の子と間違えられたり（笑）したけど、「衛」には“まもる”っていう意味もあるし、全体としても大らかな感じがするので、今はイイ名前だなぁって親に感謝してます。

休日はどんな過ごし方を？

ちょっとでもヒマな時間があれば本読んだり、映画を観たりも。「ダヴィンチ・コード」は本は面白かったけど、映画はイマイチでした（笑）。あれを2時間にまとめるのは、正直難しいですよねぇ。最近はご無沙汰だけど、一時期はホルヴィや本ちゃん（本田選手）と垂水にある「徳鮨」っていう寿司屋によく行ってました。ホルヴィめちゃくちゃ寿司好きで、1週間に2〜3回通ってたり。日本人よりスゴい（笑）。ショッピングは大丸あたりが多いかな。意外と穴場は、西神そごうの「ラルフ・ローレン」。て言っても、買うのポロシャツばっかりやけど。

北本選手のプレースタイルの魅力は？

（恥ずかしそうに）う〜ん、やっぱり空中戦と激しいディフェンスかな。あとスキンヘッド（笑）。ゲンかつぎ？実は昔から、グラウンドに入るのは左足からって何となく決めてて。今度試合観に来て右足から入ってたら、ツッコんでください（笑）。

今はサッカーが心から楽しいと思える。
本当に、充実した毎日を送っています。
今季、常に得点に絡み、チームに欠かせない存在の栗原圭介選手。ノリに乗っている栗原選手に、さらに勢いに乗ってインタビュー！

チーム最年長（33歳）ですが？

ははは、そうなんです。でも、体力的な衰えは正直、感じてないんですよね。逆に、精神的な部分を含めて、今が一番充実してる気がしていて。サッカーを突きつめたいと真剣に思ったのは、ここ4〜5年かな。サッカーに対する面白味も広がりも出てきて、より向上心が湧いてきた。でも最年長だからといって、ガンガンみんなを引っ張って無理矢理教えようとは思ってません。自分がやってる姿が自然とみんなの手本になれば嬉しいですね。

休日は何を？

今は子供（3歳・1歳の女の子）と遊ぶことが多いかな。時間がある時は、できるだけ一緒に過ごすようにしてます。この前も、体の休養もかねて家族で湯村温泉に行って。神戸に来てまだ2年目だし、同い年の子供がいることもあって、平瀬選手とは家族ぐるみの付き合い。でも最近は、奥さんも子供関係の友達が増えたみたいで、今日も仲良くなった奥さまグループとランチらしい（笑）。あ、こんな家族ネタ、OLさん向けじゃないよね（笑）。

もし独身ならどんな女性がタイプ？

わざとらしくなく、さりげない気配りができる人。今まで「一目ぼれ」というのは経験なくて。じっくり見極めて好きになります（笑）。

何か趣味はありますか？

読書は昔からしてます。最近は子供が寝た後とか、遠征先に向かう時とか。よく読むのは、自己啓発の本。自分にとって刺激があって、ハッとさせられることが多い。本って、難しいからイイというわけでもなくて、簡単に読めるものでも心のモヤモヤがすっきりして、気持ちが楽になることもあります。最近は「無」の大切さを痛感していて。本はそれに気づかせてくれますね。

読者にメッセージを。

落ち込む時、悲しい時、いろいろあると思うけど、とにかく“イイ環境”を心がけて過ごしてください。それには、何事もまず自分が楽しむことが大切。そんな時、ヴィッセルの試合を観て、楽しんでもらえると嬉しいですね。

サッカー・家・映画、この3つ。基本的に地味な性格なんで（笑）
チームの要・キーパーという重要なポジションをこなす荻 晃太選手。れぴスポ記者の鋭い質問を、バシッと受け止めてもらいました！

チームの公式携帯サイトでコーナーをもったり、映画好きで有名ですが？

母親が英語の塾の先生で、家で毎晩映画が流れてたのでその影響かな。僕と母親は大作よりも“しみじみ系”が好きで、父親と姉はアクション映画好き。だから家族で映画を観に行っても、二手に分かれてあとで待ち合わせ（笑）。あ、話それますが、うちの家系は祖父母の代まで全員B型。だから僕も筋金入りのB型（笑）。家族で話する時なんて、誰も人の話聞いてません（笑）。

おすすめ映画は？

最近観てよかったのは「クラッシュ」。2回観ました、それも1人で（笑）。映画は人によって好みが違うから、1人で観る方が気楽ですね。「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」も、DVDで何回も観てます。今、チームは空前のテレビブームなんです。しかも見るんじゃなくて、買うほう（笑）。僕もブームに乗って、37インチのテレビを買う予定。これでますます引きこもりかも（笑）。

