2007年11月22日 13時0分更新
飼育が禁止されている野鳥のヤマガラを自宅で飼っていたとして、横浜市の会社員の男が鳥獣保護法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、横浜市金沢区の56歳の会社員の男です。
警察の調べによりますと、この会社員は今月9日、飼育が禁止されている野鳥のヤマガラ2羽を、自宅でカゴに入れて飼っていたとして鳥獣保護法違反の疑いがもたれています。
ヤマガラは体長がおよそ10センチで、腹などが山吹色をしているのが特徴で、江戸時代にはおみくじを引く芸などを覚えさせるために一般でも飼育されていましたが、いまは法律で飼育が禁止されています。
会社員は数年前から自宅近くの公園で、木の枝に鳥もちをつけてヤマガラやメジロの野鳥を捕獲して飼育していたとみられ、調べに対して「違法とわかっていたが、祖父が飼っていたのが懐かしくて飼育していた」と話しているということです。
また「野鳥を人に譲った」とも話しているということで、警察はほかにも違法に飼育している者がいるとみて調べています。