依存性の高い向精神薬「リタリン」乱用に絡む医師法違反事件で東京地検は21日、東京都江戸川区の精神科「京成江戸川クリニック」院長、小倉暢夫(のぶお)容疑者(67)を同法違反(無資格医業)で起訴した。一緒に逮捕した同クリニック事務員、生駒祐子容疑者(42)については略式起訴し、東京簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。
起訴状によると8月21日~9月7日、医師免許がない生駒被告らが患者6人に対し、問診や薬剤の処方などの医療行為を8回にわたり実施した。
毎日新聞 2007年11月22日 東京朝刊