好きな女性のタイプは？

（照れながら）え〜っと、家庭的な人かな。なんせ、家にいることが多いので（笑）。結婚願望も強いですよ、僕。サッカーやってる姿を、自分の子供に見せられたらいいですよねぇ。年齢？実は今まで、年上の人とは付き合ったことないんです…。みんな年下。好きな芸能人？誰でしたっけ、セカチューの子。あ、そうそう長澤まさみさん。いいですよね。

最後に。プロA契約（公式戦900分以上出場）に達しましたが？

チーム史上、一番遅いんですよね（笑）。契約はさておき、一試合、一試合、納得できるプレーをしないと。恐れず、相手に飛び込んでいくプレーは是非見て欲しいな。なんでも“きっかけ”だと思うんです。僕が映画好きになるのも“きっかけ”があった。「タダ券もらった」とか、そんな“きっかけ”でもいい。そこから、一人でもヴィッセルを好きになる人が増えたらいいですよね。
※プロサッカーの契約制度。 C〜Aがあり、報酬などにも差が出る。

勝利を重ねろ！五月晴れにはサッカー観戦！
毎試合、熱い戦いを繰り広げているヴィッセル神戸。若手でありながらヴィッセル歴の長い、頼れるDFの坪内選手、登場！

高卒で入団してプロ5年目ですが、意識の変化は？

プロを意識し出したのは、高校に入ってから。同学年で6人がJリーグに入団したので、自然とプロの道に進めましたね。「やるなら今しかない！」と思って。入団した最初の印象は「おっさんの選手が多いなぁ」…かな（笑）。でもその頃はカズさんとか城選手、岡野選手もいて、威圧感がありました。周りが全く見えていない状況でしたけど、今は試合でも使ってもらえて期待に応えられるよう頑張ってます。

もうすぐ誕生日（5／5で23歳）ですが心境は？

23歳っていえば教育実習で学校に教えに来ていて「大人やなぁ〜」と思ってたけど、いざ23歳になってみると、昔と全然変わってないっすね。そうそう、実は荻選手と全く同じ生年月日で、誕生日に同じサポーターからプレゼントを貰ったことがあるんです。ワクワクしながら開けてみると、荻君はポーターのお洒落なカバンで、僕は湯呑み…いいんですけどね、お茶好きですし（笑）。でも、さすが関西の人は笑いを心得てるなぁといい勉強になりました（笑）。

プライベートな時間は何を？

買い物行ったり、ボーッとしたり。僕かなりテレビっ子なんです。練習から帰って、まずテレビをつけると、やってるのがフジの昼ドラ「新・風のロンド」（笑）。さすがに見ませんけど。欠かさず見ているのは、日曜夜に爆笑問題が出ている「スタ☆メン」。ニュースとしてもバラエティとしても面白いんで。飲食店で美味しかったのは、以前ヴィッセルにいた沖縄出身の仲里選手に教えてもらった、「味卯」っていう沖縄料理店。でも僕、お酒は弱いんですよね。ビール一杯で真っ赤になりますから。だからスタートダッシュが肝心。ガンガンに飲んでるフリをして、潰れたように見せかける（笑）。

Recipe読者にメッセージをどうぞ。

営業さんがどんなに頑張っても、自分たちが面白い試合を見せないとお客さんは増えない。だからJ1復帰目指して、必死で戦います。チームの雰囲気も良いので、スタジアムで生の試合を是非観て下さい！

目指せ、J1復帰！ いよいよ2006シーズン開幕！
バクスター新監督の下、3月4日（土）に開幕を迎えるヴィッセル神戸。今季、正ゴールキーパーとして期待される本田選手にインタビュー！

今年からバクスター監督が就任しましたが？

彼は、監督としてはもちろん「人」として尊敬しています。人柄が本当にイイ。練習前に、今はほぼ毎日ミーティングでレクチャーを受けていて。この前のテーマは「24時間プロでいつづけろ」。要は常にプロとしての自覚を持てってこと。これが分かっていてもなかなか難しい（笑）。

