ニキビ跡(ニキビ痕)のクレーターと色素沈着・赤みの治療(レーザー治療とピーリング治療など)を解説。ニキビ跡は治ります。
 

ニキビ跡(ニキビ痕)の治療(クレーターと色素沈着・赤みの治療)

 

ニキビ跡(ニキビ痕)によるクレーターと色素沈着・赤みの治療

当クリニックでは、ニキビ跡(ニキビ痕)のクレーター(凹み・へこみ)と色素沈着・赤みはもちろん、赤い盛り上がりや背中のニキビ跡まできれいに治療します。
ニキビ自体は年齢や対処法によりできにくくなっていきますが、ニキビ跡(ニキビ痕)は一生残ってしまいます。一度ニキビ跡ができてしまうと自然治癒は困難ですし、化粧品によるスキンケアでもなかなか満足に対応できないというのが現実です。ニキビ跡が残るのはお肌だけでなく、心にも傷あとを作ってしまいます。このような心理的に悪影響を及ぼす傷あとに対しては、治療は欠かせない … その思いで、ニキビ跡(ニキビ痕)の治療法を確立させました。
ニキビ跡のクレーター(凹み)と色素沈着

← ニキビ跡のクレーター・凹みと色素沈着。
ニキビ跡は頑固なものですが、治療をあきらめないでください。(治療前・後の画像はこのページの下の方に掲載しています)


確立されたオリジナルの治療法でほぼ100%の効果 背中のニキビ跡や水ぼうそう跡も

患者さんはもちろん、多くの医師を悩ませ続けてきたニキビ跡のクレーターですが、当クリニックで確立している治療法により、ほぼ100%の方に効果を出しています。
顔だけでなく背中のニキビ跡の治療も承ります。また、ニキビ跡だけでなく、水疱瘡(水ぼうそう)や外傷によるクレーターや色素沈着・赤みも治療できます。
ニキビ跡のクレーターや赤みは頑固なものですが、治療をあきらめないでください・・・ニキビ跡は治ります。

ニキビ跡(ニキビ痕)のクレーターと色素沈着・赤みの治療方法

お肌の上にクレーター・凹みという現象が発生するのは、ニキビを無理に潰したり指で引っかくなどの大きな刺激が加わることや、ニキビの炎症と化膿が同じ場所に繰り返し起こることによって、毛穴や皮膚の深い部分の組織(コラーゲン繊維など)が破壊されることが原因です。クレーター(凹み)は、例えて言えば地面が地盤沈下や陥没を起こしている状態です。この凹みを元の状態に戻すこと、つまりクレーター周囲の皮膚と同じ高さにまで盛り上げることが治療の主眼となります。
ニキビ跡(ニキビ痕)の治療法は、大別して次の3つのアプローチで行います。
  • 1.コラーゲン増生を促すためのジェネシスレーザー照射
  • 2.クレーター・凹みに対するプラグピーリング
  • 3.色素沈着と赤みを解消するためのレチノイン酸の外用
順を追って、それぞれの治療内容を見ていきましょう。

1.コラーゲン増生を促すためのジェネシスレーザー照射

コラーゲンはお肌のハリをつくっている重要な成分です。コラーゲンは皮膚深部(真皮)で繊維構造をなし、ちょうどバネのような弾力でお肌を支えています。この繊維組織が局部的に破壊されることにより、皮膚上に陥没が生じるわけです。
クレーター・凹みのすぐ下にあるコラーゲン繊維の修復と増加を強力に促すことにより、陥没した部分を盛り上げることが可能になります。
ニキビ跡治療の第一段階は、まずコラーゲン増生を促すジェネシスレーザーの照射から始まります。ジェネシスレーザーは顔全体に照射するのではなく、クレーター・凹みの部分にピンポイントに照射して治療の効果を高めます。

2.クレーター・凹みに対するプラグピーリング

レーザー照射と同時に、クレーター・凹みにプラグピーリングを施術していきます。レーザーに加えてプラグピーリングを施術することによって、クレーター・凹みを周囲の皮膚の高さにまで盛り上げる事が可能になります。
当クリニックでは、小さなクレーター・凹み(へこみ)にはみ出すことなく埋め込めるように、先端が0.1mmほどの極細のハケなど少しずつサイズが違うさまざまなオリジナルのハケを作っています。ハケを使い分けながら、皮膚の深くまで浸透するピーリングの薬液をクレーターの形どおりに一つずつ埋め込んでいくのです。浸透度の高い(ペーハーの低い)ピーリング薬液でかつ高濃度のものを使用するため、熟練した施術者でなければ扱えない高度な作業です。
プラグピーリング用のハケ


