京都

　市民グループ「旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画京都実行委員会」が、旧日本軍の「慰安婦」とされたフィリピン人女性２人を招いて証言集会を１１日、左京区の京大会館で開く。２人は１４、１６日にも京都市内で証言する。

　２人はゲリラ捜索で村に来た旧日本兵に拷問・レイプされ、駐屯地へ連行されたというピラール・フリアスさん（８０）と、両親や弟たちを惨殺されたうえ、三姉妹と共に駐屯地へ連行されたというナルシサ・クラヴェリアさん（７９）。

　１１日は午後２～５時、一般５００円、学生３００円、１８歳以下無料。１４日は午後４時２０分～５時５０分、左京区の京都精華大対峰館。授業の一環だが無料で一般聴講できる。いずれも問い合わせは同実行委の浅井さん（０９０・８１２４・７７５２）。

　また、１６日は午後４時半～７時、北区の立命館大末川記念会館で参加無料。問い合わせは国際言語文化研究所（０７５・４６５・８１６４）。【太田裕之】