なぜゴールキーパーに？

小学生の時から気がついたらキーパーやってました。ドッジボールが上手かったからじゃないっすか（笑）。魅力？ミスをすると一番明らかですよね。10回スーパーファインセーブをしても、1回決められたら終わり。その緊張感とやっぱり「かけひき」が面白いのかなぁ。ブラジル人コーチの時は練習が超ハードで、2時間ぶっ通しなんてざらでした。なんせブラジルに「キーパーは変態かホモか」ってことわざがあるぐらいですから（笑）。自分を追い詰めて、追い詰めて。でも、あの練習のおかげで上手くなったと思います。

神戸に単身赴任（奥様＆娘さんは名古屋）ですが、食事には気をつけていますか？

栄養士の方のアドバイスを参考に、気をつけるようにはしています。奥さんの得意料理？（嬉しそうな顔で）ミートローフが好きですね〜。外食するなら、若い頃はイタリアンとか行くことが多かったけど、今は和食屋さんがイイ。バランスよく何でも食べられるから。ホルヴィやクニ（北本選手）とは仲良くて、よくメシも行きます。それから、僕、焼肉奉行なんですよ（笑）。塩タン・塩ミノいってホルモン、みたいな（笑）。焼く順番もうるさいし。この前、後輩の荻くんが焼いているのをみて「おいおい、それはまだやろ。アカン、網替えて！」って、声には出さへんけど内心実はイライラしてて（笑）。

では、最後にビシッと今季の意気込みを。

そうですね、まずはチームとしてJ1復帰を目指して全力で戦うこと。個人的には、昨季はケガに泣かされたので今季は1試合でも多く出場して、失点ゼロの試合を積み上げられるよう頑張ります。応援よろしく！

地元・尼崎出身ということで親しみのある朴選手。若さ溢れるプレーが魅力の朴選手に、若さ溢れるインタビュー開始！

韓国でもプレーされた経験がありますが、日本との違いはありましたか？

ありましたね。韓国では選手が行動をいつも共にしたり、門限が9時だったり、とにかく”団体“を重んじるんです。僕は人に合わせるより”個人“として行動するんが好きなんで、「お願い、自由にさせて！」って感じ（笑）。あ、もちろん、試合や練習でのチームプレーは別ですよ。

三浦カズ選手と仲が良いと聞きましたが？

そうですね。仲良くしてもらってます。チームにいた時も、今でも。存在自体大きいし、サッカーへの姿勢は学ぶべきことがやっぱり多い。何もかも「真剣」が基本。練習のときはもちろん、遊ぶときも常に「真剣」なんです！

では、プライベートのお話を聞かせてください。

休みの日は映画を観たり、犬（ミニチュアダックス）の散歩に行ったり。最近では韓国映画の「私の頭の中の消しゴム」を観ました。あれは感動やった！韓国にいる時は「自分の国」という意識はなかったけど、日本にいると好きになったりね。家にいる時は、B,zの音楽をよく聴いてます。僕の夢は、稲葉さんに会えるぐらいBIGな選手になることやから。岡山（実家）のイナバ化粧品店にも行ったことあるんですよ（笑）。

神戸でよく行くスポットは？

西区にある「たにざき」、三宮なら「味楽亭」っていう焼肉屋さん。僕、焼肉、大好きなんで！ハラミ、生レバ、ユッケ、タン塩、キムチ盛り合わせ、わかめスープ、ライスは常に基本ですね。女の子と行くなら？（う〜ん…と考え込んで）カズさんに教えてもらった、三宮のイタリアン「R・バレンティーノ」かな。

もうすぐクリスマス。思い出は？

高校の時、一緒にルミナリエに行くはずだった彼女にフラれて、親友のように仲の良い女友達に慰められながらルミナリエに行ったこと（笑）。今でも忘れられへんわ…。でも、クリスマスっていっても、いつも特別なイベントはしませんね。教会に行ったり、静かに楽しむというか。

読者にメッセージを。

まずは、スタジアムに足を運んでもらわないとね。サッカーの面白さ？僕としては、相手の裏をかくプレーとかは観ていても面白いと思うなぁ。それと…街で見かけたら声かけてください！声かけられるの、1年に1回ぐらいなんで（笑）。

絶対、残留。
僕たちは、最後まであきらめない。

「残留に向けて、必死に戦っています」
― 今年1月、完全移籍という形でヴィッセル神戸に加入したアツこと三浦淳宏選手。残留の大きなカギを握るアツ選手が、今までのサッカー人生を振り返り、ヴィッセル、そして残留への思いを語ります。

