明治安田生命保険の「いい夫婦の日(11月22日)」にちなんだ夫婦に関する全国アンケートによると、「理想の夫婦」ナンバーワンは俳優の三浦友和・山口百恵夫妻だった。「大スターだった妻が一線を退いて夫を支え、夫も家庭を守るイメージ」が30~50歳代までの幅広い回答者層に支持された。2位はテレビCMでの共演が好感された江口洋介・森高千里夫妻、3位がミュージシャンと作詞家として活躍する宇崎竜童・阿木燿子夫妻の順となった。
一方、個々の回答者に「夫婦の会話時間」をたずねたところ、平日は「30分以下」が4割を占めてトップ、休日では「1~2時間」が1位だった。これに関連して「配偶者に愛情を感じているか」との質問には、平日の夫婦の会話時間が30分以下と答えた人の3人に1人が「あまり愛情を感じない」または「ほとんど愛情を感じない」と答えた。
一方、「もっとも愛情を感じる言葉」は、夫が「ご苦労さま・お疲れさま」、妻は「ありがとう」を挙げた。また、「配偶者にやめてもらいたいこと」として妻からもっとも多かったのは「たばこ」、夫から妻への要望は「整理整頓ができない」がトップだった。
調査は10月26~29日に全国の20~59歳の既婚男女を対象にインターネットで行い、1206人から回答を得た。【坂本昌信】
毎日新聞 2007年11月21日 18時52分