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日立信息系統、SISTと日本向けIT人材育成センターを設立
2007/11/19(月) 17:51:14
日立グループの日立信息系統(上海)有限公司(HISS)はこのほど、賽斯特IT教育集団(SIST)と提携して瀋陽で「賽斯特日立システム・ソフトウェア人材育成センター」を設立し、ソフトウェア開発の日本向け人材育成を行うなどの協議で合意に達した。
賽斯特日立システム・ソフトウェア人材育成センターが完成した後、HISSは同センターに高レベルかつ全面的な技術サポートやカリキュラム、教員リソースなどを提供していく。一方、SISTは瀋陽市政府の協力の下、ソフト・ハード両面の設備環境や強力な市場ニーズを提供していくという。同センターを受講しテストに合格した学生は、国際的なトレーニング修了証書を取得。両社はこれら学生に対して、中国内外の一流の日本向けソフトウェア・アウトソーシング企業を紹介していく。
HISSは日立が2002年に中国で設立し、主要事業はコンピュータ・システムの開発と販売、コンピュータ・システム・ソリューション、ソフトウェア自主開発、ERP導入ソリューションなど。2002年から2006年までの4年間で、日立の中国におけるソフトウェア・アウトソーシング開発は10倍の規模になった。
2002年に設立されたSISTは、大学生を対象としたIT業界就職のための人材育成、再教育、人材紹介などを行う全国的なIT教育サービス企業。同グループは中国内外2000社余りの企業と人材育成事業で提携しており、5年間で育成された日本向けIT人材は約5000名。1000人近くを直接、あるいは間接的に日本のソフトウェア開発業務に従事させた実績を持つ。(新華社11月19日)(編集A/A)
配信: 新華社
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