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カルピス、食品由来のペプチドである「ラクトトリペプチド」の血管年齢の改善を確認

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 カルピスは、動脈硬化の予防に向けた取り組みの一つである「血管年齢の若返り」に注目し、同社が発見した食品由来のペプチドである「ラクトトリペプチド(LTP)」の血圧・血管におよぼす影響を研究している。同社ではすでに、「LTP」が血管年齢を若返らせる可能性があることを、池谷医院の池谷敏郎院長(東京医科大学循環器内科客員講師)の協力によって確認した。

 食生活の乱れ、飲酒、喫煙、運動不足などの不規則な生活習慣によって、メタボリックシンドローム(肥満、高血圧、高血糖、高脂血症)になると、加齢にともなう生理的な変化よりも早く血管が硬くなってくるという。そして、このように高血圧などに起因する動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなるとのこと。そのため、動脈硬化の予防に取り組むことが必要であり、その指標の1つとして「血管年齢」が注目されているという。

 「血管年齢」とは、血管の状態が何歳に相当にするのかを表す指標のことで、脈波伝播速度などを用いて容易に測定することができるという。

 今回、同社健康・機能性食品開発研究所は、食生活改善によって血管年齢が若返るかどうか、「LTP」の摂取が食事指導の補完となるかどうかについて、せんぽ東京高輪病院栄養管理室の足立香代子室長と共同で研究した。同研究は、食事指導群と「LTP」摂取(食事指導なし)群の2群に分けて8週間実施。その結果、開始時と8週目で比較すると、食事指導群で血管年齢の有意差はなかったが、「LTP」摂取群では血管年齢が有意に4.9歳低下したという。

 結論として、食事指導は血管年齢を低下させる可能性が示されたが、さらに厳密な指導やチェックが必要であることがわかった。一方、「LTP」含有飲料は、血管年齢を有意に低下させることがわかった。これらの結果から、血管年齢を若返らせるための食生活改善のサポートとして「LTP」は有用であると考えられるとの見解を示す。

 「ラクトトリペプチド」は、「カルピス酸乳」の永年の研究より発見され、乳たんぱく質のカゼインから得られるVal−Pro−Pro(VPP)、Ile−Pro−Pro(IPP)の2種類のペプチド。「ラクトトリペプチド」は、血圧を上昇させるアンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害する作用があることを、正常高値血圧者、軽症および中等症高血圧者への血圧降下作用や安全性などの研究によって確認しているという。さらに、最近では、血管内皮機能改善の働きがあることもわかり、血圧のみならず血管機能にまでおよぶことが少しずつ明らかにされてきているという。

カルピス=http://www.calpis.co.jp/


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