現在位置:asahi.com>教育>子育て>育児ファイル> 記事 保育園を選ぶ:5 保育園以外の預け先 普光院亜紀2007年11月18日 保育園のほかにも、毎日夕方まで子どもを見てくれる預け先があります。 3歳以上に限定されますが、幼稚園の「預かり保育」(通常保育終了後の保育)はこの10年ほどで急速にふえ、今は私立幼稚園の大半で実施しています。 昨年10月から「認定こども園」という制度もスタートしました。幼稚園が長時間保育をしたり、保育園が就労家庭以外の子どもの保育をしたりすることを認めて、「認定こども園」という公的な看板を掲げられるようにしたものです。幼稚園・保育園の両方の認可をとっているところ(両方の補助金を受けられる)、片方しかないところ、自治体助成の認可外施設などが入り交じっています。 自治体の制度によりますが、保育園認可をとらない「認定こども園」の場合、調理室がなかったり(給食が外部搬入)、国の補助金が出ないため、長時間保育や3歳未満児の保育の態勢が整わなかったりする場合もあります。07年度の「認定こども園」は100園程度ですが、これから増える見込みです。 保育園は0歳から6歳まで、就学前教育も含んだ長時間保育を行っていますが、幼稚園には、そのような蓄積がありません。午後も子どもが十分に活動できる充実した保育をできるかどうか、母親が働くことに理解があり、就労を支えようとしてくれるかどうかは、幼稚園、「認定こども園」を選ぶときの指標になるでしょう。 このほか、市町村が助成する保育ママ(家庭福祉員など)でも、個人の家で3人程度の3歳未満児を預かってくれます。(「保育園を考える親の会」代表) 育児ファイル バックナンバー
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