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いじめ根絶 3000羽の誓い瑞浪の中2自殺1年 遺族に届く1000人を超える人から寄せられた折り鶴(23日午後7時30分、岐阜県瑞浪市内で)
岐阜県瑞浪市の市立瑞浪中学2年の女子生徒(当時14歳)が、いじめを苦に自殺してから1年を迎えた23日、瑞浪市内の主婦ら3人が中心となって集めた折り鶴約3000羽が、遺族に届けられた。 折り鶴作りを呼びかけたのは、同市の主婦、春日井佐恵子さん(46)ら3人。「いじめや女子生徒のことを忘れずにいてほしい」と、約1か月前から知人らに声をかけたところ、愛知県や静岡県の人も含め、1000人を超える人々が協力した。 この日夜、女子生徒宅を訪れた春日井さんらは、色とりどりの折り鶴を仏前にささげた。折り鶴には「いじめをなくしたい」「命の大切さに気づかされた」というメッセージも添えた。 女子生徒の母親は「きれいなものやかわいいものが好きだったから、うれしがると思う」と感謝していた。 一方、瑞浪中では同日、全校集会が開かれ、いじめをなくすことや命の大切さを改めて確認した。また、集会に先立って同市教育委員会の神谷猛夫教育長が女子生徒宅を訪れ、「二度と悲しい事件が起こらないように、いじめの早期発見、早期対応に取り組みます」と遺族に誓った。 (2007年10月24日 読売新聞)
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