衆議院議員 馳浩の赤じゅうたん雑記

一言メッセージ :国会より生中継。共に日本を考えましょう。

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11月16日

 5時起床、いつものようにパソコンでニュースチェック。
 8時過ぎには幹事長室に入り、執務。
 副幹事長同僚の山口泰明さんが、
 「俺、朝から外交防衛委員会の理事会があって、11時からの総務会に出られないんだよな・・・誰か、代理に出てくれない?」
とおっしゃるので、
 「俺でよければいいっすよ!」
と、快諾。
 「ありがと、頼むよ!」
というわけで、総務会出席。
 その総務会にいらっしゃった参議院の山崎正昭幹事長に、
 「幹事長室からですけど、道路特定財源の暫定税率維持、福井県連でも意見書の取りまとめお願いします!」
とお願い。
 了解をいただく。
 山崎先生は福井県連会長でもある。
 総務会では、北陸信越地区代表の稲田朋美総務から、
 「北陸新幹線の政府与党見直しを!」
との要望有。
 津島総務や谷垣政調会長からは、「年内見直し」に向けての内部調整中との言質有り!
 稲田さん、ほっと胸をなでおろす。
 その稲田さん、
 「わたし、選挙区に掲示板ポスター、まだ一枚も張ってないんですよねー!」
と、しれっとしていうので、
 「ふざけるな! 気合い入れていっぱい張りなさい!」
と、一喝。
 それを聞いていた加藤紘一先生も、静かにうなずいているのであった・・・。
 昨日問い合わせていた、入国管理局の外国人登録の問題について、法務省入国管理局担当者と文部科学省初等中等教育局国際課長と同席のもとに、何とかならないかを協議。
 いわく、「修学旅行生の入国時の手続配慮問題」だ。
 特別永住者の在日の皆さんや16歳未満は顔写真撮影と指紋登録免除なのだが、高校生になるといちいち入国時に手続が必要。
 修学旅行に出る高校は全国ですでに1000校を超えている。
 その中には、「外国人」であることに抵抗を感じ、隠している生徒も多い。
 パスート取得時にそのことは事前に学校側にもわかるのだから、事前登録の上、何らかの配慮が必要という問題。
 同級生の目の前で、外国人ということで別格扱いされることの精神的苦痛に配慮をしていただきたいということ。
 別室手続など、教育的な配慮について了解をいただく。
 文科省からも、都道府県政令市教育長会議などを通じて、法務省と事前配慮事項について合意していることを伝えていただくことに理解をいただく。
 良かった。
 夕方、金沢入り。
 寒い! すっかり冬だ。
 星稜高校の羽賀多聞校長と懇談。
 その後、支持者と改正建築基準法の運用不備について意見交換。
 あまりにも法改正に追いついていない市役所の体制について、ご意見をいただく。
 夜は、後援会意見交換会。

