2007年 11月 21日
坂出行方不明・携帯が途切れたのは市中心部
坂出市で、幼い姉妹と祖母が行方不明になっている事件で、祖母の携帯電話の電波が途切れたのは坂出市中心部と分かりました。行方不明になっているのは、坂出市林田町の山下清さん43歳の長女の茜ちゃん5歳と次女の彩菜ちゃん3歳、それに、祖母の三浦啓子さん58歳の3人です。この事件は、今月16日、三浦さんの自宅で3人が行方不明になっているのが分かり、寝室のベッドや畳などから3人の血こんが見つかったものです。これまでの調べで、三浦さんの携帯電話の電波が、17日の午後4時ごろを最後に、坂出市中心部で途切れていることが分かり、警察では、その周辺で聞き込み捜査などを続けていますが、有力な情報は得られていません。

高校生自殺・現金要求の可能性も
高校生3人に暴行したとして傷害の疑いで逮捕された岡山市の少年2人が、送検されました。暴行を受けた高校生のうち1人が自殺しており、逮捕された少年2人が金を要求していた可能性もあるとみられています。送検されたのは、岡山市の18歳の土木作業員と16歳の高校2年生です。警察の調べによりますと、2人は、今月15日の午後6時半から翌日の午前1時の約6時間半に渡り、岡山市の河川敷で、中学時代の後輩だった高校生3人に暴行を加え、うち1人に全治1週間のけがを負わせた疑いです。暴行を受けた別の高校1年生は、今月16日に自宅で自殺していて、遺体から多数のあざなどが見つかっています。さらに、2人が高校生に金を要求していた可能性もあり、警察では、こうした行為が自殺に繋がったのではないかとみて慎重に捜査しています。自殺した高校生が通っていた高校では、全校生徒を対象にいじめに対するアンケートを行うことにしています。

岡山駅に6つの新店舗来月オープン
JR岡山駅の1階店舗ゾーンに、来月20日、飲食店など6店舗が新しくオープンする事になりました。店舗ゾーンの名前は、「サンフェスタ岡山」で、岡山駅の1階にドトールコーヒーやサーティーワンアイスクリーム、くすりのラブなど6店舗が入ります。通勤・通学客が気軽に利用できる店を集めたという事です。岡山駅で進められていた店舗改良工事はこれで完了し、駅ナカの店舗は全部で90店舗となります。また、8月のオープンから3カ月を迎えるさんすて北館について、全体としてはまずますの集客があるものの、2階の書店や雑貨店の売上が低調という事です。

ATM強盗の男・薬局強盗で追送検
先月10日、高松市の銀行のATMコーナーで起きた強盗未遂事件で、逮捕、起訴されている男が、1ヵ月前、近くの薬局で起きた強盗未遂事件にも関与していた事がわかり、高松地方検察庁に追送検されました。追送検されたのは、高松市高松町の工員三土昌典容疑者(64)です。警察の調べによりますと、三土容疑者は、今年9月10日午前9時半ごろ、自宅近くの薬局にマスクを付けて押し入り、56歳の女性店員に、スプレー缶を見せながら「火をつける」などと脅し、金を奪おうとした疑いです。三土容疑者は、先月10日、薬局から約500メートル離れた銀行のATMコーナーで発生した強盗未遂事件で、逮捕、起訴されていました。警察では、場所が近く手口が似ている2つの事件の関連を調べていましたが、三土容疑者の自宅から薬局強盗で使われたとみられるマスクが発見された事などから、容疑が固まったとして追送検したものです。

住宅建設現場で火事・不審火か?
20日夜、倉敷市の住宅建設現場でゴミなどを焼く火事がありました。警察が、不審火の可能性もあるとみて調べを進めています。20日午後9時ごろ、倉敷市五日市にある住宅の立替工事を行っている建設現場で、「ゴミが燃えている」と近所の人から119番通報がありました。火は約10分後に消し止められましたが、住宅の横に置いてあった廃材や段ボールなどのゴミを焼きました。住宅の建設作業は20日午後6時で終了しており、周辺に火の気も無いことなどから、警察では、不審火の可能性もあるとみて、現場検証して出火原因を調べています。

映画バッテリーのメンバーが岡山でCM撮影
去年、岡山県内各地でロケが行われた映画「バッテリー」の監督と出演者による家電メーカのCM撮影が美作市で行われました。撮影場所は、滝田洋二郎監督の要望で、映画「バッテリー」のロケで下見をしたという岡山県内4カ所で行われ、最終日の21日は美作市で撮影が行われました。出演するのは「バッテリー」で主人公の弟役、青波を演じた鎗田晟裕くん。CMは、大手家電メーカーのAV機器を紹介するもので、子供たちの交流をテーマにしています。CMは、来月のクリスマスシーズンに全国各地で放送される予定です。

山里の寺を彩るイチョウとモミジ
岡山県美作市の蔵宝寺で、イチョウとモミジの紅葉が見ごろとなり、山里は美しい景色に彩られています。鳥取県との県境に近い美作市東谷上地区にある蔵宝寺の参道沿いには、推定樹齢200年、高さ20メートルを超えるイチョウと、推定樹齢100年、高さ約8メートルのモミジが植えられています。黄色と赤のコントラストが、山門や白壁を背景に晩秋の風情を演出しています。ことしの紅葉は、去年と比べて10日ほど遅れていますが、19日に周囲の山に雪が降ったころから色づきが増したということです。紅葉のピークはこの週末で、今月一杯楽しめそうです。