僕という人間がサッカーと出会う。

　小学３年までは野球少年でした。それが、サッカー指導で地元では有名な先生がいて。自分で言うのも何ですけど、その頃僕は、足が速くて筋力もあったんです。で、その先生に、「全国少年サッカー大会で優勝するチームを作りたいからサッカーをしないか」って誘われたのがサッカーとの出会い。何度も家まで足を運んでくれたんですけど、最初のうちは先生が来たら家族全員でそ〜っと電気消して居留守つかってました(笑)。最終的には先生の熱意に負けて、サッカーを始めることに。もともと、一度ハマるとのめり込む性格。だから今でも続いてるんでしょうね。
　高校（長崎・国見高校）では３年間寮生活で、毎日毎日ハードな練習でした。小嶺監督（現・校長）は厳しく、サッカーに対する情熱も人一倍でしたが、それ以上に鍛えられたのが精神面。言われ続けた言葉が「自信と過信は紙一重。それを履き違える奴は、一流にはなれない」。今でも頭に入れています。高校時代は、技術はもちろん人間的に成長した時期。この言葉は、３年間だけじゃなく、今までも、これからの人生にも言い聞かせている言葉です。

プロとしてやっていく自信。

　でも、プロの世界は甘くはなかったですね。入団したのが横浜フリューゲルス（99年に横浜マリノスに吸収合併）。技術には自信がありました。練習もしました。だけど、それでも上にあがれない。2年間、サテライト（2軍）を経験し、もう1年やってダメならサッカーをやめようとさえ考えました。そんな時、イタリアのコモ（セリエB）へのサッカー留学の話が来て。これが僕の大きな転機です。一人で辞書を片手にチームに溶け込もうと、本当に必死でした。そのおかげで、かなり性格がオープンになって、それから選手としても伸びた気がします。３ヵ月後にはチームから契約更新の話がありましたが、フリューゲルスからも僕を先発に使いたい、と言われ帰国することに。それから僕のサッカー人生は変わりました。その後マリノス、ヴェルディとチームが変わったり、日本代表に選ばれたり、いろんな出来事がありましたが、あの時があるから今の僕があると言ってもいいぐらい大切な時期でした。

残留に向けて僕らがすべきこと。

　ヴィッセルに来て10ヶ月。みんな素直で、まとまりが良いチームです。キャプテンとしての重圧？それはありませんね。小中高とキャプテンを経験してきて、調子の良い時、悪い時、どういう時にどういう声をかけたら良いかは分かっているつもり。重要なのは、自分がグラウンドで常に真剣に戦う姿をチームメイトに見せて、いいプレーをすること。これだけは心がけています。
　神戸の状況は厳しい。でも僕もチームも、今の状況を後ろ向きには捉えていません。役立っていることの1つが、チームとして取り組んでいるメンタルトレーニング。「過去＝変えられない、未来＝変えられる」というのが基本的な考え方で。たとえば、試合に出られないことに対して監督を悪く言っても、何も変わらない。じゃあどうするか。練習すれば、「おっ、あいつイイ動きするな」と監督の気持ちは変えられる。これが未来。このトレーニングで、何事もかなり前向きな方向で考えられるようになりましたね。
　僕らが今すべきこと。それは勝つサッカーができるよう、練習すること。1人が5％ずつレベルを上げれば、ものすごく実力は上がる。努力は絶対あとで返ってきます。
実を言うと、関西はガチャガチャしたイメージがあって、「現役の間は関西は行かない！」って言ってたんですよね（笑）。だけど、住んでみると神戸のイメージは全く違っていました。今はサッカーをやめても、ずっと住みたいと思っているぐらい好きな街。大好きな神戸でサッカーを続けるために、僕らは残りの試合を最後まで全力で戦い、そして残留します。決してあきらめません。

今年7月に横浜F・マリノスより移籍、頼れるMFの遠藤選手。新天地・神戸での熱い思いを語っていただきました。

神戸での生活はいかがですか？

神戸は前に所属していた横浜に雰囲気が似ていて、街もキレイだし住みやすいよね。ただ、来てまだ2ヶ月なので、遊びに行ったりもあまりせず、サッカー中心の生活かな。（少し寂しげに）家族もまだあっち（横浜）にいるのでホテル暮らしなんです。リラックスするために神戸サウナとかも行くけど、今はホテルのお風呂を満喫してます（笑）

