2007年11月19日15時37分[県南エリア]
写真を示して質問する中学生議員=大多喜町立大多喜中学校体育館
大多喜町中学生議会が町立大多喜中学校体育館で開かれ、中学生が町にさまざまな質問をぶつけた。大多喜中と大多喜西中の三年生十三人が議員を務め、八人が交通問題や市町村合併など、鋭い質問を用意。「いじめゼロ実現」を決議した。
町からは田嶋隆威町長、各課長らが出席し、両中の代表生徒が議員を務めたほか、三年生全員が傍聴した。議会は君塚友規君(西中)を議長に選出して開会した。
交通問題は二人がいすみ鉄道、道路拡張、通学路の安全確保などを質問。当面の存続が決まったいすみ鉄道で、町は「将来に不安を残さないためにも、みなさんも応援して」と呼び掛けた。
ことし雨で中止されたお城まつりについて、「順延にできなったのか」との意見も出た。
また両中学校の三年生一同として「いじめゼロ実現」を決議。一人一人が強くなっていじめを起こさない取り組みをやり抜き、後輩たちに伝え、伝統としていくと宣言した。
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