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11月15日

 消費税率増税見送りを、福田総理も伊吹幹事長も明言。
 「あげない」というよりも、「あげられる状況にない!」という先送り論。
 再来年から基礎年金の国庫負担が3分の1から2分の1に引き上げられることが決まっており、その財源を公平公正な税財源として消費税に求めなければならないことは、皆わかっている。
 しかし、参議院第1党の民主党も「消費税増税反対」をマニフェストに決めており、あげられる状況にはない。
 行財政改革、歳出削減、天下り規制、随意契約原則廃止、公的資産売却など、出来る限りの「節約」をし、そして税収増の経済運営を見定めてからでないと、「消費税増税お願いします!」との環境は整わない。
 東京銀河の会、モーニングセミナー。
 会を重ねて、もう7回目。
 今回の講師は小池百合子前防衛大臣。
 まさか、守屋前事務次官が参議院で証人喚問されるこの日に、小池さんが講師とは、奇遇??
 時間をオーバーして熱のこもった講演に、参加者も聞き入るのであった、とりわけ守屋さんとの人事に絡むあのバトルのくだりには!
 その守屋喚問で久間、額賀両大臣の名前が出る。
 事実関係は明らかにすべく、ご本人が釈明すべき。
 これはこれで重大な問題ではあるが、民主党は勢い込んで、
 「この問題を解明しなくては、新テロ法は審議できない!」
との方針を示してきたこと。
 これはこれで、重大な問題をはらむ。
 しかし、新テロ法の対案も示さずに、審議を先送りする民主党の姿勢は疑問。
 テロとの闘いに日本の国益がどうかかわっているか、日米同盟の信頼関係、シーレーン安全確保、国際協調の大問題でもあり、守屋問題と並行審議できるはず。
 文部科学省、国会連絡室長の児玉さんに質問。
 「外国人が入国するときに、顔写真撮って指紋採取するようになったの知ってる?」
 「・・・らしいですよ、ね!」
 「ちょっと、配慮して欲しいことがあるんだ、海外への修学旅行!」
 「え、どういうことですか?」
 「修学旅行に出かけて帰国するとき、在日の生徒とか外国人の生徒は学校の列から離れて顔写真撮って指紋採取されえるわけだよ! そのいや〜〜な空気を配慮してあげられないかってこと。」
 「ふむふむ!」
 「そこを、配慮できないか、ってことよ。修学旅行に出かけるときに、パスポート取得する段階で外国人であることはわかってるんだから、事前に手続を済ませておくとか、何とかできないか、ってことです。」
 「それ、法務省の入国管理局の問題じゃないですか?」
 「多分ね、だから、事前に法務省の担当者にも伝えておいて、俺のところに文科省も一緒にレクに来て頂きたいんですよ!」
 「わかりました!」
というわけで、さっそく明日、レクを受けることに。
 改正建築基準法にからむ確認申請の遅れが大問題。
 あちこちから、
 「確認申請が下りるのが遅くて、予定していた仕事の着工が遅れるし、建築資材や設備や事務機の納入ができなくて中小零細企業は困っている!」
 「どうして役所の担当者を増員できないのか?」
 「手続が煩雑だ!」
 「とにかく遅い!」
 「大臣認定ソフトの普及が遅い!」
 「6月の改正がわかっていたのに、どうして行政は法改正に対処できる準備をしていなかったんだ!」
などなど、建築関係のいくつもの業者から、9月以降、ブーイングの嵐。
 先日の総務委員会での質問項目としても注意勧告していたのだが、現場の混乱は治まっていない様子。
 金沢市の現場はどうなっているのかと、国土交通省から出向している藤崎副市長に現況をお伺いする。
 「金沢市では、そんなに遅れていると言う事例はないんですけどねぇ・・・」
とおっしゃるから、そりゃあまりにも認識不足じゃないかな。
 「とにかく、どういうトラブルが起きているかを、明日まで調べてお聞かせください。私のところにはいまだに怒りの声が届いておりますから!」と。
 夜、親子3人で近所の駅前のお好み焼きやへ。
 美味しいメニューが一杯で、あれもこれもと、1品ずつ注文して3人で分ける。
 きゅうり浅漬け、タコカルパッチョ、松阪牛ステーキ80g、ガーリックライス、モツ煮込み、自家製ウィンナー、自家製いか塩辛、げそ焼き、そして紫芋アイス。
 帰りにマックラップとシェイク。おなか一杯!

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11月14日

 お昼に党本部にて法務部会。
 議題は、団体規制法の見直しについて。
 発表者は、金沢オウム真理教対策協議会の能村会長、金沢市町会連合会副会長の東さん。
 法務省、警察庁、公安調査庁、最高裁判所の担当者も出席。
 アーレフや光の輪の拠点施設は全国で28箇所ある。
 その活動の制限や、実効ある規制について要望あり。
 今後、法務部会の中で検討するとの倉田部会長の方針表明あり。
 個別立法措置も視野に入れながら、当面は団体規制法に基づく「観察処分」と「再発防止処分」の中で対応するとのこと。
 金沢からの要望団は、バス一台仕立てて、夜行でやってきた。
 横越徹市議、東元金沢市市民局長、鶴山連合町会会長も同行し、鳩山邦夫法務大臣室にも陳情に上がる。
 鳩山大臣は、わざわざ40分もかけて陳情団に耳を傾けてくださる。
 柳公安調査庁長官も同席し、現行法の中での観察処分の内容や、実態について報告をしてくださる。
 陳情団は、金沢オウム真理教対策協議会の日常の活動を紹介した上で、団体規制法の見直しを要望。
 鳩山大臣からは、現行法上で出来る限りの対応をするようにと、柳長官への指示もあり、また、自民党・公明党の検討会の状況を注視するとの発言いただく。
 国民の記憶の中には風化したかのようなこの問題は、実は現在進行形でもある。
 いまだ全国の拠点施設は活動中であるし、また、犯罪被害者への賠償問題も継続中。
 テロを行った団体やその構成員に対しての規制を強化するなど、包括的な議員立法も考慮すべきではないかと、自民党の法務部会では意見が上がった。
 現行法での「観察処分」と「再発防止処分」の中間に、よりいっそうの情報開示や地域住民の要望にこたえた調査措置がなされるべき、というのが住民側の要望。

