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市立病院の分娩介助料を倍額に値上げ/大和市
- 子育て・教育
- 2007/11/22
大和市の大木哲市長は二十一日会見し、同市立病院(同市深見西八丁目、五十嵐俊久委員長)の分べん介助料について、同市在住者は来年度から現行四万二千円を六万円に、二〇一〇年度からは八万円に値上げする方針を明らかにした。市議会十二月定例会に条例改正案を提案する。
分べん介助料は、出産にかかわる費用の一部で、分べんに携わる医師や助産師の人件費、診療材料費など。
同院によると、現行では、同市在住者は四万二千円、市外の住民は六万三千円で、県内で分べんを扱う自治体病院の中では最低水準だという。
改正案では、〇八年度からが市内六万円、市外九万円、一〇年度からは市民が八万円、市外の患者が十二万円と倍増することになる。
同市が原価計算に基づいて計算した場合、本来は約十二万円の費用がかかっているといい、同院は【1】現行の料金体系と分べんにかかわる各種原価費用との間に著しい乖離(かいり)が認められるため【2】病院経営の健全化のため─などと説明している。
また同改正案では、非紹介患者の初診時選定診療の額について現行の千三百二十円から千八百円まで引き上げる内容も盛り込まれている。
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