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【がん電話相談から】前立腺がんの腫瘍マーカーが上昇 (2/2ページ)
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【用語解説】前立腺生検
血中PSA(前立腺特異抗原)測定、直腸指診もしくは経直腸的前立腺エコー検査のいずれかの検査で、前立腺がんの疑いがある場合、確定診断のために行われる。細い針で前立腺を刺して6カ所以上の組織を採取、がん細胞の存在を病理学的に確認する。バイオプティガンという優れた生検器具は診断の精度が高く痛みも少ないため、経直腸的に行う場合は麻酔の必要はなく外来で行える。経会陰的に超音波をガイドにして行う場合は麻酔が必要だが精度は高くなる。
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回答には癌(がん)研有明病院の福井巌・副院長兼泌尿器科部長があたりました。「がん電話相談」(協力:癌研究会、アフラック、産経新聞社)は(電)03・5531・0110。月〜木曜日(祝日は除く)午前11時〜午後3時。電話はつながりにくいことがあります。また、相談が本欄に掲載されることがあります。