2007年11月21日 18時25分更新
クリスマス商戦に入った福岡市の天神地下街に、発光ダイオード7万個を使った省エネ型のイルミネーションが飾られ、星空を思わせる幻想的な空間が出現しました。
21日は長さ590㍍の地下街の北側広場で点灯式が行われました。クリスマスソングが流れるなか、サンタクロースとこどもたちが登場してスイッチを押しますと、発光ダイオードのイルミネーションと喫茶店の窓の前に置かれた光のスクリーンが、ブルーや白の光をきらめかせて一斉に点灯しました。このうち、光のスクリーンは縦横に一定間隔で並べた6000個あまりの発光ダイオードの点滅によって、雪の結晶や星、トナカイやソリを動く絵として描き出します。見守る人の中には光の渦を、「まるで宇宙のようです」、「点灯式に出会ってよかった」などと感嘆の声をあげ、特に子どもたちは光のスクリーンの前でとんだり、はねたりして大喜びでした。
電力も少なくて済み熱も発生しない発光ダイオードのイルミネーションは地下街全体で7万個使用され12月25日まで点灯されます。