【11月22日01時39分更新】
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◎氷見市民病院の指定管理者、金沢医科大に決定 来年4月から20年間

氷見市民病院の指定管理者を金沢医科大とする議案を賛成多数で可決した市議会臨時会=同市議会
氷見市民病院の指定管理者を金沢医科大とする議案を賛成多数で可決した市議会臨時会=同市議会
 氷見市民病院の公設民営化で、同市議会は二十一日、臨時会を開き、同病院の指定管理 者に金沢医科大(内灘町)を指定する市長提出議案を賛成多数で原案通り可決した。これ により、同市民病院は来年四月に「金沢医科大学氷見市民病院」として民営化される。堂 故茂市長は質疑の中で、金沢医科大が近く、市内に準備室を開設することを明らかにした 。

 採決では、定数一八のうち、議長を除く十三議席を占める自民党系の政友会、政信会が 賛成した。

 氷見市と金沢医科大は十九日、同市民病院の管理運営に関する基本協定で仮協定を締結 しており、今回の議決で仮協定は本協定に移行する。指定期間は二〇〇八(平成二十)年 四月から二十年間で、一〇年四月をめどに新病院を建設する。金沢医科大は富大、金大な どの協力を得て医師を三十五人以上確保し、現在の二十診療科を維持する考えを示してい る。

 堂故市長は提出議案説明で、金沢医科大は「安定的な地域医療の確保」「職員の受け入 れ」などの条件を満たし、指定管理者選定委員会が全会一致で候補に決めたことなどの経 過を説明。「市民の医療を守ってもらうにふさわしい指定管理者であると確信を得た」と 述べた。

 さらに、堂故市長は質疑の中で、「こんな困窮している地方への進出はあり得ないケー スで、金沢医科大は地域医療に熱い気持ちを持っている」と強調。市職員労組が県労働委 員会に対し、市が民営化の手続きを進めないよう勧告することを求めた申し立てについて 、「病院運営は市の管理運営事項として却下された」と述べた。

 澤田勇(新政会)、酒井康也(市政ク)の両氏が反対討論、森越林太郎氏(政友会)が 賛成討論を行った。


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