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11月13日

 安倍前総理本会議出席。
 1ヵ月半ぶりであろうか、少々むくんだ顔で、以前の穏やかな笑顔を湛えながらやはり遠慮気味に本会議場へ。
 その姿を見つけて多くの同僚議員が駆け寄り、激励の声をかけ、握手。
 テロ新法賛成投票後は、福田総理の席へ駆け寄り、頭を下げてご挨拶。
 本会議散会後、党本部にて幼児教育議連。
 三浦貞子会長、久しぶりに青森よりお出ましいただき、ご挨拶。
 「幼児教育の無償化は、義務化とは違う。保護者の負担軽減策として、議論を詰めていただきたい。 まずは、来年度予算(幼稚園就園奨励費と私学振興助成費)を満額、獲得してください!」と。
 朝、原爆被爆者に対策に関する小委員会。
 原爆症認定問題について議論。
 引き続き、隣の部屋で、「がんばる学校応援団」の講演会。
 あわただしく耳を傾ける。
 さて、衆議院本会議ではテロ新法が賛成327票で成立。
 衆議院の3分の2の議席は、320票。
 今日は、本会議出席者455名で、賛成が327票。
 十分「再議決」できる票数。
 大島国対委員長も、
 「再議決できる数字だなぁ・・・」
と、これ見よがしにつぶやいていたが・・・
 しかし、そういう事態が来ないことを祈りながら、参議院での審議を見守りたい。
 その参議院で、午後、「イラク特措法廃止法案」について、民主党の提出議員より説明を受ける。
 なぜ今?
 衆議院でテロ新法が成立したのに、どうして民主党提案の議員立法の説明を受けなきゃいけないのか?
 「テロ新法より先に、イラク特措法廃止法案を優先させなければならない理由は?」
 「提案理由が変わらず同じ法案を提出するのは、これで4度目になる。なぜ?」
 「日本国の国際社会におけるレピュテーションをどう考えるのか?」
などの質問を、民主党議員に重ねるが、当然、「見解の相違」だ。
 参議院でのテロ新法の審議引き延ばし作戦と思われるのだが、まぁ、参議院では民主党が第1党であり、致し方ない。
 粛々と審議を進めて、議決を行い、衆議院送付し、テロ新法の審議につなげなければならない。
 夜、「第49次南極観測船しらせ乗組員壮行会」。
 挨拶で石破防衛大臣がはからずもおっしゃっていたが、しらせは南極観測船ではない。
 れっきとした海上自衛隊所属の「砕氷船」である。
 そして、運行を担当する海上自衛隊にとって、観測員を無事に南極に送り届けるのは本来任務ではなく、付随的任務。
 この深い意味を、我々国民は理解せねばならぬ。
 今日は、観測員と海上自衛隊員の、いわゆる「乗組員」の家族も壮行会に来ていた。
 家族のつらい想いに応えねばならない。

