あらすじ

医龍 Team Medical Dragon2あくまでも手術を避けようとする松平(佐藤二朗)に朝田(坂口憲二)は…。 :左から、坂口憲二、佐藤二朗

 北洋病院で進める朝田龍太郎(坂口憲二)のチームに、外山誠二(高橋一生)が加わった。だが、麻酔医の小高七海(大塚寧々)には、その意志はない様子。
 そんな時、松平幸太朗(佐藤二朗)に“スーパードクター”と呼びかける少女、高見香奈(川島海荷)と、その母親、紀枝(高橋ひとみ)が訪ねて来た。実は松平は数年前、この母子の生体肝移植を成功させており、食道がんを患っている紀枝は、松平のいる北洋ならと頼ってきたのだが…。どうやら、紀枝は食道がんだけではなく、野口賢雄(岸部一徳)が北洋への転院をすすめたらしい。
 一方、北洋では、入院してきた紀枝に対して医師たちは早急な手術を求めるが、松平は放射線治療と投薬で様子をみようと、手術を避ける。
 そして、明真では野口が片岡一美(内田有紀)と会っていた。野口は、朝田が着任してから少なからず上がっていく北洋の人気が面白くない。片岡は、野口の不満を取り除こうと、鬼頭笙子(夏木マリ)を一流マスコミに取り上げさせ、明真の名を高めようとする。
 医局のカンファレンスでは、朝田が紀枝の早急な手術を訴えるが、そこに、酔っ払った松平が入ってきた。松平がそこまでして手術を避ける理由とは…。そんなある夜、紀枝が大量吐血をする。その様子をみた朝田は…。

番組紹介

 原作は2002年4月より小学館「ビッグコミックスペリオール」にて始まり、現在も人気連載中。昨年4〜6月にフジテレビ系木曜10時ドラマで連続ドラマ化されました。
 天才外科医・朝田龍太郎を坂口憲二が演じ、リアルな問題描写、圧倒的なスピード感と人間ドラマをかつてないスケールで描いて好評を博しました。
 前回の番組平均視聴率は14.8%、最終回の視聴率は17.2%を記録。さらに、「オリコン2006春のドラマ満足度」(放送終了後)で第1位、「第49回ザテレビジョンドラマアカデミー大賞」では最優秀作品賞を受賞。フジテレビホームページでは放送終了後1年以上もの長きにわたり50位以内にランキングされるなど、根強くファンに支持されました。

 その『医龍 Team Medical Dragon』の続編がこの秋、連続ドラマで放送されることになりました。連続ドラマの初回を飾るのはこのスペシャル。
 かつて難民キャンプで、世界レベルの救命医療チーム“メディカル・ドラゴン”を指揮した抜群の腕を持つ天才外科医・朝田龍太郎。大学病院に招き入れられ、教授を頂点とした医局の権威主義と戦いながら患者を救い、バチスタ手術という高度な技術を要する心臓手術を成功させた朝田とその仲間、「チームドラゴン」。彼らが立ち向かう新たな敵とは……。
 近年の医療費の膨張にともなって政府はさまざまな法案を作成し、今や病院といえども自立した経営ができなければつぶれてしまう時代となりました。同時に病院の吸収合併、乗っ取りなども行われています。
 また、産婦人科、小児科の相次ぐ閉鎖や地方の医師不足などもこの病院経営の問題と密接に関わっています。今や、病院も一般企業と同じで「もうからなければつぶれる」時代となっているのです。
 今回の『医龍』では、この深刻な日本の医療の現実を題材に、朝田龍太郎の新たなる戦いをオリジナルストーリーで展開していきます。

 また、今回のシリーズから内田有紀がレギュラー出演します。医療ジャーナリスト・片岡役の内田は、今シリーズのキーパーソンとなります。
 もちろん、小池徹平、北村一輝、阿部サダヲ、水川あさみ、池田鉄洋、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳など、懐かしいメンバーも帰ってきます。そして内田有紀のほか、今回のシリーズからのレギュラー出演者にもご期待ください。

キャスト

朝田龍太郎 … 坂口憲二
片岡一美 … 内田有紀
伊集院登 … 小池徹平
小高七海 … 大塚寧々
荒瀬門次 … 阿部サダヲ
里原ミキ … 水川あさみ
木原毅彦 … 池田鉄洋
松平幸太朗 … 佐藤二朗
善田秀樹 … 志賀廣太郎
高見紀枝 … 高橋ひとみ
高見香奈 … 川島海荷
藤吉圭介 … 佐々木蔵之介
鬼頭笙子 … 夏木マリ
野口賢雄 … 岸部一徳

ほか

スタッフ

■原作
 乃木坂太郎
 「医龍〜Team Medical Dragon〜」
 (小学館刊 ビッグコミックスペリオール)

■原案
 永井 明

■取材協力
 吉沼美恵

■脚本
 林 宏司

■プロデューサー
 長部聡介
 三竿玲子

■演出
 葉山浩樹

■音楽
 澤野弘之
 河野 伸

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

楽曲情報

■主題歌
 AI『ONE』(ユニバーサル ミュージック)

フジテレビミュージック

プレゼント・募集

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