← ニキビ跡(クレーター・凹み)のためのプラグピーリングに用いるハケ。お一人お一人また肌の状態よって使い分けます。



濃度・塗布時間は症状に合わせて毎回少しずつ変えていき、同時に浸透度を上げていきます。ほんの数秒という時間差で皮膚に塗布し、濃度も1%刻みで、お一人お一人に合ったピーリング液を毎回作っています。これもやはり熟練が必要な技術です。
一つ一つのクレーター・凹みに細かくピーリング剤を埋め込むことによって、クレーターの深部にまで液が浸透するため、凹みのすぐ下にあるコラーゲンを作る細胞が強力に活性化されてコラーゲンを大量に作ります。その結果、頑固だったクレーター・凹みを周囲の皮膚と同じ高さにまで盛り上げる事が可能になるのです。
プラグピーリング中のクレーター
← クレーターにプラグピーリングの薬剤を埋め込んだ直後の状態。薬剤と皮膚の成分が反応して白く見えます(ホワイトニング現象)。これは10〜30分ほどで自然に消失します。


プラグピーリングの治療回数はクレーター・凹みの大きさなどにより個人差があります。小さなクレーターの場合は10回程度、クレーターが大きくなるにつれて、治療回数も多く必要になります。通院回数やご予算に応じた治療プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

3.色素沈着と赤みを解消するためのレチノイン酸の外用

ニキビ跡の治療の最終段階は、レチノイン酸の外用となります。
ニキビ跡のクレーター・凹みの部分はほとんどの方が色素沈着も起こしています。この色素沈着は治療の最後にレチノイン酸(塗り薬)で落としていきますが、患者さんのご要望を取り入れて、途中から早めにスタートしていくこともあります。
凹みのピーリングを続けているとその部分の赤みが強くなっていきますが、この赤みは必ずとれていきますのでご安心ください。ただし、なるべく早く赤みをとりたいなどの要望をいただいた場合は、レーザー照射により対応することも可能です。

ニキビ跡(ニキビ痕)の治療改善例

実際のニキビ跡の治療改善例を見てみましょう。いずれの場合もクレーターの凹みと色素沈着・赤みが大幅に改善されたことがわかります。 ニキビ跡のクレーターと色素沈着の治療改善例 1



← 頬を中心にニキビ跡のクレーターと色素沈着が見られた例。
一つ一つのクレーターの凸凹が改善され、色素沈着も大幅に改善されました。




ニキビ跡のクレーターと色素沈着の治療改善例 2
← 頬からあごにかけてニキビ跡のクレーターと赤ニキビ・白ニキビが現れた症状。
ニキビ跡の治療とニキビ治療とを組み合わせることでクレーターの凸凹とニキビがともに改善され、色素沈着と赤みも大幅に解消されました。



ニキビ跡のクレーターと色素沈着の治療改善例 3
← 頬からもみあげにかけてニキビ跡のクレーターと色素沈着が見られた例。
深いクレーターでしたが、かなりの程度目立たなくなっています。クレーターに見られた色素沈着もほとんどが解消されました。




背中など体のニキビ跡(クレーター・色素沈着・赤み)も治療します

ニキビは顔だけでなく、比較的皮脂分泌の活発な部位にはどこでもできる可能性があります。特に背中はニキビができやすい部位ですので、ニキビ跡の色素沈着や赤みも残ります。顔のニキビ跡と同じく、自然に治ることは極めて困難であり、化粧品による対応も難しいため、当クリニックでは背中のニキビ跡の治療にも対応しています。
背中のニキビ跡は色素沈着や赤みで残ることが多いため、治療もこれらに対処した方法を採用しています。

さまざまなご要望に応じた治療プランが可能です

ニキビ跡のクレーター・色素沈着・赤みの治療について、ツルツルのきれいにしたい方からある程度目立たなくさせたい方まで、また、一部分ずつ治療したい方・髪の毛で隠れないところだけ治療したい方・背中のニキビ跡を徹底的に治したい方・水疱瘡(水ぼうそう)の跡まで治したい方…など、すべてのご要望にお応えします。その他、通院回数やご予算に応じた治療プランをご提案いたします。
無料カウンセリングも随時承っております。ご予約の上、お気軽にご相談くださいませ。
無料カウンセリングも随時承っております。ご予約の上、お気軽にご相談くださいませ。
用賀ヒルサイドクリニック(美容皮膚科・美容外科)
ご予約はお電話で : 03−5717−3098
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