では、ヴィッセル神戸の印象は？

本当に、真面目な選手が多い。技術のレベルも高いし、正直、こんな順位（9／15時点で最下位）にいるチームじゃないよ。あとは”勝ちグセ“をつけるだけ。それを知っているか知っていないかで、大きな差が出る。チームでは、アツさん（三浦淳宏選手）がまとめ役。今回ヴィッセルに来たのは、アツさんが「一緒にやろうぜ」と声をかけてくれたのも1つの要因で、彼とはマリノス時代に一緒にプレーをしていたこともあってか、波長というか呼吸が合うんですよね。アツさんが気持ち良くプレーできるようにするのが僕の役目。お互いの良さを引き出しながらやってます。

尊敬している選手はいますか？

「この人！」っていう選手はいないですね。その場面ごとに、いい選手のいいプレーを参考にします。自分が求める理想のプレーっていうのに、1つ1つ近づいていけるようなプレイヤーになりたい。現状に満足してしまって、ダメになった選手を何人も見てきているので…。まだまだ自分としては完成にほど遠いし、逆に完成はないと思ってますけど。

健康には気をつけていますか？

もともとケガに強い人間とケガをしやすい人間がいると思うんですよね。僕は後者のほう。ケガには苦労してるから。だから、ひと一倍神経を使います。食生活でも、油ものや甘いものは控えたり。

三十路（9／18が30歳の誕生日）を迎えた心境は？

全く気にしません（笑）

では最後に、どんなプレーを観客に見せたいですか？

チームの勝利に向かって、ひたむきにプレーする姿かな。それと、ずる賢くイイ意味での「遊び心」をもったプレーをしたいね。見ていて楽しいと思いますよ。本当に、応援してくれるファンの力は大きいです。順位をどんどん上げるよう、頑張ります！

鹿島アントラーズ、そして日本代表で活躍。と、華々しい経歴をもった平瀬選手の、意外（？）な顔に迫ります！

8月の神鍋合宿を終え、後半戦突入ですね。

神鍋合宿は、かなりハードでした…。でも、今後に向けて体力的に自信がつきましたね。トレーニングもキツかったけど、パベル監督は栄養面にもかなり厳しくて。特に遠征中は『これは食べちゃダメ！』ってダメ出しが続くうちに、おかずの品数がどんどん少なくなることもあります。僕はパベル監督含め3人の外国人監督を経験したけど、面白いことに国によって規律とか慣習が全然違うんですよね。

他の選手との交流は？

仲が良いというか、アツさん（三浦淳宏選手）には本当にお世話になってます。この半年間、思うように試合に出られなくて正直悩んでた時期に、めっちゃ励ましてもらって。練習後も居残りに付き合ってくれたり。アツさんの存在はかなり大きい。実は”組長“って呼ばれてるんですよ（笑）

気分転換には何を？

（即答で）神戸サウナ！！これもアツさんと。回数券まで買ってますからね〜。”ダイナミックロウリュ“っていうのがあって、これがまたスゴいんですよ。バスタオルで思い切り扇いでもらうんだけど、熱風で乳首が痛くなるぐらい！

神戸でよく行くお店は？

薩摩地鶏の『吹上庵』には美味しいからよく行くなぁ。僕と同じ、ご主人も鹿児島出身なんで、すごく良くしてくれて。もちろん、飲むのは芋焼酎！麦は物足りなくて…。でも最近は試合のことを考えるから、飲む機会も激減しましたね。年とってきたかな（笑）

家族サービスはしていますか？

これが、いいパパしてるんですよ！練習が終われば王子動物園に行ったり、阪急の赤ちゃん本舗やプレイランドで遊んだり。姫路セントラルパークでは奥さんが絶叫マシーンに乗ってる間、僕が子供の面倒みて。って、実は怖いの苦手で乗りたくないんですよね（笑）。それと、けっこう記念日にゴール決めてて、この前（7／2）も奥さんの誕生日に点入れたんですよ。泣いて喜んでくれて、嬉しかったですね。

では最後に、読者にメッセージを。

友達にチケットをあげたら、サッカーの試合を初めて観たそいつの彼女がものすごく面白がってくれて。きっとRecipeの読者にもそういう人、多いんじゃないかな。（照れ笑いしながら）僕も必死な姿見せますので、まずはとにかく、観に来てください！

181cmという長身を生かしたヘディングと、破壊力のあるキックが魅力。今季、レギュラーとして活躍する松尾選手の、知られざるプライベートとは？

セレッソ大阪、アルビレックス新潟、ヴィッセル神戸と、3つのチームに在籍されていましたが、その土地の印象はいかがでしたか？
「セレッソは大阪で身近な場所やったし、新潟は応援してくれるファンが熱くて、どちらも行って良かったと思う。でもやっぱり神戸がいいっすね。山も海もあるし、住みやすいし、一生住みたい街。（きっぱりと）もちろん、ヴィッセルでずっと活躍したいですから」