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11月12日

 5時起床、金沢市西準倫理法人会出席。
 スピーチをさせていただく。
 株式会社「キヌカ」社長の講演拝聴、感服。
 食管法の時代にいかに米販売に知恵を働かせたか、いぐさの生産を止めてどうしたか、農業にいかにして経営判断を導入したか、のお話。
 そして、「舐められる塗料」を開発するまでのエピソードをお伺いする。
 「競争」なきところに発展はない、という、あたりまえの発想をなぜに農業に導入しないのか、と。
 耳が痛い。
 雷雨の中、始発便で小松空港を出発、9時過ぎには小春日和の羽田空港に到着。
 議員会館に入り、執務。
 輪島市議会議員の椿原さんの支援青年部の皆さまが訪問してくださる。
 世間話をして記念撮影。
 皆さん、窓の外の新議員会館建築中の騒音が気になる様子。
 「馳さん、うるさないがけ?」
 「気にならないっすよ、閉めたほうが息苦しいんですよ、閉所恐怖症だから・・・」
 お昼には幹事長室に入り、テロ特委の審議を見守る。
 民主党は締めくくり総括質疑には応じたのに、採決には応じていない。
 それもまた矛盾。
 「審議は尽くされていない!」と主張はするが、「総理テレビ入り締めくくり総括」には応じるという作戦。
 これは、世間へのアピールと思われる。
 審議時間、参考人質疑、証人喚問、総理出席・・・と、野党要求の審議メニューはすべて消化した。
 しかし、民主党としては、対案も出さない(出せない)し、採決も反対。
 ただし、テロとの戦いにおいて、日本も何かはしなければならないとの認識。
 でも、党内はまとまっていない・・・。
 よって、与党主導の採決日程には応じるが、「審議はまだ尽くされていない、不十分だ、守屋問題もあるし!」と、形ばかりの抵抗をテレビで世論に訴える、というのが方針か?
 案の定、採決時に深谷委員長席に詰め寄るだけの抵抗をしただけで、いつものような乱暴狼藉はなし。
 退席するかもと心配していたが、退席はせず、抗議という抵抗を見せただけ。
 大きな混乱もなく、「抗議している」という絵をテレビの前に見せただけで、採決に抵抗はせず。
 これも、党首会談のおかげでもある。
 両党の国会対策委員長の間で話し合いが行われた成果であろうか。
 明日の本会議には、ちゃんと出席して反対の意思表示をされる模様。
 さて、次は参議院審議だ。
 参議院は民主党が第1党。
 議長も議運委員長も外交防衛委員会委員長も、民主党。
 よって、審議ペースも採決も民主党リード。
 どういう国会運営をするかはすべて民主党次第。
 会期末まで審議を遅らせる(審議未了=廃案)作戦か。
 しかし、臨時国会は2度まで延長できるから、与党としては、再延長して衆議院で3分の2再議決できる。
 すると、
 「参議院の審議を無視した!」として参議院で福田総理問責決議案を出すのか?だ。
 問責決議案を出せば可決するし、それを福田総理がどう受け止めるかだ。
 与党としては、逆に衆議院で内閣信任決議案を提出して火消しも出来るが・・・。
 「それは世論を見極める!」というのが民主党の戦略らしい。
 ・・・わが国が主体的に判断すべき国際貢献を世論の動向に任せるというのも、いかがか。
 午後、党本部にて富山県議会と石井知事の陳情を、伊吹幹事長の代理として副幹事長として受ける。
 北陸新幹線早期整備に向けてと、道路特定財源堅持。
 「知事、地方負担分3分の1問題や、並行在来線経営安定化問題は、石川や福井と歩調を合わせてくださいね!」
 「わかっとるわかっとる、今日は富山県だけの陳情やけど、今度は北陸皆でくるさかい!」
 「道路特定財源の、暫定税率延長なしだと、富山はいくらの穴が開くんですか? 石川は113億円ですが!」
 「県と市町村分と合わせれば、200億円や・・・なんとしても暫定税率維持をしてください!」
 「議会対応はどうなってますか?」
 と、県議会議長にお伺いすると、
 「意見書を出すことになると思うわ!」
 「県連としてはどうしますか?」
 と、鹿熊幹事長に伺うと、
 「党本部の支持にしたがって、市町村支部に連絡し、それぞれの12月議会で対応します!」
 とのこと。
 夕方、健康センター。
 バイク、足上げ、背筋、首押し、足前後、ダンベルプレス、ダンベルカール、ラットマシン。
 夜、日朝関係で勉強会。
 拉致問題をいかにして動かすか、在日教育問題をどう取り扱うか、経済制裁解除に向けての課題、核無力化に向けてのロードマップなど、国交正常化に向けての課題検討。

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開設日: 2005/10/21(金)


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