北京五輪サッカー:出場決めた韓国代表、次の課題は?
6大会連続となる五輪出場を決めたU22(22歳以下)韓国代表の次の課題は、戦力の最大化を図るためのオーバーエージ枠の選出だ。
オーバーエージ枠は来年5月ごろにその内容が明らかとなる見通しだ。オーバーエージ枠とは96年アトランタ五輪から導入された制度で、23歳以下で構成する五輪代表メンバー中、年齢制限を越えた3人の選手を登録することができる。
オーバーエージ枠はFW、MF、DFから各1名ずつの登録を可能とするものとなりそうだ。
まず五輪アジア予選で深刻なゴール欠乏症を経験しているだけに、決定力のあるFWの確保が急務だ。MFは攻守のバランスが優れた選手が必要だ。DFは豊富な国際大会の経験を必要とすることから、A代表の選手の1人が選出される可能性が高い。
ただし、 朴智星(パク・チソン)=マンU=、李栄杓(イ・ヨンピョ)=トッテナム=、ソル・ギヒョン(フラム)、李東国(イ・ドングク)=ミドルスブラ=らの英プレミアリーガーから選出される可能性は低い。大韓サッカー協会の金鎬坤(キム・ホゴン)専務は「故障とチーム適応、移籍可能性、シーズンの準備など考慮した場合、彼らを招聘するのは容易ではない。他の案を模索中」と話した。
1996年アトランタ五輪では、黄善洪(ファン・ソンホン)、李林生(イ・イムセン)、河錫舟(ハ・ソクジュ)らがオーバーエージ枠で出場した。2000年シドニー五輪では、金度勲(キム・ドフン)、カン・チョル、金相植(キム・サンシク)が、04年アテネ五輪では、柳想鉄(ユ・サンチョル)、キム・ギョンホが出場した。またドーハ・アジア大会では、李天秀(イ・チョンス)、キム・ドゥヒョン、金東進(キム・ドンジン)がオーバーエージ枠で出場している。
五輪大会でメダルを獲得すれば、兵役免除の特典が与えられるため、モチベーションの面でからキム・ドゥヒョン、金東進らの兵役義務者に機会が与えられる可能性もある。
仁川=特別取材班
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