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まき割りで夫を殺害、51歳妻を逮捕
13日午前2時5分ごろ、群馬県高崎市乗附町の会社員、小林繁夫さん(55)方から「女房に刺された」と119番通報があった。繁夫さんは左首をまき割りで切られ、病院に搬送されたが間もなく死亡した。
消防からの通報で高崎署員が駆け付けたところ、繁夫さんが倒れていた2階寝室で立ちつくしていた妻の正代容疑者(51)が「私が夫を殺そうと思ってまき割りを振り下ろした」と犯行を認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。容疑を殺人に切り替えて調べている。
調べでは、繁夫さんは正代容疑者の両親=いずれも(78)=と正代容疑者、二女(24)、長男(18)の6人暮らし。正代容疑者は刃渡り7センチのまき割りを事前に購入し、ベッドの下に隠し持っていた。繁夫さんは寝込みを襲われ切られた直後、自ら通報していた。
調べに対し、正代容疑者は「夫から『捨ててやる』といわれたので、捨てられるくらいなら、夫を殺して自分も死んでやろうと思った」と供述している。