リラックスできる休日の過ごし方は？
「ショッピングなら、居留地あたりをブラブラかな。インテリアを見るのも好きで、いま狙ってるんは新在家にある『アクタス』の茶色のソファ！背もたれが高くて、オシャレなんすよ。でも結構イイ値段で、ほんま迷ってて…。あ、最近は、家にいる時にアロマもしますね。オレンジの柑橘系がリラックスするんに丁度いいんすよ」

選手同士でも遊んだりするんですか？
「しますよ。よく行く定食屋も一緒やし（７月号の播戸選手参照）。菅原選手とは特に仲良くて、お互いの家にも行ったりしますね。彼氏彼女みたいな感じ（笑）」

独身の松尾選手、「結婚」に対して憧れは？
「3〜4年前は結婚したかったなぁ。今のほうが逆に薄れてますね。正直、今はサッカーだけに集中したい。好きな女性のタイプ？う〜ん、キレイにこしたことはないっすねぇ（笑）。あとは家庭的で、面倒見のいい古風な感じが好き。断然、年上！芸能人で言うなら小泉今日子さん、結婚してから特にね」

では、サッカーでのアピールタイムをどうぞ。
「DFなんで、まわりを見ながらの冷静な判断力は見て欲しいよね。あとは、常に先を読むプレーかなぁ。是非、Recipe読者の女性にたくさん応援に来て欲しい。黄色い歓声が聞こえたら、選手のモチベーションもめっちゃ上がりますよ！お願いします！」

毎回激しい試合でストレスも溜まると思いますが、そんな時の解消法は？
「やっぱりショッピングかな。LEONやGainerとか雑誌で研究もするし。神戸でよく行くのは『TOMORROWLAND』。いろんなテイストの服があってイイっすよね。でも休日は部屋の掃除したりDVDを観たり、外に出ないことも多いよ。最近のヒットは、韓国映画の『ラブストーリー』。あれはストーリーも女の子も良かったなぁ」

そういえば、今日着ているTシャツもオシャレですよね。
「でしょ？これは友達と２年前に設立した「LIRIO（リリオ）」っていう会社で作ったもの。ブラジル語で“ユリ”の意味で、優しい感じが気に入って。僕のおじいちゃんもユリの花が好きやったし（笑）。Tシャツを通じて、サッカーを観ない人にも興味をもってもらえたり。“売る”行為だけではないんですよね。たとえば去年は1ゴール決めるごとに何か企画をって話になって、自分の背番号と同じ13点目の時は記念のTシャツを作ったんです。ちょうど売上の一部を寄付する話が出ていた頃、豊岡の水害があって、その思いに賛同してくれた人たちが買ってくれて、みんなの思いとともに寄付をしました。何か手助けをしたくても出来ない、そんな人の窓口になれたことが嬉しかったですね」

1人暮らしの播戸選手、外食ばかりで栄養面の心配はないですか？
「普段は、家の近所の定食屋さんによく行くなぁ。通ううちにオバちゃんも顔を覚えてくれて、サッカーしてることも知ってくれてて、栄養を考えて作ってくれるようになった（笑）。サッカー選手は、結構そういうお店を持ってますよ。でも基本的には食べたいものを食べる主義。好きなのは焼肉かな。兵庫のほうにある『たじまや』はウマい！」

神戸はどうですか？
「神戸は街並みもキレイだし、いろんな店があるし、ゆっくりできるし。東京？東京は落ち着かなくて…。そういう意味ではヴィッセルが大好きな神戸の誇りになるよう、僕らが頑張らないとね」

「俺の、チームの、ココを観てくれ！」という見所は。
「そうやなぁ、FWなのでもちろん点を取るのが一番。あとは、点が入る前の動き出しとかポジショニングとか。それに必死さ、がむしゃらさ！チームとしてはプレーのまとまりを見て欲しい。それと勝つ！という意識を常に持って、諦めない姿勢かな」

読者にメッセージを。
「この記事を読んで、少しでも自分とヴィッセルに興味をもってくれたら嬉しいなぁ。ユニフォームがオシャレとか、あの選手がカッコイイとかでもいいんで。1回観たら、また来たくなる試合をお見せしますので、応援よろしくお願いします！」

最後にズバリ、播戸選手からみて「コイツ、おっとこまえやなぁ」と思う選手は？
「……僕でしょうね（笑）」