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紀元会員の傷害致死事件で総裁代行を尋問

2007年11月20日

 小諸市の宗教法人「紀元会」で、会員だった奥野元子さん(当時63)=同市荒町2丁目=が他の会員に集団暴行を受けて死亡した事件で、紀元会の創始者である「総裁」の娘で「総裁代行」の松井五十鈴氏(36)の証人尋問が19日、長野地裁であった。尋問を終えた五十鈴氏は記者団に対し、「報道されていることと事実とはかなり違う。(法廷で)ちゃんとした事実を話したい」などと述べた。

 五十鈴氏は、奥野さんへの暴行を主導したとされる窪田康子被告(49)=傷害致死罪で起訴=の妹。長野地検によると、同地検が五十鈴氏に任意で事情聴取しようとしたところ、出頭を拒否されたため、証人尋問を請求したという。尋問は非公開で、窪田被告の紀元会での立場や地位などを聞かれたとみられる。

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