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第七回

ニィニィさん
【プロフィール】
□名 前: ニィニィ
□種 類: 猫(ミックス)
□性 別: オス
□年 齢: 1歳

 

 こんにちわ。柳本です。
今日ご紹介するネコは八十田家のニィニィ君(オス・ミックス)。9月に1歳のお誕生日を迎えた若さあふれる青年です。
事前の情報では、とにかく攻撃的。ご主人も「小さなライオン」と呼んでいるほどだとか・・・素人の僕はこれを聞いてもいまいち想像ができませんでしたが、まぁ実際会ってみれば意外と打ち解けもするでしょう。と、勝手な予測をして八十田家にお邪魔しました。

柳本「こんにちわー!」

ニィニィ『ウゴォォォォォォゥゥゥゥウゥゥルルル・・・・』

柳本「・・・(本当に怖いじゃない!)」

まれに夜中、外からネコの喧嘩の声が聞こえてくることがありますが、そんな声が目の前で奏でられております・・・。僕の姿を見るなり体を前傾姿勢にして、毛を逆立ててうなり始めます。うかつに近寄っただけでパンチが飛んできそうです。

『ずっと家の中で過ごしてて、外へは出さないので、お客さんが来ると誰にでもこういう態度なんです。』

とご主人。インターネットの里親募集で八十田家に来ることになったニィニィ君は、これまでに何度も人に慣れさせようと、挑戦してきましたが一向に進展がないとか。

『臆病者なんですよねぇ。自分の部屋に見慣れないものがあると、何にでもこういう反応なんで気にしないでください。』

そんなニィニィ君が唯一苦手なのはパソコン机の下。なんでも以前、御主人が仕事にいっている間にそこへ潜り込み、電源コードに絡まって出る事が出来なくなったとか。夜遅くに帰ってきた御主人にようやく救出されて以来、一切立ち寄らなくなったそうです。 お話を伺っている間も、距離をとってずっと唸っています。距離が少しあったのでまだ僕もなんとか平静を保てましたが、いつまでも遠巻きで見ているだけではいけません。意を決してもう少し近い距離でご挨拶を・・・ということで、カメラをもって恐る恐るニィニィ君のもとへ・・・

『ヴァァァアァァァアアァァ』

僕の持っているカメラを見て、ズリズリっと後ずさりをしながら威嚇するような声を出しています。まさにいつ襲い来てもおかしくない緊迫した雰囲気。シャッターの音が聞きなれないのか、相当嫌がっています。

柳本「ちょっと撫でてみていいですか?」

八十田『バンソウコウ用意してるので大丈夫ですよう(笑)』

僕が思いきって手を伸ばし、体を撫でようとしますと、

『ンガ!ンガ!』

がっつんがっつんパンチを応酬!
パンチのモーションの度に
ビクッ!ビクッ!と体が跳ねる僕。パンチは痛く、御丁寧にさらに噛み付いてきます。

『ウゥゥゥゥゥゥゥ』

「うぅぅぅぅぅ・・・」

案の定手には沢山のひっかき傷。そして一部出血
ネコに引っかかれるというのは痛いものなんですね!

しかし、今度また会うときにはもう少しまともなコミュニケーションを取れるようにしてきます!
前回に引き続き今日も いい体験をさせてもらいました!

 

他のペットさんもどうぞ!
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